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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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奈良まほろばソムリエ検定(第7回)、2級必勝講座受講者は全員合格!(2013Topic)

2013年01月14日 | 奈良検定
昨日(1/13)、第7回奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)が行われた。msn産経ニュース(1/14付)《奈良まほろばソムリエ検定 シニア世代、目立つ 「努力の結果 形にしたい」》によると、
※トップ写真は「せんとくん通信」(県広報広聴課のホームページ)より拝借

“奈良通”のためのご当地検定「奈良まほろばソムリエ検定」が13日、奈良市の奈良大学と、東京都の学習院大学で行われ、2会場で昨年より66人少ない1294人が受検した。奈良市の会場ではシニア世代の受検者が目立ち、日頃積み重ねた知識を生かして難問に挑戦していた。

同検定は、奈良の歴史や文化に精通した人材を発掘し、奈良の魅力を県内外にPRしてもらうのが狙いで、奈良商工会議所が平成19年から毎年実施している。受検者数の内訳は、「奈良通2級」が725人、「奈良通1級」が317人、最高難度の「ソムリエ」が252人となった。

それぞれの応募者数を年代別でみると、ソムリエと1級は60代が最多で、ソムリエでは全体の約38%、1級では約34%を占めた。2級は40代が最多で、約25%となった。シニア世代の受検者が目立つことについて、検定事務局は「退職後の時間を生かして奈良の知識を増やし、第2の人生を楽しむためではないか」とみている。

1級検定に挑んだ大阪府羽曳野市の花房孝一さん(68)は「努力の結果を形にしたくて、チャレンジしている。好きな奈良を深く楽しめるようになりたい」。兵庫県宝塚市の男性(65)も1級検定の受検後、「奈良は古墳や寺社が多く、問題が幅広かった。実際に現地を訪れて学びたい」と話していた。

ソムリエ検定は、選択問題30問のほか、正倉院宝物や吉野山などについて問う小論文も出題された。合否の結果は2~3月、受検者に通知される。奈良商工会議所の森本悦司事務局長は「受検者には検定を通じて奈良の知識をステップアップさせ、活動の場を広げてほしい」と話している。


奈良新聞(1/14)には《目指せソムリエ 腕試し 10~80代1294人受験》の見出しの記事が載り、《近年、受験者数は減少傾向にあるが、ソムリエ合格者有志約200人でつくる「友の会」も活発に活動しており、「検定実施は県全体のおもてなしレベル向上にもつながっている」と同会議所の森本悦司事務局長》というコメントが紹介されていた。

私は昨年11月、「これで合格!奈良通2級必勝講座」という検定対策講座を実施した。この講座は平日開催だったので参加者は4人と少なかったが、おかげで大学のゼミのように密度の濃い講座となった。受講者の1人のMさんという女性から、こんなメールをいただいた。

奈良検定2級の試験を受けてきました。終了後先日のセミナーを受講した4人のうち奈良在住の3人とうちの主人(受験しました!)の4人で、答え合わせをしながら昼食をとりました。自己採点の答え合わせですが、4人とも80点は取れているようです。

セミナー・資料などご指導いただき本当にありがとうございました。答え合わせ後もお店を変えて長々話をしていました。合格はもちろんですが、素敵な仲間が出来たことがとても嬉しいです。お饅頭の漢国神社が試験問題に出ました!もちろん正解しました。(笑)


おお、受講者4人のうち3人が合格されたとは。おめでとうございます! 漢国(かんごう)神社(奈良市漢国町)は、必勝講座のなかで行った「周辺ガイドツアー」で立ち寄った場所である。境内に、饅頭の元祖といわれる林浄因(りん・じょういん)を祀る林(りん)神社がある。問題が的中したとは有り難い。それにしても80点以上とは、すごい。

あと1人、東京会場で受験されたYさん(ご出身は王寺町)からも、こんな嬉しいメールをいただいた。

東京会場で2級を受けてきました。真剣に勉強をはじめたのが12月中旬(遅い!とお叱りを受けそうですが)、この正月には王寺に帰省した折に幾つかのお寺を巡ったりもしました。試験前日の土曜日は朝から過去問題を解いたり、復習したりと、久しぶりにガッツリ勉強しました。

その甲斐あってか昨日の試験では自信を持って解答できたのが70問ほど、当てずっぽうで解答した残りの30問も自己採点では半数以上が正解している様子で、私も2月の結果発表を楽しみに待てそうです。

本当に11月の講座を受けて良かったと思います。漢国神社の問題はもちろん正解しました。ありがとうございます。来年はこの勢いで1級を受けたいと思っていますので、今年は1級対策の講座も開いてください。もちろん奈良まで受講しに参ります。


Yさんも8割以上正解で、楽々合格なのだ、おめでとうございます!「これで合格!奈良通2級必勝講座」の受講者は全員合格!なのだ。この講座はぜひ、毎年続けなければ。そして1級の必勝講座も企画しなければ。

昨年9月には、東京・三越前の奈良まほろば館で「検定で知る!奈良の魅力」(第1回奈良まほろばソムリエ講座 主催:奈良商工会議所)という90分の講話をし、53人の奈良ファンに受講していただいた。今回の検定で、東京会場だけ受験者が増えたのはこの講話が関係しているのでは、と自負している。受講者の1人、MさんはFacebookに

昨年9月に奈良まほろば館でtetsudaさんの講座に参加し、今回、受験することに。自己採点では合格のはず…なのですが。教えて頂いた攻略本には本当にお世話になりました!

