
おかげさまで、朝日新聞(奈良版)が私の「ズバリ!奈良検定2級の要点整理」を紹介して下さって以来、同日(9/24付)のブログ記事へのアクセスが激増している。新聞の威力というものは、大したものである。
※「“奈良検定”ズバリ解説」朝日新聞奈良版(11/29付)
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000711290003
昨日も嬉しい話を聞いた。知人のMさん(お取引先の若手社員さん)が、奈良検定2級を申し込まれたのだ。Mさんは奈良県とは山ひとつ隔てた藤井寺市(大阪府)にお住まいで、大阪市内の会社に通っておられるが、私のPR(orムリ強い)が効いたのか、受験を決意されとのこと。
しかし試験まで残すところ1か月あまり。350ページものテキストをこれから読みこなすのはムリ(350÷40日=約9ページ)なので、まずは練習問題集(毎日新聞社編)の過去問(07年実施分)のところと「要点整理」に取りかかるのが得策だと、助言させていただいた。時間があれば、テキストの第1章くらいは読んだほうが良いのだが。
※ズバリ!奈良検定2級の要点整理
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/71fa593b91174a1b88f394f5dc2917e5
そういえば明日(12/5)は、奈良検定申込みの締切日だ(郵送の場合は12/5必着)。前半の出足は鈍いと聞いていたが、後半の駆け込み具合はどうだったのか、気になるところだ。
さて、ご覧の写真は大阪市内(中央区)のイチョウである。先日(11/24)、無惨なイチョウの写真を載せたので、埋め合わせに元気なイチョウを探してきたのだ。御堂筋ではない狭い通りなのだが、排気ガスにも負けず、幹や枝は伸び放題葉は散らし放題。しかしそれが、元気な大阪の町によく似合っている。大阪の人は、落葉も気にすることなく踏みしめている。伸びた枝や葉が電線や電柱など目障りなものを隠すので、景色も良くなる。
奈良検定の公式テキストにもあるように、万葉集で「もみち(もみじ)」は「黄葉」と書いた(平安以降は「もみぢ」と濁る)。これは決して黄色い葉だけを指すのではなく、色づいた葉を総称する言葉なのだそうだ。
《秋の山のもみじは黄色から赤や茶褐色までさまざまである。これを万葉集では「黄葉」と書いている。木の葉が色付くことを古く「もみつ」と言った。その色づいたものが「もみち」である》(高岡市万葉歴史館長・小野寛氏 11/15付北日本新聞「悠閑春秋」)
《「黄葉」は古代中国の詩文で唐代まで一般的に用いられていた。それが色にこだわらず「もみち」の用字として日本に伝来したものらしい》(同)
http://www.kitanippon.co.jp/contents/yuukan/8337.html
今年は朝夕の気温低下が遅れたせいで、奈良も京都も、こないだの土日(12/1~2)まで紅葉が楽しめた。正暦寺(奈良市)のカエデは、やっと鮮やかに色づいたと今朝の奈良新聞(12/4付)に出ていたし、大阪のイチョウも(ヒートアイランドのためか)見頃を迎えている。今日からめっきり冷え込むらしいが、しばらく師走のもみじを楽しめるのは有り難い。
※「“奈良検定”ズバリ解説」朝日新聞奈良版(11/29付)
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000711290003
昨日も嬉しい話を聞いた。知人のMさん(お取引先の若手社員さん)が、奈良検定2級を申し込まれたのだ。Mさんは奈良県とは山ひとつ隔てた藤井寺市(大阪府)にお住まいで、大阪市内の会社に通っておられるが、私のPR(orムリ強い)が効いたのか、受験を決意されとのこと。
しかし試験まで残すところ1か月あまり。350ページものテキストをこれから読みこなすのはムリ(350÷40日=約9ページ)なので、まずは練習問題集(毎日新聞社編)の過去問(07年実施分)のところと「要点整理」に取りかかるのが得策だと、助言させていただいた。時間があれば、テキストの第1章くらいは読んだほうが良いのだが。
※ズバリ!奈良検定2級の要点整理
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/71fa593b91174a1b88f394f5dc2917e5
そういえば明日(12/5)は、奈良検定申込みの締切日だ(郵送の場合は12/5必着)。前半の出足は鈍いと聞いていたが、後半の駆け込み具合はどうだったのか、気になるところだ。
さて、ご覧の写真は大阪市内(中央区)のイチョウである。先日(11/24)、無惨なイチョウの写真を載せたので、埋め合わせに元気なイチョウを探してきたのだ。御堂筋ではない狭い通りなのだが、排気ガスにも負けず、幹や枝は伸び放題葉は散らし放題。しかしそれが、元気な大阪の町によく似合っている。大阪の人は、落葉も気にすることなく踏みしめている。伸びた枝や葉が電線や電柱など目障りなものを隠すので、景色も良くなる。
