天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

八月の雅楽教室。

2009-08-24 10:58:15 | 雅楽教室
八月の雅楽教室が開催されました

課題曲は先月に引き続き、「五常楽急」です。


天真寺の雅楽教室はゆったりペース。
一曲を一年以上かけてお稽古しています



きょうは、天真寺の次男dくんのお友達も参加。
dくんもお友達も篳篥を持ち管としているので
篳篥の方が総勢五名といっぱいでした



さっそく持ち管ごとのグループに分かれて練習。
きょうの目標部分までのお稽古です。

一時間後、本日のおやつタイム
きょうのおやつは
船橋のiさんのおみやげ、千葉名産の梨を使ったお菓子。
それに先生のおみやげ、奈良のわらび餅。

毎月のことですが、このおやつタイムも楽しみです



そして、今日お稽古した部分までを合奏。

さすがに篳篥の方五人となると迫力がちがいます☆

報恩講にむけてがんばります


そして、お稽古の後は
涼しさを感じ始めた天真寺ふれあい農園の一角
「天真寺ビアガーデン」で納涼バーベキュー



くつろいだ時間をいっしょにすごしました☆


九月の雅楽教室は
9月19日(土)15:00~

第三土曜日に変更になっています。
ご注意を

(眞)












「ありがとう」

2009-08-20 15:43:51 | 天真寺


天真寺仏教讃歌CD第二弾です。
今年もお盆法要にお扱いとしてお配りしました。

去年は「歌おう」と題して親しみやすいものを中心に、今回は儀式に使う曲、伝統的な曲を中心に収録し、「ありがとう」と題しました。
浄土真宗のお寺の行事には欠かせない「真宗宗歌」「恩徳讃」から、お通夜で歌う「み仏にいだかれて」、仏教讃歌では最も古いものとされる「法の深山」と、聞き慣れた曲が多いことと思います。

皆さんで集まったときに一緒に歌える曲は、やはり有難いもの。
歌はその場の人の心をひとつにしてくれます。
時にはさみしい思いを慰めてくれたり、勇気づけてくれたり、元気をくれたり・・・。
阿弥陀さまのお心が歌を通して伝わってきます。
ぜひ折々このCDを聞いていただきたいな、と願っております。

このたびも門信徒のメンバーの天ちゃんファミリーの方々のおかげで、お参りの方々の手に届けることができました。
感謝感謝・・・。

ご希望の方はぜひお寺までご一報下さいませ。

収録曲 
「真宗宗歌」
「三帰依」
「恩徳讃」
「み仏にいただかれて」
「みほとけは」
「法の深山」
「衆会」
「アソカの園」 等。

(静)

お盆法要が勤まりました。

2009-08-18 14:08:48 | 法要
午前中に新盆法要、午後よりお盆法要が勤まりました。

今年のご講師は、毎年お越し頂いている元中央仏教学院院長北畠晃融先生。



皆様、お聴聞しております。





昨年のお盆法要では、ご参詣の方が多数いらっしゃったため、椅子が足らずに座ることができませんでした。
なので、今年は野外にテントを設営して、そこでも法要の様子がみられるようにしました。




キッズコーナーでは、子どもたちがワイワイ遊んでいます。



また、昨年同様にかき氷を用意しました。
暑い夏にはかき氷は最高です



今回の法要のお扱えとしてお配りしたのは、
・本願寺出版社の施本
・仏教讃歌20のCD第二弾「ありがとう」



でした。
今回の作品はクラシカルな仏教讃歌を集めたものです。
お時間がある時に、また聞いてみて下さい。


法要当日にお経本がなかったり、かき氷の器がなかったり、多々問題が発生しました。
けれども、御門徒の皆様のご協力のもと無事に法要を勤めることができました。
皆様本当に有り難うございました。

(龍)

明日はお盆法要です。

2009-08-15 16:12:41 | 天真寺ふれあい農園
今日、お寺にお爺ちゃんとお婆ちゃんに連れられた、お孫さん二人がお参り下さいました。

聞いてみると、お爺ちゃんが今日がお盆法要と思ってお参りに来られたとのこと。
お盆法要なのに、人がいないぞ・・・
お盆法要は明日ですと言うと「おじいちゃん、間違えた」と。

ちょうど、壮年会OさんKさんがいらっしゃったので、
ふれあい農園で野菜収穫をしてもらいました。


[オクラの収穫]


[穫れたてトマト]

大きなキュウリを発見!!!


お爺ちゃんによると、
お孫さんたちは、いつも家で
なまんだ、なまんだ、なまんだ・・・
とお念仏を称えているんですと。

今日も、阿弥陀如来様のお顔をじっくり見ながら「なまんだ」とお参りしてくださいました。
おじいちゃんおばあちゃんのぬくもりを感じた瞬間でした。

さて、明日の天真寺のお盆法要の日程です。

【日時】
平成21年8月16日 (日)
○新盆法要 午前10時~
○孟蘭盆会法要 午後1時半~

講師は、中央仏教学院前院長 北畠晃融先生です。

たくさんのお参りお待ちしております。

(龍)

カブトムシ大発生

2009-08-14 16:29:46 | 天真寺
カブトムシがニューストピックに上がっていた。

長野県松本市で、大量発生したカブトムシが出荷前のブドウに群がる被害が相次ぐ。
というニュース。詳細はこちら→YAHOO!!NEWS / 時事ドットコム


幼少の頃、カブトムシといえば夢が一杯つまっていた。
先日もらったカブトムシも、
Kくんが家で飼ってくれるので、Kくんのもとへ。



そのカブトムシが、大量発生をして出荷前のブドウの果汁を食べてしまうと、害虫扱いになってしまう。

ふれあい農園でも思うことがある。
子どもの頃、野原に行って、一緒によく遊んでいた昆虫がバッタやカマキリ。
農園の食物を荒らすのもバッタである。
食物の育て方の本によれば、害虫扱いになっている。



さすがに、一緒に遊んでいた思い出があるだけに、バッタを殺すことはできない。
しかし、これが生活の為に農業を営んでいたならば、事態は違っていただろう。

今回のカブトムシの大量発生の原因については暖冬の影響を挙げられている。
「冬になると、例年土の上層部が凍るが、今年はほとんど凍らなかった。多くのカブトムシの幼虫が生き残れたのではないか」と推測するという。
いわゆる、人災である。

人間の都合によって、大好きな昆虫になったり、害虫になったりする。
親鸞聖人のお言葉「善悪のふたつ総じてもって存知せざるなり」という言葉が思い出される。

このニュースをみながら思うことがある。
人間の都合によって、善にも悪にもみえてしまう。
都合のいいものは善、都合の悪いものは悪という感じに。

しかし、私たちの善だろうが悪だろうが、どんな事情があるにせよ、
それぞれがそれぞれのいのちを精一杯に生きている。
それだけは忘れてはいけないような思いがする。

なぜならば、みんんが仏様の願いを生きているいのちだから。

(龍)