TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

多良岳のオオキツネノカミソリ '20 -後編-

2020年08月02日 | 山(県内)
西野越下は、オオキツネノカミソリが見頃を迎えていました。
ところが、例年なら記念撮影ポイントになるところ(写真のザック後方)が激減していました。



数年前の写真
登山者がカメラを向けている先が右側で、そこにはオオキツネノカミソリが咲き乱れていました。






先月の大雨で、土もろとも流されたようです。白い球根が残っていました。






谷以外の所では、被害はまぬがれたようでした。


西野越を経て金泉寺へ


密を避け、本日の昼食


この後は、来た道を下りることにしました。
行きはオオキツネノカミソリに夢中で気づきませんでしたが、西野越下にはウバユリも咲いていました。





そして、無事に下山
川の水で顔を洗い、涼をとりながらのおやつタイム


久しぶりに黒木から登りました。
崖崩れ、熱中症、コロナ感染が心配されましたが、とにかく無事に下山することができホッとしています。


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オオキツネノカミソリ '20

2020年08月01日 | 山(県内)
先日は、多良岳林道の通行止めでやむなく退散しました。(前回のブログ→「いざ多良岳へ

このままでは終われません。諫早側がだめなら王道・黒木からのルートで西野越を目指さなければと、最近は掃除ばかりで眠っていた登魂に火が付きました。

黒木の駐車場は密でした。オオキツネのシーズンに加え、私のように諫早から大村に回った人もいるのでしょう。

登山道の入口の看板


「えっ?」と思いましたが、今日は登る気満々ではるばる大村まできたので、
「気をつけて登ります」とスルー。

すると


車が行く手をふさいでいる。
なんだ、なんだ?



崩れ落ちた土砂の測量をしていました。

八丁谷までは何か所か道に土砂が流れ込んでいました。


八丁谷を過ぎると本格的な登山道になります。

苔の袴をまとった杉


こんなのを見ると高圧洗浄機で洗ってやろうと思ったりして…

足下には、むき出しになった木の根


むき出しになった木の根

川にも


そうこうするうちに、水場に到着


「えっ?」
なんか変…


ひしゃくはあるのに、肝心の水場(池)がなくなっています。
よく見ると水の流れも以前と変わっていました。

炭焼き小屋跡 石垣の向こうにオオキツネノカミソリを発見!




ここから高度を上げるごとにオオキツネが増えてきます。




どんどんステージが変わります。
さすが王道・黒木ルート。天国の階段を登るようです(登ったことはないが)。






そして西野越
ここでも「えっ!」でした。
オオキツネノカミソリの大群生で名高い西野越に異変が起きていました。

ー 続く ー

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