奈良検定の公式テキストにもあるように、万葉集で「もみち(もみじ)」は「黄葉」と書いた(平安以降は「もみぢ」と濁る)。これは決して黄色い葉だけを指すのではなく、色づいた葉を総称する言葉なのだそうだ。
《秋の山のもみじは黄色から赤や茶褐色までさまざまである。これを万葉集では「黄葉」と書いている。木の葉が色付くことを古く「もみつ」と言った。その色づいたものが「もみち」である》(高岡市万葉歴史館長・小野寛氏 11/15付北日本新聞「悠閑春秋」)
《「黄葉」は古代中国の詩文で唐代まで一般的に用いられていた。それが色にこだわらず「もみち」の用字として日本に伝来したものらしい》(同)
http://www.kitanippon.co.jp/contents/yuukan/8337.html
今年は朝夕の気温低下が遅れたせいで、奈良も京都も、こないだの土日(12/1~2)まで紅葉が楽しめた。正暦寺(奈良市)のカエデは、やっと鮮やかに色づいたと今朝の奈良新聞(12/4付)に出ていたし、大阪のイチョウも(ヒートアイランドのためか)見頃を迎えている。今日からめっきり冷え込むらしいが、しばらく師走のもみじを楽しめるのは有り難い。
2級合格をめざしている者です。
公式テキストのあまりの分厚さに挫折しかけていた時に
こちらの「要点整理」の存在を知りました。
おかげさまで、今は楽しんで勉強できています。
奈良を知って、ますます奈良を好きになりました。
私も最終的には自分で要点ノートを作らねば、と思って
おります。
tetsudaさんの「要点整理」をバイブルに、頑張ります!
奈良検定DSソフトが企画されるときは是非、監修を!
楽しく奈良を学んでこその奈良学ですからご貢献は大ですね。
智林堂さんは蔵部Sさんのお知り合いだったのですね、世間は狭いです。私も知らずに、もちいどののお店には、何度かお邪魔したことがあります。また冷やかしに参ります。
> こちらの「要点整理」の存在を知りました。
> おかげさまで、今は楽しんで勉強できています。
Macとのことでしたが、ちゃんとダウンロードできましたか。
> 私も最終的には自分で要点ノートを作らねば、と思っております。
あの「要点整理」は、私の要点ノートです。8か月もかかりましたが、やはり作ることで覚えることは多いですね。
> 楽しく奈良を学んでこその奈良学ですからご貢献は大ですね。
こないだ、「奈良学」を提唱された青山茂氏のご著書を拝読し、改めてこの方の素晴らしさを実感しました。私としては、これから奈良を学ばれる初心者の方の手引きができれば、と思っています。
最近こちらのブログでは襲名披露をしました。
tetsudaさんへ
うちの会社では、リベンジを期す御仁が「要点整理」
をプリントアウトして頑張っています。古墳群の中では馬見古墳群に苦戦中。2度ばかり、しかもだいぶ前に行ったきりです。足と目で体験するとしないとではこれほど違うものなのですね。時間があれば一日かけて馬見へ行きたいのですが。
> リベンジを期す御仁が「要点整理」をプリントアウトして頑張っています。
それは有り難いです。先日会った同僚も、カバンの中に「要点整理」を入れていました。
> 古墳群の中では馬見古墳群に苦戦中。
私も古墳は苦手ですが、家内の実家がこの辺りなので、古墳群中で最大の「巣山古墳」、次に大きい「新木山(にきやま)古墳」(=三吉陵墓参考地)、馬見丘陵公園内に復原された「ナガレ山古墳」だけは、かろうじて覚えました。
こちらでもまたどうぞよろしく。
tetsudaさん、ご来店ありがとうございます。
奈良関係本の棚を充実させるべく、店主と共に日々奔走しております。
検定の勉強はやや停滞中です。。。
(要点整理、Macではダメでしたので知人にコピーしてもらいました)
私も古墳が苦手でなかなか覚えられません。
意外と仏像にも苦戦。
実際に目で見るのがたぶん一番確実なのでしょうけれど、
全部の古墳や全部のお寺を訪ねるわけにはいきませんしね。
せめてもと思って、店にある売り物の写真集を眺めています。
写真美術館の展示もわりと参考になりました。
じたばたしてる間に、あと一ヶ月。
お正月明けというのは酒呑みには厳しい日程です・・!
> tetsudaさん、ご来店ありがとうございます。
> 奈良関係本の棚を充実させるべく、店主と共に日々奔走しております。
奈良検定を契機に、奈良に関する本を求める読者層は確実に増えています。また最近は仏像ブームですし。
今まで私はロードサイドの古本屋チェーンを訪ね、奈良の本を少しずつ買い足してきました。ぜひ貴店でも、奈良本の品揃えを一層充実させていただきたく。
> じたばたしてる間に、あと一ヶ月。
> お正月明けというのは酒呑みには厳しい日程です・・!
ホントにそうですね。年末年始は行事も多いし。私もこれから追いこみです。お互い、頑張りましょう!