’13-12-30投稿
富士山噴火の可能性は、既報富士山噴火の可能性は確実に100年以内に起こるのだろうか!? 箱根山の地震も活性化中という。(2013-06-05)の記載にて、富士山の噴火の話題を紹介しましたが、一昔以上前、三原山噴火の連動で富士山が噴火するのでは?といわれて久しいですが、一時騒然となったが、結果として幸い?にも発生しませんが、
火山噴火に関しても、的確な予知が科学的に的中できない現状であり、大中小は別にして「またか」「こんな所で」が偽わらざる心境です。
既報もし富士山が噴火したら? 大量の火山灰で家屋倒壊、火山ガスによる呼吸器疾患にも注意という。(2013-06-27) に記載しましたように、火山噴火は地震同様、富士山のみでなく全国数十箇所に存在する活火山にも注目する必要があると思っています。
出典:独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室
小笠原諸島の西之島近くで、11月20日、40年ぶりの海底噴火したことから、その連動性が指摘されていますが、どのようなものでしょうか?調べました。
日刊SPA!
小笠原「新島」誕生で富士山の火山活動に与える影響
http://nikkan-spa.jp/545198
(一部割愛しました。)
「小笠原諸島の西之島近くで、11月20日、40年ぶりの海底噴火により誕生した新たな小島が、その後、噴き出した溶岩流が島全体に流れ出ているため、着々と「新島」化している。早くもYahoo!地図には、まだ“点線”扱いだが、新島らしき形状の島が表示されるなど、ネット上では、日本の領海が“少しだけ”広がった喜びの声で溢れている。
だが一方で、今回の新島誕生が「大地震の予兆」と危ぶむ声が根強くあるのも事実だ。前回、西之島で噴火があった1974年には、死者30人を出した伊豆半島沖地震(マグニチュード6.8)が起きるなど、マグニチュード7レベルの地震が多発。さらには、今回の新島誕生とは別に、今夏の記録的猛暑や大型台風も頻繁に発生したため、これらの要素を巨大地震の「予兆」に結び付けようとする噂が後を絶たないのだ。
武蔵野学園大学教授の島村英紀氏が話す。
「そもそも、大地震の前兆と言われる『宏観(異常)現象』自体、私はまったくの俗説と考えています。特に、今夏の『異常高温』など気温については何の関係も認められない。というのは、例えば東京の地下水の温度が1年中15度であるように、地上でいくら気温が高かろうと地下数kmには何の影響もない。ただし、気圧や雨が地震に影響を及ぼすことはあります。現に、大西洋の真ん中に位置するアゾレス島では、雨が大量に降ると地震が起きる傾向にあり、すでに気圧が低くなると地震が起きるという論文も存在している。今回噴火の起きた西之島近辺はまだ噴火中の状態。今後、火山活動がさらに活発化し、新島が今以上に大きくなるようなことがあれば、さらに上のステージに入り、マグニチュード8クラスの巨大地震が西日本で起きる可能性が浮上してきます」
しかも、今回の噴火は富士山の火山活動にも影響を与える可能性があるという。島村氏が続ける。
「実は、富士山から南に向かって、箱根、伊豆大島、三宅島、八丈島、さらに南下して鳥島、そして今回の西之島へと火山列が連なっており、その先には1952年に大爆発を起こし、31名の犠牲者を出した明神礁がある。この南北に連なる火山列は、太平洋プレートがフィリピン海プレートにちょうど潜り込む場所に当たり、今回に限らず、4月にも三宅島で火山性の群発地震が発生し、時を遡れば1605年に八丈島が大噴火しています。小笠原諸島付近では、昔から同じメカニズムで海底火山の爆発や地震が繰り返されており、今回、新島ができたエリアは、10年で1mもプレートが動き、巨大な地震エネルギーが蓄積されているのは紛れもない事実。実は、世界ではマグニチュード9を超える巨大地震が、東日本大震災を除いて過去5回起きましたが、その4年以内に地震が起きた付近で火山が噴火しているデータもあり、この関連性に則れば、富士山が6回目のケースになる可能性もある。富士山のもっとも最近の噴火は宝永の大噴火(1707年)。300年以上にわたって富士山が噴火しなかったことはなく、むしろ、長い目で見れば現在の静寂は極めて珍しいことなのです」
東日本大震災の影響で、日本列島を中心に大きな地殻変動が起こったというが……。新島誕生のお祝いムードに水を差したくないが、しばらくは注視が必要な気配だ。 <取材・文/日刊SPA!取材班>」という。
⇒富士山噴火、および大地震の予兆現象については数多く言われていますが、しばらくは注視が必要な気配と思われます。
参考投稿:
富士山噴火の可能性は確実に100年以内に起こるのだろうか!? 箱根山の地震も活性化中という。(2013-06-05) の引用記載によれば、
既報地異に係る記載(その23:富士山の滝沢林道で大規模な地割れが発生 したという。)(2013-04-09)によれば、 47NEWS 2012/07/10 【共同通信】富士山5合目に亀裂、約20m 気象庁「噴火の兆候なし」に引き続いて、2013/04/08さらに大きな地割れが発生しているのは、富士山の五合目から下った標高1980メートル付近で発生して道路の半分ほどが大きく陥没したような映像となったという。
最近の情報では、富士山で異変!巨大地震の予兆か 林道陥没、浜名湖周辺ではアサリ激減、アユ大量死という。(2013-05-15)以前の気象庁のコメントでは噴火との関連はないようですが、既報の世界各地で発生している地異現象と比較して規模が小さいようですが、噴火に対する油断は禁物か。
というのは、既報地震および津波に係る記載(その51:大陸移動による奇妙奇天烈なプレートの動きがあるという。)の引例に記載されているように、「プレート端部での潜り込みの方向を見るとバラバラであるのが分かります。一体剛体であるはずのプレート(といっても、お椀のようなシェル構造ですが)にそんな器用な動きが取れるのでしょうか。これではゴム板のようです。」という。
参考関連投稿:
地異に及ぼす要因に係る記載(09-14更新 その5:シンクホール(地殻沈没)現象)
その他関連投稿:
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