水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
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火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)

2013-04-19 | 火山活動の活性化

'13-04-19投稿

 既報(その3)にて、地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす要因
既報の引例を参考にして、
天変要因に係る記載
1)オゾン層の異変、2)温室効果ガスの異変、3)電離層(スポラディック層)の異変、4)赤外線を大量発生させる要因などを紹介しました。

 今回は主に、マグマの活性化に及ぼす地異要因について、

個人的に整理するために、別途、全体を修正・追加更新をする予定です。

 

既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。


 前報の補足として、話が少しそれますが、
既報(その2)にて、電磁波(マイクロ波)による電子レンジ効果(仮説)によるマグマ活動の活性化に係る情報を紹介しましたが、マグマの活性化に及ぼす要因については余り言及されていないと思っています。

 詳細は既報の引例【地震のメカニズム】8.マグマ化説~電磁波による玉突き的熱移動)を参照していただければと思いますが、

地球内部の外核で発生する電磁波によってマントル、地殻をマグマ化する地震のメカニズム(仮説)として、

外核から発した電磁波は地下300km辺りの冷えた岩盤の隙間を通って、今度は冷えた地表面の地盤で反射される。こうして、電磁波は冷えた地表面と地下300kmの冷えた岩盤との間を行ったり来たりして、電子レンジ状態になると考えられる。

 冷たい岩盤に挟まれて電磁波が反射する、かつ、柔らかく溶けやすい岩石で構成された場所が熱の通り道となる。熱の通り道は外核から伝わるだけではない。電磁波の往復によって溶かされた場所からも電磁波が発せられ、玉突き的に熱が伝わってゆくと考えられる。

これらの熱の通り道が地震の多発地域とも重なってきます。・・・

 この熱の通り道は、「角田史雄著『地震の癖』紙」リンクにあるように、

 深くは南極近くから始まって上昇し、ニュージーランドの南域で三方に分かれる。
地中海方面へ向かうルート、南米のチリへ向かうルート、アジアに向かうルート。
アジアルートはさらに、3ルートに分かれる。
①スンダランド(ジャワ)→スマトラ→四川→黄河流域というルート
②台湾→九州→西日本→信州・東北と日本列島を貫くルート
③マリアナ諸島→伊豆諸島→日本列島へ入るルート
がある。
」という。

 プレートテクトニクスとは異なる考え方ではありますが、広範囲の遠隔地同士の地震の連動性が説明できる貴重な考え方あると思われますが、 

 個人的には、昨今、今までの経験ではありえないルートで国内外で連発しているM5~6クラスの中規模地震から鑑みて、
 地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす要因について、プレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)、地球内部で発生するマイクロ波による電子レンジ効果による地殻の加熱だけでなく、例えば、各種電磁波による電離層、オゾン層の乱れによる宇宙環境からの放射能などによる熱の増加、核爆発によるストレス、原発周辺などに限らず随所で散見される地下水の放射能からの熱など地殻および地殻内部のマントルを脆弱化させる要因も含めて対策する必要があるのだろうか?と推察しています。

 前報の個人的な妄想のひとつとして
天変要因の入熱による海水温度上昇がマグマの活性
に及ぼす影響として、この程度の温度では直接マントルを加熱してマグマ化はしないが、間接効果として水の表面張力、粘度は小さくなることによって地殻内部まで浸透しやすくなり、マグマの水素爆発などによって震動させ易くなるのでは?」と想っていますが、
 もうひとつ、これらの電磁波、および放射能の中で地殻、マントルなどに対する透過性を大きくする条件が整えれば、特定の地殻成分に直接、吸収された後、励起によって加熱させてマグマを活性化させることも考えられます。

参考投稿:

(その22:なぜ砂鉄鉱床地域で震度5以上の地震が発生し易いのか?に係る雑感
(2012-12-22)


 直接、地殻、マントルを加熱してマグマ化することもありえるかどうか???


