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TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

大崩登山・前日

2022年06月14日 | 山(県外)
大崩山は魅力に満ちた山ですが、私が住んでいる長崎から遠いというのが難点です。アプローチだけで1日かかります。今回はそのアプローチ編、「大崩登山・前日」です。


準備


前回の夏木山遠征ではシュラフを忘れて寒い思いをしたので、今回はぬかりありません。

9:50発の有明フェリーで、島原半島の多比良港から熊本県の長洲港に渡ります。
何回もこのルートで遠征しているので、立ち寄るところは決まっています。

上陸してすぐ、玉名で給油 
AM11:15


ここはとにかく安い!

大津を経由し、北側復旧道路で一気に阿蘇へ。道の駅阿蘇の隣にある温泉「夢の湯」に入ります。


途中で温泉?
大崩登山口の祝子川温泉美人の湯が、以前は木曜日だけでしたが、最近は水・木と休館なので、先にお風呂を済ませます。(この日は水曜日でした)

竹田のスーパーで食料品の買い出し。


お弁当やお総菜、山の行動食、昼食用のパン、飲み物を買います。保冷バッグに入れておけば翌日までは大丈夫です。

三重から日向街道に入り、宇目を過ぎ、下赤郵便局から林道竜子下祝子線(峠道)で祝子川温泉に向かいます。

峠を越えると、雄大な山々が視界に飛び込んできます。
16:40


看板


祝子川着
今は、「美人の湯」駐車場での車中泊ができません(一部の利用者のマナーが悪くて)。
祝子川のキャンプ場に泊まる予定でしたが、予約をしていなかったせいか、ロープが張ってあったので取りやめました。電話すれば開けてもらえるのでしょうが、わざわざ一人のために申し訳なくて…

そこで、登山口近くの空き地でひっそりと(迷惑を掛けないように)車中泊をしました。

まだ明るかったので車外で食事をとりました。 18:00


竹田のスーパーで買ったお弁当です。


山が主なので、炊事等にはエネルギーは使いません。

後片付け


缶は水洗いし、トレー等は一つにまとめてビニール袋に入れておき翌朝さらにまとめます。




さて、晩飯を済ませ、一人静かにティータイム


暮れゆく山々が旅情をかき立ててくれます。
荷室の右半分がベッドです。
後は寝るだけ。
なにせ、明日の集合が5時ですので、日が暮れたら速攻寝ました。


夜に起きたら、外は満天の星でした。
AM3:30頃

白鳥座!


何とかこの夜空を撮そうとチャレンジしましたが、上手くは撮せませんでした。
三脚もない状態で、せいぜい頑張ってこの程度です。

天の川と夏の大三角形


実際の星空はこんなものではありませんでした。周囲に全然灯りがないものですから、3等星、4等星…などが天の川を埋め尽くしていました。


すっかり目が覚めました。
そのまま起きて朝食。
メニューはおにぎり、ほうれん草の白和え、わが家でなったキュウリ、そして牛乳です。



この後ゴミの処理ですが、ここで威力を発揮するのがこれまでの写真にチラッと写っていたセロテープです。

これ、優れ物!


おにぎりの包み紙も


丸めてセロテープで止めると


こんなに小さくなります。

昨晩のゴミと朝飯の2食分をまてこれだけにすることができました。


お総菜を包んであったラップも破らずに、匂い対策として再利用します。全てのゴミを上手に重ね一つのビニール袋に入れます。途中の過程でセロテープを使い、かさばらないように、そして匂いが漏れないようにしました。

車中泊も連泊となるとゴミが溜まるし、処理が悪いと匂いも発生します。車中泊で出たゴミ(空き缶等も)は、もちろん全て家まで持ち帰りますが、ゴミをコンパクトにまとめる便利なアイテムがセロテープです。


AM4:40 
立つ鳥跡を濁すことなく出発。

AM4:50 
登山口にてスタンバイ

こうして大崩登山は幕を開けるのでした。
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