Kids COMMUNICATION FACTORY & TEAM-KCF

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奥飛騨温泉郷 福地温泉でノンビリ1人旅  (その3)

2017-09-06 23:59:59 | 旅行
今日も週末に行ってきた、奥飛騨温泉郷の旅レポの続きです^^

夕刻は温泉街の周辺宿でもガッツリ温泉を楽しんで🎵

秋風感じる温泉街をノンビリ散策しながら・・・時はPM6時





部屋に戻ると「お食事の時間となりましたので、食事処にお越しください~」と連絡が^^

さてさて~どんな夕食で楽しませてくれるのかなぁ~



食事処は、宿泊の部屋ごとに個室が準備されて~早い話が宿泊の部屋の数と同じだけ食事処の個室があるワケです(スゴイ!)

そんな個室に案内されて、本日の夕食スタートです!!


 

《食前酒》自家製ぐみ酒
サラッとした甘めの飲みやすいものですが、この食前酒は初めて出会う味で香り豊かでとても美味い!
癖になりそうな味わいでした♪

《食の友》生ビール
しっかりグラスが冷やされたジョッキで登場は、今回の食の友としてオーダーさせてもらった生ビール^^
温泉で火照った身体には気持ちの良い一杯で♪

 

《先付》胡麻豆腐
あまりベタベタっとした感じではなく、なめらかに作られた胡麻豆腐で、ゴマのしっかりした香りと味を楽しめる一品。
赤いクコの実が添えられて、秋色を感じさせる器でした^^

《前菜》5点盛り合わせ
川海老の旨煮、ニジマスの山椒煮、なつめ、ぎせい豆腐、牛八幡巻の5点が盛られています^^
川海老は手長エビが使われ、香ばしい川海老の美味さ感じるもの^^
ニジマスの山椒煮は、かなりしっかりと煮込んだもので、頭から骨まで食べられる軟らかさ!
なつめは薄い醤油味を感じる甘み十分な甘露煮で、飛騨地方で食される全国的にも珍しいご当地メニューで、飛騨を感じる一品^^
ぎせい豆腐も具沢山で出汁の効いた旨味感じるものでした!(ぎせい豆腐;潰した豆腐に具材や玉子を混ぜて再加熱し固めたもの)
牛八幡巻もしっかりとしたもので、こちら比較的薄味で本来の八幡巻に通じる味わいでした!(八幡巻;京都発祥で本来ウナギでゴボウを巻く)


 

《台物》飛騨牛の朴葉ステーキ
かなりボリュームのある飛騨牛を、朴葉の上で焼き上げるもの。
当初は見るからに火力不足を想像したのですが、焼いてみればしっかりと焼き目が付いて、朴葉の香りが肉の旨味をより引き立たせている逸品!
あえて味噌は使わず「朴葉の上で焼く」このスタイルは珍しいパターンですね♪
岩塩とポン酢が添えられて、飛騨牛特有の、見た目以上にサッパリとした味わいと旨味を十分に楽しめる一品でした^^


 

《御造》3点盛
飛騨サーモン(ニジマス)、河フグ、イワナの3点盛で、さすが奥飛騨!海の魚を使わないお造り盛合せ🎵
海の魚がいないのにフグ??
この河フグという名前、実は~正体は「ナマズ」です^^
奥飛騨では食用ナマズの養殖が盛んに行われていることは知っていましたが、それを宿で食せる機会に恵まれるとは🎵
併せて飛騨サーモンは、これまた奥飛騨で養殖された一般のマスよりも大型に育てたものを飛騨サーモンと呼んでいて、コレをブランド化したのはかなり最近のことだったと記憶しています^^
どの素材も臭味など全く感じない旨味十分なもので、山の宿ならではの味わいでした!!
また、大根ツマではなくスプラウトが添えられていて、これがまたより一層に臭味を消すことに一役かっている感じにも^^
なかなか考えられた器でしたハイ!

《蓋物》冬瓜餡かけ
冬瓜を使った餡がかかったこのお料理で、フワッとした食感が楽しめる一品でした^^


 

《蒸物》冷し茶碗蒸し
薄っすらと表面に出汁をひいた餡かけ茶わん蒸し風ながら、冷やした状態で提供される茶わん蒸し^^
具材そのものはズバリ茶わん蒸しながら、脂を感じさせない鶏肉は恐らく一度火を通して脂抜きしたものと思われ、ただ冷めたものとは明らかに違う、冷たいのに具材は軟らかく仕上げられた、冷やすことを前提に調理されたもの。
出汁の香り、具材の食感、玉子のノド越しまでしっかりと計算された器でした!

