Crowne Plaza Invitational at Colonial
Thursday May 21 - Sunday May 24, 2015 • Purse: $6,500,000 • Winning Share: $1,170,000 • FedExCup Points: 500
遼の進撃 ボギーを忘れた時の強さ !!
久々にボギーなしのゴルフを展開した遼、初日、6アンダー、ケヴィンナ、ウイークリ、スピースとトップに並ぶ。
記者が常に口にしているボギーなしのゴルフを目指せば、バーデイの数がすこぶる多いのだから、トップを継続できる事実を、知ってもらって、まずは、うれしい。
マスターズチャンプのジョーダンだけが、特別に注目を集めるクラウンプラザは、欧米の記者たちが、遼にも視野を広げているのは、いかにショートゲームの完成度が高いか、評価が上位にあるからだ。Day 1も、そう当に長いパットもこなしていたし、グリーンサイドのラフから、ダイレクトに入れるなど、久しぶりに遼の安定度が周囲の目を引き付けた。
やはり、マクロイとナンバーワンを競うスピースは、クラウンのフィールドを難なく、こなして見えるのは、ゴルフ界を引っ張るだけの魅力にあふれている。マクロイは、BMW世界選手権で、WentworthでDefending Championとしてプレーしている。
いま、世界的には、タイガーをしのぐ成績で、マクロイが筆頭であるが、スピース、ファラー、が一線に並んでいるといってもいい。遼が、これに加わるためには、現在の調子に味を付けながら、虎視眈々と狙っていくだけの余裕を作ることだ。記者は、100%その時が近いと言っておきたい。遼について、記者が甘いのでは?といぶかるジャーナリストもかなりあるが、包括的に判断を加えた論理であるから、自信をもって遼を見ているのだ。35年のツアー取材の経験で無駄な言い方はしない。