また、大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?(仮説)
(2012-11-03)

と超妄想したことを思い出しましたが、圧電効果によって発生した電流の高温超電導体化的現象が起これば?????、その電流によってマグマは加熱による連動性はもっと起こりやすくなります。

<世界の火山帯>              <世界のプレート>  
   001

 引用:http://www.palacap.co.jp/ex/index.html 引用: 

 というのは、過去の巨大地震は
既報引例によれば、

地震ランキング 2010-03-01
M9.5 1960 チリ(バルディビア)地震   
M9.3 2004 スマトラ地震  
M9.2
1964
アラスカ地震  
M9.0 1952 カムチャッカ地震
M9.0 1868 アリカ地震  
M9.0 1700 カスケード地震   
M8.8 2010 チリ(マウレ)地震 ← NEW!
M8.8 1833 スマトラ地震   
M8.8 1906
エクアドル・コロンビアの地震   
M8.7 1965 アラスカ(ラット諸島)地震
M8.7 1755 リスボン
東日本大震災はM9.0 2011の位置付けとなります。
*地震 マグニチュードは地震のエネルギーを示す単位。2増えると約1000倍、1増えると約32倍、0.2増えると約2倍のエネルギーになります。

であり、広範囲の連動性を可能にするマグマ化説は有力な考え方ではありますが、南極近くから始まってチリ、スマトラは然ることながら、
 マグマの熱移動伝播速度、および南極がなぜ基点になるのかについて不詳ですが、

 アラスカ、カムチャッカ、東日本、千島列島の場合は距離的には北極圏に熱移動の基点があっても???不思議ではないと妄想しました。

 その場合、思い浮かぶのは前報にも記載しましたが、極圏における例えばオゾン層、電離層の異変の影響ですが、異変によって増大した宇宙・太陽からの放射能、放射線・粒子、電磁波のエネルギーが海、地殻、マントル、マグマを放射化もしくは励起(電子線、紫外線、ニュートリノなど)および振動加熱(赤外線、電波など)することに伴う熱エネルギーによって刺激され易いのだろうか???とも推察されます。
 例えば、太陽エネルギーの場合、オゾン、電離層などに異変が発生すれば、今まで吸収されていた大気上空のエネルギーが地上に届き易くなるのだろうか?
 

        (google画像検索から引用)

 また、既報のロシア隕石落下の引例によれば、隕石の場合は着氷した湖面で発見されましたが、一般的には海に落下することが多い?とも言われ、いずれにしても、天変によって地表に届きやすい微粒子、電子線、電磁波のエネルギーは極圏近傍が多い?ことが妄想されます。

 
話を戻して、
以下、マグマの活性化に及ぼす地異要因に係る引例を記載します。 

 2.地異関連
1)天然資源の掘り尽し
石油、メタン、天然ガスなど化石資源を掘り尽くしてシンクホール・地盤沈下の多い地域

 実績ベースで思い浮かぶのは、
記憶に新しい
イラン南東部震源、M7.5、深さ18km

 ウィキペディアによれば、
新潟地震 M7.5 震度5 深さ34km
1964年(昭和39年)6月16日

日本海中部地震(秋田県能代市西方沖) M7.7 震度5 深さ14km
1983年(昭和58年)5月26 日

新潟県中越地震 M6.8 震度7 深さ13km
2004年(平成16年)10月23日

新潟県中越沖 M6.8 震度5 17km
2007年(平成19年)7月16 日

⇒震源深さは約10~50kmであるようです。

油田の存在深さ、掘削深さは現状個人的には不詳ですが、
ウィキペディア「石油プラットホーム」で調べてみると、
 「・・・一般的に、石油プラットフォームは大陸棚に設置されるが、技術の進歩に伴いより深海での掘削・石油生産が可能になり、石油価格の高騰に伴いコスト的にも見合うものとなりつつある。指向性の掘削技術(Directional drilling)により、1つのプラットフォームから異なる深度の複数の場所(約8km以内)に向けて、30ほどの坑井の掘削を行うことが可能である。・・・」という。

2)天然資源掘削時のストレス
1)との関連で、掘削時にどのようにしているのだろうか?調べてみました。
引用:http://www.japt.org/abc/a/gijutu/ayumi.html
(一部抽出しました。)

