TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

眉山・天狗山へ 後編

2022年01月06日 | 山(県内)
1月4日 天気晴れ
無事に帰れるだろうかと、一抹の不安を抱きながら眉山周回に出かけました。

コースは、島原まゆやまロード沿いの登山口から入り、南峰、小天狗、天狗山、七面山への周回です。登る峰は次の写真で確認できます。



駐車場から40分で南峰到着


南峰からの眺め




鉄塔が建っていたのには驚きましたが、市街地や天狗山などがよく見えました。


天狗に向かう途中の横倒しになった木


右手は断崖絶壁で、風の直撃を受けたのでしょうか。この辺りには横倒しになった木が散見されます。




ほどなく小天狗へ


ここに行くには木の根のネットを越えていかなければなりません。そのためのロープが渡してありますが、ネットの下は奈落の底です。天気が悪い日は近づかない方が無難です。



「虎穴に入らずんば虎子を得ず」といますが、小天狗からの眺めは圧巻です。崩壊が進む天狗山がよく観察できます。



山頂部


市街地


むき出しの岩肌


海に点在する小島は、役200年前にこの眉山が崩壊したときの山肌(「流れ山」)です。


さらに下の方


この松の木も風前の灯かも知れません。


今も進んでいる生々しい崩壊



この後、天狗山へと向かいます。


天狗山山頂?


振り返ると小天狗や南峰が


山頂からの眺め





後ろには平成新山も見えます。



天狗山に無事に登れました。この後、最後のピーク七面山を目指します。
鞍部を過ぎると、七面山名物の急登が待っていました。
以前は木の根につかまりながら登ったのですが(七面山は何度か登っていた)、今は立派な梯子が設置されていました。



この岩が見えれば山頂は間近です。


なだらかになりましたが、右手にはロープ


ロープには注意の貼り紙が


それもそのはずです。山の中に入っていると分かりませんが、このロープの右はこのように大きく崩れているのです。


ここは以前も少し崩れていましたが、先の熊本大地震でさらに大きくなりました。


七面山山頂に到着

そこにある七面社


その中


鳥居


山手の眺め

平成新山、その右に九千部岳、吾妻岳


この後、無事に下山。
天狗山は別として、七面山は1時間ほどで登れる山です。近い将来、故郷島原に帰ったら、諫早で健康づくりのため上山に登っていたように、この眉山に週一ぐらいで登ろうと思いました。

故郷の山の面影は、故郷を離れてもずうっと心の中にあったのでしょう。去年からはじめた川柳の柳名(ペンネーム)、同じくYAMAPのハンドルネームは「眉山独歩」としていたのです。

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2 コメント

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Unknown (TANE)
2022-01-06 13:17:16
tenzanbokkaさん、凄いとこ縦走しましたね!

私の住む町から見る眉山は、ピラミッドみたいに綺麗な三角形をしてますが、別方向からはノコギリ状で、しかも、崩壊が現在進行形とは… 。

tenzanbokkaさん、くれぐれも無理されないように!お願いしますよ!
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Unknown (tenzanbokka78)
2022-01-06 13:49:01
そう、眉山の崩れは進行形なんです。天狗山の標高は712m(山野庁)だったのが695mになっています。地元に帰ったら、眉山に登る機会は増えると思います。ご心配していただきありがとうございます。安全を第一に登ります。
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