《焼物》鮎塩焼き
しっかりサイズの鮎(あゆ)を塩焼きに仕上げた一品で、あえて炭焼きにしていないことで川魚本来の旨味をしっかり感じる仕上げ。
ゆっくりと焼かれた鮎は、皮目はしっかりパリッと焼き上げてある一方で、身の部分はアユ特有の軟らかい身を味わえるもの^^
サイズが大きめの為に少し口に当たるものの、頭から尻尾まで食べることが出来るものでした!
腹も抜いていない状態で、ほんのり香る苦みと川魚独特の旨味を堪能させてもらいました🎵


 

《揚物》河フグのから揚げ
こちらお造り同様に、河フグ(ナマズ)を使った唐揚げで、そのそもナマズの味わいはフグに似ていることはよく知られたものですが、黙って出されたら間違いなく海のフグだと勘違いするぐらいのフワッとした食感が特徴の逸品!!
調理方法も素材を使い慣れた方が扱うだけあって、全く臭味を感じさせない旨味十分なものでGood!!

《強肴》飛騨牛ローストビーフ
こちら正直言ってしまうと「ローストビーフにしてしまうのは勿体ない」と思わせる一品。
それぐらいにしっかりと厚みのある、霜降りの肉質が特徴の一品で、新玉葱やブロッコリ、ベビーコーンが添えられた器です^^
ソースはローストビーフに使うグレイビー系ながら、少し醤油の効いた感じに思えるもの。
個人的にはサッパリとワサビ醤油系でも美味いだろうなぁ~と思えるぐらい、かなり肉自体にパンチのある味わいの一品でした♪


 

《食事・止椀》白米・味噌汁・香物
奥飛騨産の地産地消のコシヒカリを使用した白米は、これぞ銀シャリを思わせるツヤと甘みを感じるもの^^
味噌汁はエノキを巻き麩を使ったオーソドックスなものながら、しっかりと味噌の味を引き立てるもので、香り高い器でした!

《水物》抹茶プリン
クリーミーに仕上げられた抹茶の味香るデザートで、それ自体は甘み控えめに作られたもの。
添えられたホイップの甘さとのマッチングも良く、食後のほうじ茶を頂きながら食事の〆をしっかり楽しませてもらいました!!




飛騨サーモン、河フグ、飛騨牛、なつめ、川海老、アユ、ヤマメ、ニジマスなど、奥飛騨地方を代表する食材を上手く取り入れながら、和を中心とした山の温泉宿ならではの落ち着いた料理で提供していることに感心する料理の数々でした🎵

しかも、宿泊費から考えるとかなりのコストパフォーマンスを感じさせるもので、ボリュームもありとても美味しく頂くことが出来ました!!

ホントご馳走様でした!!


 


山間の温泉街ゆえの、良い意味で何もない静けさ。

この静けさと虫の音を聴きながらの夜はまた、温泉を楽しむスローライフなひととき🎵

街に1件だけあるという居酒屋は、事前情報では24時まで営業していると聞いていたので、それならばとPM10時少し前に伺うと・・

すでに閉店していました(笑)

そんなこともまた、自分の中ではクスっと笑ってしまう小さな出来事で^^


 


そのまま夜風を浴びながら、ノンビリと温泉街を少し歩いて宿へと戻り、宿内に飾られた花を観たり、優しく灯る照明を見つめて時を過ごしたり。

とっても静かな夜は、温泉の注がれる水音もまた歌のように聞こえ、身体も心も洗われたようなホッとした気分を味わえました^^

その後も温泉へ足を運び、ロビーで休んでまた違う湯処へ。

寝静まった静かな宿で、心ゆくまで温泉をガッツリ楽しんだのでした♪





夜酒は結局部屋で、チューハイとビールで一人飲🎵

就寝AM1時30分・・Zzzz・・Zzzz・・



さてさてパート3で1日目のレポが終了🎵

翌日の旅の観光は?食事は?

そんなレポは~まだまだ続きます♪



(つづく)



今日もめでたし~めでたし~!!




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2017-10-17 02:45:39
虫の音に風の音

街灯にテルさんの足音

だれも居ない温泉


狭い空間に居ると考えすぎてしまいますが
大自然の中に居ると
感激の後、無心になれます。

自然の力は不思議です。

1人は寂しくも心地よく。
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心の窓を開けて風を通す~ (teru(管理人))
2017-10-17 09:34:14
コメントありがとうございます^^

奥飛騨温泉郷はホントに自然豊かで緑多く、空気は澄んでいて、全てを受け入れてくれます
周辺宿の明かりが灯り、その光の数だけこの日も旅人の思い出を増やしていたのでしょう

夜の温泉街、静かな温泉、その1つ1つが心を落ち着かせてくれて、開けるのを忘れていた心の扉を開放して風を通す。
心の底から癒してくれる自然のパワーを授かった、そんな旅でした♪
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