 掘削技術のあゆみ「・・・20世紀に人ると、石油掘削技術は飛躍的に進歩しました。綱による衝撃式掘削方式は、次第にロータリー式に置き換え られました。掘削深度の記録もだんだんと書き改められました。
 この分野では、アメリカが長い間記録保持者でしたが、 1980年にソ連が北極圏でl万メートルに達する井戸を掘って記録を破り、1985年に12,000メートルまで記録を伸ばしたあと、更に15,000メートルを目標に掘り進んでいます。・・・

掘削の先端技術「石油の探鉱の目が僻地、極地、深海といった、いわゆるフロンティアに向けられるにつれて、油井の掘削費は莫大な額にのぼるようになってきています。経験と勘に多くを頼るような掘削方法はもはや認め難いものとなり、さまざまな角度からデータを分析し利用すること、つまり掘削作業の科学的コントロールがますます強く求められています。

 掘削作業の科学的コントロールは、正確な掘削情報とりわけ坑底情報をリアルタイムで入手することから始まり、入手した情報を処理した後、現場の作業にフィードバックすることで完結します。

 この各ステップに対応して研究開発の焦点となって いるのが、MWD(Measurement While Drilling)、掘削制御プログラムとデータベース、そして、掘削作業の自動化です。

初期のMWDはもっぱら傾斜掘りの制御に利用され、坑井の傾斜と方位及び傾斜掘り機器の向きをモニターするために使われました。

 その後、ビット荷重や回転トルク等の掘削パラメータの測定が可能になり、更に最近では、地層の比抵抗やγ線等の地質情報を得るためのセンサーが開発され実用に供されています。

 将来はワイヤライン検層にとって代わり、掘削と検層とが並行して進行することが考えられます。

 このような情報量の増加に対応するために、伝送速度の飛躍的向上を図る方法が研究され、泥水を媒体とするマッドパルス方式やマッドサイレン方式に代わって、地中を伝わる極超長波の電磁波を利用するEM‐MWD(Electro‐Magnetic MWD)が有望視されています。」という。

⇒15,000メートルを目標に掘り進んでいるという。

3)地球温暖化による地殻熱膨張の影響

地球温暖化と地震との関係に係る記載
(地殻の熱膨張の影響について)

教えてgoo 2006/03/26
(一部割愛しました。)
地球温暖化による海面水位の上昇要因は、海水の温度膨張が一番多く、その他氷河・氷床の融解などが原因と考えられています。海水は液体なのでスムーズに膨張出来ますが、固体ならば、ひびが入ったり、爆裂しながら膨張せざるを得ません。
地球温暖化によって海水が膨張し、海面上昇するならば、陸地も当然熱膨張し、変形しているのではないでしょうか。温暖化が地震発生の直接的原因とは思いませんが、間接的に何らかのかかわりはないでしょうか。・・・

 回答NO5(ベストアンサー20P)
地球は数千kmという規模の大きさで、
http://www.jishin.go.jp/main/mech/f1-2.htm
内部の温度は非常に高く数kmで100℃を超えます。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/grsj/intro/seishitsu.html
そして地震の直接の原因(地殻に与えるストレス)としてプルームテクトニクス
が考えられていて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB% …
間接的に太陽と月による潮汐力が関わっていると考えられています。
http://ja.wikipedia.tietew.jp/wiki/%E6%BD%AE%E6% …
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/ …
「地球」温暖化とは言っても、地表からたった10km程度の対流圏の温度がわずか数℃上がるだけです。スケールが違いすぎて間接的にも関わらないと考えるのが妥当ではないでしょうか。・・・
」という。

 以下、次報にて調査予定です。

3)火山帯におけるマグマ噴出地域
(大気イオン、火山性ガスなど)

4)高自然自然放射線地域
(40k238U 235U 232Th )

5)地下水枯渇が進んで空洞化している地域
(中東など砂漠、沙地化→砂嵐の発生し易い地質)

6)環境放射能由来の地下水汚染地域
(熱化して海水温の上昇で低粘度、低表面張力で水が動きやすい→マグマの水素爆発を誘起?)

 

  


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