遼は、日本人でツアーの切符を持っていたたった一人のプレヤーであった、最終戦、前述したウインダム選手権の5位以内が、来期への切符(tour card)への挑戦であった。最終日、67のスコアで追い上げたが、奇跡は起こらなかった。結果は、天国と地獄のはざまのサババルゲームで上位25名に入る以外に、ツアーの切符は、手に入らない。
そのゲームに参加するのは、USツアー競技、126位から200位までの選手、下部ツアー75位までの選手で総勢150名の選手が、25の枠を求めて、熾烈な戦いを演じる。遼が選手生命をかけて、待ったなしのゲームに入る。かわいそうな気もするが、試練と受け止めれば、千尋の谷底へわが子を投げ落とす獅子にも似て、表面で泰然として、心で涙を流すファンは、記者だけではあるまい。25位に入るは、現在の遼では、確率は低い。でも、不可能という言葉はない。
ウインダムドットコム選手権で、優勝したパトリックリードは、ツアーカードを手にするまで、マンデー専門の選手であった。ジョーダンスピースをプレーオフで撃破して、スターダムに躍り出た23歳のヤングライオンだ。ジョーダンスピースも、ジョンデアクラッシックで優勝し、二億円も手にした。シンデレラボーイである。フェデックスランキング、14位になっている。英樹の強敵であろう。まだ、20歳という英樹とほぼ、同じ齢である。
だから、遼が欠かせない。
遼の進撃を、応援して、ツアーカードを持たせようではないか。そうすれば、若武者二人、日本男子が、まず、ツアーを優勝し、メジャーへまっしぐら、
日本人の夢も叶うと断言出来る。
英樹は、15位に入り、104位くらいで、今年10月から始まる2014年度USツアーカードを手にして帰国した。プレジデントカップの試合も難なく、推薦を受け堂々とUSツアー選手に対して、アジアオーストラリアと南アなどのヨーロッパ軍団を除く合成編成選手団の中に籍を置き、戦う。いままで、丸山茂樹が全勝するなど、スマイリーキラーの異名を持って、その名でマルちゃんは、ゴルフ界の寵児になったのは、有名な話だ。
いずれにしても、国際的に通用するプロは、現在では、この若手二人だけだ。後に続く若武者は、偏に老人化していて、期待が持てない。死に物狂いでゴルフに向かう遼を、激励応援するのは、当然な話だ。まだ、チャンスはある。誰にでも、チャンスは来る。天国と地獄、マスコミは、安っぽい論評を、避けよう。
曇っていても、明日は、虹が出る。
全国消費者国民運動連絡協議会
国際ゴルフ記者クラブ協会
全国ゴルフ会員の権利を守る弁護士団シンポジューム
日本時事新聞社
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