TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

国東半島へ② 中山仙境

2022年04月12日 | 山(県外)
セカンドライフが始まり、節目の記念にと2泊3日の日程で大分県の国東半島に出かけたのは4月7日のことです。7日は前回の田原山、そして8日には中山仙境と旧千燈寺跡を訪ねました。

中山仙境


夷谷から見た中山仙境。
今回歩いたのは下の看板にある「中山仙境の峰道」です。



「中山仙境の峰道」の最高峰は高城で標高317mです。この峰道は、歩行距離3.2㎞、2時間半もあればゆっくりと周回できますが、かって修験者達が「大魔所」と言って恐れたスリルに富む難コースなのです。

このことは次の説明板に詳しく書かれています。



さて、そんなコストパフォーマンス(ここでは「疲労対効果」)に優れた中山仙境峰道のレポートです。

登山口である夷耶馬農村公園から20分で縦走路にでます。


コース中至るところに石仏が祀ってあります。




段々と道が険しくなります。


やせ尾根を進んでいくとすぐに「無明橋」


御利益があるように渡ります。


実はこの無明橋はさほど恐くはありませんでした。ガイドブックで「無明橋」の写真を見て、勝手にイメージをふくらませていただけで、実物は思いの外小さく拍子抜けしました(失礼ながら)。
本当に恐い所はコースの後半ですが、そこの写真は撮っていません(撮れなかった…)。





こんな名もなき橋もありました。
「無名橋」


高城への登り


高城山頂


おやつ


次のピーク


これより下り


天空の道




大キレットは摑まる岩や鎖がありますが、ここは摑まるものが何もありません。風の日はまず通れないでしょう。無理して通るなら匍匐前進でしょうか。

この後はかなり危険な崖を降りていきます。
写真好きの私ですが、撮る余裕がありませんでした。
連れあい曰く「由布岳のお鉢巡りよりはるかに恐い」と。

危険地帯を通り過ぎたところにある「隠洞」


この後はふつうの山道を下り「下山口」へ


車道を10分ほど歩くと「登山口」に戻ります。

(実相院、霊仙寺)

これぞ国東半島の山、標高こそ低いものの修験道の山を堪能することができました。
この後お昼を食べ、午後からは旧千燈寺跡へ。
-続く-

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