というコメントをくださった。おそらく合格されたことだろう。攻略本とは『ソムリエが作る ズバリ!奈良検定2級の要点整理』のことで、2級の試験会場でも、この本をめくる受験者がたくさんいたそうで、これは光栄なことである。

各級四択の正解は、追って奈良新聞などに掲載されるので、当ブログでも紹介することにしたい。受験者の皆さん、お楽しみに!
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四季旬彩 あらき (学園前 和食)

2013年01月14日 | グルメガイド
昨年(2012年)12/4(火)と今年の1/10(木)、職場の元上司だったMさんに、奈良市学園北の「四季旬彩 あらき」にお連れいただいた。駅からわずか5分の場所にこんな良いお店があるのだ。明るくてお洒落なお店で、スピーカーからはジャズが流れる。万惣の長田耕爾さんとは、同じお店で修業された仲なのだそうだ。
※トップ写真はご主人の荒木稔哉さん(12/4撮影)


1/10にいただいた夜の季節会席。お正月なのでおせち風の前菜(以下、同じ)



奈良っこグルメでも紹介されている。《京の割烹や日本料理店で腕を磨いた店主。和の中にも洋のスタイリッシュさをプラスした店内には「季節の旬」が随所に感じられる。 美味なる初物、彩り、生花と五感で春を。日本酒はもちろん ワイン好きの人にもお勧め。人気ゆえ予約を!》。お店のHPには





素材は全て新鮮で安心できるものを。朝産みの卵に奈良の地野菜や都祁村の米、舞鶴直産の干物に、冬場の蟹は舞鶴・香住から…という具合にこだわりを持って仕入れをしております。



長年培った確かな目で毎朝4時に市場に足を運び仕入れる新鮮な魚介類をはじめ、野菜、米、水、卵に至るまで吟味し、地の物にこだわった体に優しい食材を使用しています。妥協を許さないあらきのこだわりです。心に残る純和食をどうぞお愉しみください。 料理長 荒木稔哉

職歴 京都祇園 乃り泉、裏千家茶道会館 庖一、有馬温泉 鴻籠館、リーガロイヤルホテル






知人のおぜんさん(料理研究家)も、かぎろひさん(編集者)も、すでにこのお店を訪ねていた。おぜんさんはランチタイムに訪れ、「四季膳」(今は1,890円)をいただいたようである。プログ「膳-Sai」には《色んな小鉢ものが入ったお弁当です。天ぷら(イカ、野菜類)ご飯、香の物、お味噌汁、デザート(柚子のシャーベット)がつきます。お腹一杯になりました。お味は、煮物類は薄味であっさりして、お出汁も効いて、私は好きです。お魚も美味しかったです》。





かぎろひさんの「かぎろひNOW」には《Uさんが連れて行ってくれたのは「あらき」という小粋なお店だった。ワタクシは学園前で飲むなどというのは皆無なので、もちろん初めてのお店。彼女は常連らしく、店主をはじめお店の人が入れ替わり立ち替わり挨拶に来られるのでビックリ。おせち料理もここで頼んでいるのだという》。


こちらは12/4、二次会で訪れたときにいただいた酒肴



《牡蠣の天ぷらがおいしいのよって、期待したら、品切れで残念。飲んだ後にお勧めの「焼きおにぎり のり茶」。新物の生のりだそうで、その香りのなんと豊かなこと! デザートの抹茶ゼリーもさっぱりしておいしっ(また飲めそう)。こだわりの器もすてき。平らげた後のお皿をパチリ。お店の雰囲気もいい感じ。我々はテーブル席だったが、カウンターはこのとおり満席。若い女性から年配の方まで、幅広い客層に人気のようだった》。



《おいしくて、雰囲気がよくても、奈良のお酒が飲めるかどうかというのは、ワタクシにとってはお店評価の高いポイント。はいっ、置いてはりましたので、大きな二重丸。燗酒には、豊澤酒造の「貴仙寿」、梅の宿酒造の純米「温」・純米吟醸「吟」など。冷やでいきたいところでは、大倉本家の山廃純米「陽の光」直汲み生原酒、美吉野醸造の「花巴 太古の滴」純米無濾過生原酒など》。


夜の季節会席 5,250円より(お店のホームページより)


ランチの彩りミニ会席3,800円(同上)

おぜんさんも、酒豪のかぎろひさんも、満足されたようである。何しろ駅近で小粋で、とても美味しい店なので、いつもよく流行っている。予約がベターだろう。今は燗酒が美味しい季節、気の合うお仲間とぜひお訪ねください!
※食べログは、こちら
コメント (2)
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