天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

長崎原爆投下から64年

2009-08-09 17:17:55 | 天真寺
長崎への原爆投下から64年目が経過しました。

本日、爆心地近くの平和祈念像前にて、原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開かれました。

昭和51年の生まれの私にとっては正直昔の話。
といっても他人事の事実ではなく。
その悲しみの歴史のうえを生きている私であります。

なによりも、その悲しみの歴史を二度と繰り返さないためにも、
風化させないことが大切であろう。

天真寺にも、2年前に日蓮宗K寺から長崎山王神社の被爆クスノキを頂戴した。
被爆クスノキ「植樹式」の様子
天真寺日記 / ニュース映像


当時のクスノキ。



2年が経過し、今ではこんなに大きくなりました。



このクスノキがぐんぐんと成長できるような世界であることを願ってやみません。
それが、亡くなられた方々の願いでもあるのではないでしょうか。


[被爆クスノキの由縁]
山王神社の境内入口にそびえる2本のクスノキは、樹齢約5~600年、胸高幹囲がそれぞれ8メートルと6メートル。
共に昭和20年の原爆で主幹の3分の1以上を失ったため、 樹高は10メートル内外ですが、四方に張った枝は交錯して一体となり、東西40メートル、 南北25メートルの大樹冠を形成しています。
原爆被災により一時落葉し枯れ木同然になったにも係わらず、2年程度の後、奇跡的に再び新芽を芽吹き、次第に樹勢を盛り返し今日に至っています。
また、蘇った大楠に直接手を触れ、その生命力にあやかろうと毎日多くの参拝者の方が訪れています。
【長崎・山王神社ホームページより】


(龍)