天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

講師を囲む会

2006-06-22 09:54:19 | 天真寺
20日は天真寺の仏教講座会でした

講師は滋賀県の鈴木善師
毎年、2月6月10月は近隣お寺とグループを組んでご講師をお呼びします
19日佐倉市のお寺から23日の館山のお寺と
各寺を回ってお取り次ぎを頂くのであります。

その期間中、一回だけ各寺が寄ってご講師を囲んで
ご法義について深い話を伺ったり
反省会やら今後の計画について話し合いの場を持っています
(まァ本当の所は、飲み会ですが!

今回は天真寺の担当で
21日午後5時半から松戸市常盤平の「和楽」(京懐石)で行われました
~このお店は私は結構お気に入りのお店なんです~
 
でも、和楽のオーナー調理長はお酒を飲めない為、
申し訳ないけど・・・お酒への配慮が今一つ
よって今回は焼酎を持ち込みで
美味しいお料理に舌鼓をうちながらの御法談と相成りました。

(恵)

写経会スタート

2006-06-20 21:56:38 | 寺子屋
今日は「写経会」スタートの日。

今回の準備で初めて知りびっくりしましたが、
『般若心経』の写経セットが100円ショップでも売ってるくらい。
最近は写経もお手軽になり、なかなか人気のようです。

うちのお寺は浄土真宗なので、お経は『お正信偈』。
ご門徒のMさんがご指導下さることとなりました。



ここでは
「うまい下手」「早い遅い」はなし。
とにかく自分のペースを大切に、楽しく続けられることが目的です。

お他宗だと最後に「家内安全」などと書くようですが、
私たちはお願い事のためではなく、
お経の一文字一文字を丁寧に写すことを通して、
阿弥陀様のおこころに
『お正信偈』を書かれた親鸞聖人の思いに
触れる大切なご縁とします。

実は私もお手本を前に何度か練習しようと思いましたが・・・
やり始めてもTVだ電話だ音楽だとちっとも集中できず、いつも1、2行でギブアップ。
今日はやっと一枚を仕上げることができました。

なかなか心静かに集中する時間って取れないものです。
今日は蒸し暑いな、
フッと窓から気持ちいい風が通ったり、鳥の鳴き声が聞こえたり、
いつも気が付かないことにも心が向きます。

皆さんとそういう時間を共有できることが、
ありがたい。

写経の後は、一緒にお弁当。



午後は「仏教講座会」にお参りしました。

また来月が楽しみ。
何事も楽しめることが続ける秘訣ですよね。

興味のあるかたはぜひご参加下さい!

(静)




ご恩尊いや・・・

2006-06-19 15:35:08 | 天真寺
昨日はS家の納骨法要でお墓の前で法事があった。
あいにくの雨でありましたが

○○家と彫られてある前に
携帯用のご本尊(南无阿弥陀仏)を御安置し
法事を勤めるのであるが
雨の日だったので
石屋さんがパラソルを用意して下さり
お参りしている私たちはパラソルの下、
雨には濡れないのです
しかし、ご本尊の所までにはパラソルも届かず
雨に濡れていた。

お勤めしながら「あァ~もったいないなァ・・・」
私たちはパラソルの下で雨に濡れることもないのに
阿弥陀様は冷たい雨に打たれておられる
そのお姿は、まさに
 讃仏偈の最後に「仮令身止 諸苦毒中 我行精進 忍終不悔」とある、その姿である。
 (たとえ苦難の毒の中に身を沈めても、私を救うという阿弥陀如来のご本願のはたらき)
と、感じさせていただき、感激の涙をしたことである

(恵)

朝のお参り

2006-06-18 19:50:02 | 天真寺
今日は、朝7:00から朝のお参り。
ご和讃は、『浄土和讃』の「善知識にあふことは」より6首。
御文章は、18日なので「大坂建立章」。

朝のお参りのスケジュールは、
皆さんと一緒に「正信偈・和讃」「御文章」そして「ちょっとした法話」

大体7分位の法話であるが、
どんなお話をさせていただこうか、いつも迷う。

今日は、
先週伝道院(お寺の学校)の同窓会で京都に行ってきたので、
そのお話をさせていただいた。

同窓会では、伝道院時代の恩師・瀧淵先生からお話を頂き、座談会。


(瀧淵先生)

そして伝道院の先生方が皆さん来て下さって楽しい宴会


(in 京都 いろはかるた)

瀧淵先生のお話。
京都に来る前に、町田宗鳳先生とお会いしたそうな。
町田先生は、幼少のおり、キリスト教会に通う時期もあったが、
ふとしたことから14歳で京都の臨済宗大徳寺で出家、その後20年間修行。
34歳のとき寺を離れ、渡米。
ハーバード大学神学部で神学修士号(1987)
ペンシルバニア大学東洋学部で博士号(1990)を得る。
現在は広島大学大学院総合科学研究科教授、
国際教養大学客員教授、
日本宗教学会評議員などなど経歴を聞いただけでも驚いてしまう。

で、お話の中で、町田先生が、既成宗教の中で浄土真宗に惹かれるとおっしゃっていたそうな。
なぜかと聞いてみると、
なんと奥さんが熱心な浄土真宗の御門徒さん。

そしてもう1つは、
浄土真宗には、「妙好人」といわれる人たちがいる。

妙好人とは、
浄土真宗のご法義を深く味わうなかに、人間らしい生き方をされ、
苦しみも悲しみもそのまま受け入れ、それをバネにして生き抜いた方々であります。

そんなすばらしい人たちがお念仏の教えによって生まれているから、
この混迷した社会を変革する力になるのでは、こんな感じのお話だったと思います。

そして瀧淵先生は、あなたの周りに妙好人はいますか?探してください!とお話下さった。

親鸞聖人は、ご和讃で

善知識にあふことも をしふることもまたかたし 
よくきくこともかたければ 信ずることもなほかたし

善知識(仏道へ導いてくれる人)に会うことも、教えを聞くことも、信じることはなお難しい、
仏法に出あうことの難しさをお説き下さっている。
そこには、仏法に出あうことの難しさとともに、
だからこそ、1つ1つの出あい・ご縁を大切にしてほしいというメッセージが込められている。

こんなお話をさせていただきました。

今日も、朝早くからお参り下さりありがとうございました。

(龍)

HAPPY BIRTHDAY おばあちゃん

2006-06-17 15:32:51 | 日々
天真寺の前坊守(おばあちゃん)の83回目の誕生日会が流山Saraで開かれた。
Saraは、こだわりのイタリア料理を提供してくださるお店です。
和気あいあいと、おいしいお料理を頂き、
そして、最後にみんなでハイ・チーズ


(家族写真)


お留守番をしていたベルちゃんも、この時ばかりはケーキのご馳走が。


(ケーキを食べるベル)

ベルももう16歳、人間の年齢だったら80歳くらい?

みんなで集まって、ご飯を食べる
みんなの笑顔をみて、自分も微笑む。
当たり前なようだが、なぜかすばらしい。
幸せって、こういうことなのかなぁ・・・

(龍)