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石川遼とUSツアー 201 炎の反撃   遼を遮るBig Young Lion は、アブダビで善戦、リッキーに軍配

2016-01-27 | 危うい日本のゴルフの世界

Abu Dhabi HSBC Championship 2016

Rickie- Fawler  力でもぎ取った優勝


今、世界のゴルフを熱くさせるのは、Big Young Lion の3 選手であることには、だれも異論はあるまい。

一人は、スピースであり、ロリーマクロイであり、もう一人は、リッキーファーラーである。その三名が、Abu Dhabi HSBC Championship に勢ぞろい。

白熱した戦いを繰り広げた。最終ホール、72ホール目のパー5を、マクロイは,長打をいかし、6メートルにオン、あろうことか、軽いスライスラインを読み切り、

見事、イーグルで15アンダーにして、後発のリッキーを待つ。リッキーは、17アンダーから、15番でダブルボギーをたたき、15アンダーにしたものの、次のホールで。バンカーからダイレクトチップインでイーグル、17アンダーの戻し、その勢いは止まらない。18番、72ホール目、ボギーにしたが、16アンダーで優勝、昨年のプレヤーズで逆転優勝が、まぐれでないことを実証したようなマネジメントで、他を圧した。リッキーの強さは、飛距離が伸びたことは、前述のとおりだが、インパクトへ向かう前のテークバックで、体と両腕が膠でくっつけたように、離れないマシーンであるのが、きわめて鋭いボールを操れる力である。

もちろん,ドライヴァーは、マクロイに劣るが、頭を中心にした独楽型の巻き付けるスイングは、マクロイやスピースには、驚異に映るだろう。スピースは、すでに、ヒュンデイハワイで優勝しており、幸先がすこぶるいいので、4月のメジャー、マスターズ二連覇に向かう姿勢が感じられる。当然、マクロイもリッキーも

マスターズを念頭に置いて、調整しながら、数試合を消化する。一時は、遼も、R3』時代到来といわれるほど、上位の評論があったのは、事実で、リッキー。ロリー。リョウ とヤングライオンの柱とみなされていた。遼の代わりに、スピースが、急先鋒で上昇し、メジャー2勝を早くも記録。ヤングライオンの中では、頭一つ、抜けているといっても過言ではない。リッキーは、記者中間でも、マクロイ、スピースを凌駕するには、力不足と表していたが、どっこい、今のリッキーは別人のような自信とボールストライキングをもって頼もしい。崩れないのだ。だから、記者は、80回マスターズの優勝候補にリッキーを挙げている。スピースの2連覇を阻むものは、マクロイでなく、リッキーのように思うからである。それほど、アブダビの活躍は、素晴らしいものがあった。遼と同じくくらいの体格で、マクロイもリッキーも、世界の頂点を目指して臆するところはない。

 

 リッキーのスイング,リッキーのブラスター              

Macilroy のスイングに完成度

 

 


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