TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

放浪の山旅⑤ 傾へ ああ勘違いの坊主尾根(後編)

2021年11月02日 | 山(県外)
長かった山頂までの道のり。
その労をねぎらってくれるかのような山頂からの眺めは、雲が流れ様々な表情を見せてくれる。
しばらく時間が経つのを忘れ、その景色を見入る。



祖母


大崩・五葉方面


越えてきた坊主尾根


昨日の古祖母? そして祖母


噴煙を上げる阿蘇


明日行く九重


山を見ながらの昼飯



ついつい長居し、あやうく浦島太郎になるところだった。
われに返り、九折越に向け出発。

大谷山方面の縦走路


九折越に続く気持ちのいい山道


九折越に到着


ここでスマホを見たら、それまで真っ白だったYAMAPの地図が復活していた。
復活というよりも、ここは祖母の地図のエリアなのだろう。
いずれにしてもYAMAPが使えることはありがたい。
紙地図で十分と思っていたが、地図上に自分の位置が表示されるYAMAPは便利だ。
これは、車の運転のバックするときと同じで、昔はバックモニターなどなくてもバックができていたのに、今はモニターがないと何か不安である。


飛び道具を得て、九折登山口に向け下る。

こんな所に何故?


林道出合


さらに山道を下りる

こんな所に何故2
誰ですかこんなに飲んだのは。


似てませんか?


加工された倒木・ファイナル
朽ちてなお役に立っている、感謝。


本当はこんなのを写している余裕はないのだが…
日没との競争中なのだ。

下りは飛ばして、飛ばしてかろうじて17時に登山口にたどり着いた。


荷物を整理し、長湯温泉に向かう。
ナビに長湯温泉・温泉療養文化館御前湯と入力すると、ナビが「到着の頃営業が終わるかも」と宣う。
さすがに、今日は汗をかいたので風呂には入れないと困る。
近くの入浴施設を検索するもない。
仕方なく、御前湯に直接電話すると受付は午後8時までで、9時に閉まるという返事だった。
(休日は1時間延長してくれるのだろうか?)
それなら余裕である。
スマホの情報より電話の方が勝ることもあるのだなと、しみじみ思った。

御前湯


外見もだが、中もレトロで感じのよい温泉だった。
飲んでも胃腸に効果があるらしい。
胃腸が弱い私は、ペットボトルに入れて持ち帰る。
飲んでみて、確かにと効果を実感(個人の感想)する。

長湯温泉から男池までは20分とかからなかった。
本日の宿泊地、男池駐車場はガスっていた。

遅い晩飯
パックのおでんを温める。


シュラフに入り、本日の傾登山を反省。
朝早く出発したので、コースタイムの誤算が取り戻せたのだな…
計画はもっと慎重に立てないと…
一日の出来事を振り返りながら眠りにつく。

夜中に雨の音で目が覚める。
明日の大船行きはないな…
(続く)


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