映画２本鑑賞

二日続けで映画を見ました。最初はひまわりと子犬の七日間です。
動物園に勤めていたパパ堺雅人は園の封鎖に伴い保健所に勤めを変えます。
無類の動物好きなパパは意に反して犬の捕獲、処分という職場にいました。
保護した犬の里親探しに奔走し娘も写真を手に貰ってくれる人を探しパパの手助けをしていました。

そんなある日親犬と生まれたばかりの子犬３匹を保護しますが、子犬を守るため親犬は人を寄せ付けません。
凶暴な親犬は７日間しか生きる猶予が残っていません。
そこでパパは犬舎に泊まり込み何とか母親を和ませ人になれるよう話しかけ続けるのです・・・

協力を惜しまない獣医に中谷美紀、無気力同僚にオードリーの若林正恭などが共演していますが、
若林はやる気なく不貞腐れた様子を好演していました。
涙もろい私は最初から最後まで泣きっぱなし状態でした。

次の日劇場版歌舞伎・法界坊です、勘三郎さんに会いに行ってきました。
法界坊は四、五回見たでしょうか東京の隅田川沿いや浅草寺の中村座にも大阪扇町公園にも行きました。
法界坊は千三つの真実もない途方もない無頼、破戒僧であります。

高額な掛軸を巡って繰り広げられるぶん取り合戦が繰り広げられます。
３分に一回は笑える内容で手代になりすます若殿勘九郎や若菜売りにやつす姫君七之助をあろうことか、
父勘三郎はすまし顔の二人を笑わせてやろうとあの手この手・・・
笑いを噛み殺し苦悩する二人を見るのも面白い、やりたい放題です。

歌舞伎が難解で臆している人こんな歌舞伎もあります。
料金的にも劇場で見れば１万円余りの観劇料が必要ですが映画館なら２千円で見れますよ。
勘三郎さんの大活躍ぶりを見て改めて惜しい、惜しい人が居なくなった悲しみに涙でかすむ場面もありました。

１０日ぐらいで次の演目が上映されます。
しばらくムービックス通いが続きそうな予感・・・あり。