Ｔｈｅ Ｐｌａｙｅｒｓ 選手権 予見 ２
前述の続きで、遼のことに触れる。記者に痛烈に、遼の擁護が過ぎるのでは、と批判を受ける。なぜ、記者が、遼のパーフォーマンスを１６６回も継続しているのかは、別にして、遼の進歩を整理したうえで、上昇気流にある技術を解説しているので、理解をふかめてもらいたい。日本のギャラリーは、理論よりも感情論に流される傾向にあり、残る１６試合を、充実した成績を残せるのか、あまりにも、予選通過が厳しかったではないか、などと質問をしてくる。予選をクリアできなかった時でも、ワンストロークのカットが数度あり、いま、一歩の段階にあった。
世界一の折り紙の遼
遼の飛び切りのニュースを教えよう。 まず、５５ヤードから１０５ヤードまでの、ショットは、ツアーナンバーワンであること。加えて、グリーンを外した時のアプローチも、また、ツアーで一番であること、この二つは、ツアーを消化する点では、重要視されるべきである。ただ、言えることは、ボギーの数を減らすことだ。
スピースやマクロイはボギーをたたかない。バーデイの数では、遼も負けていないはずだ。
スピースに、どこが差をつけられているか、これは、まず、マクロイが、ジョーダンのパッテイングを勉強したいというほど、うまいので、遼は、パッテイングで大きな差をつけられている。マクロイとの差は、ドライヴァーの飛距離だろう。後、ゴルフスコアマネジメントの差である。
遼の決定的粘りと自信は、２００９年、グレッグノーマンが率いたプレジデントカップで、鳴り物のバッバワトソンを退けたゴルフに尽きる。それから６年が経過している。
だから。記者は、遼の活躍が継続する日が遅からず、眼前に来るといっているのだ。アマの世界と違って、プロの世界は、４Ｘ４＝１６が基準となる。
つまり、一日、４アンダーペースのゴルフができないと、優勝に絡めない。難易度が全米オープンのような、パープレー基準に設定されていなければ、１６アンダーが、ツアーのタイトルを取るための数字であろう。
遼は、パッテイングが、スピース並みに行くと、面白い数字が表面に出る。つまり、驚くべき優勝の可能性がおおきくなるのだ。英樹にも、同じことが言えるのだが。
現地のコメンテイタ―は、このプレーヤーズ選手権のソーグラスについて、こう述べている。
勝負は、もちろん、１６番、１７番、１８番と上がり３ホールは、気が抜けない。だが、一番、難しいのは、グリーンサイドである。
グリーンをこぼした時に、バミューダグラスの逆シバは、やさしくないこと、ここが勝負になるというのだ。逆目のバミューダーは、恐ろしい。跳ねたり、ウエッジなどが、滑らないしぬけないからだ。たまには、ホールをはるかに超えてしまうほど、厄介なのだ。英樹はピーターコウエンに教わったことを忠実に守っているので、トップ争いに絡めるはずだ。
常に優勝候補に挙げられるのは、安定度が高く、ボギーが少ないので、バーデイが輝かる。
Thanks to Chris Condon, Picturte , seeing at No.17 hole /PGA/Overview
前回、優勝のカイマー、ソーグラスの難しさを語る。
確実に、集中力を高めて、ボールに魂を入れる。遼と回れるのを、楽しみにしている。
現在、英樹と小田孔明が的中、女子はいない。
オリンピック公認メデイア、www.thegolftimes.net
