天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

ボラン寺(寺報発送作業)

2011-04-25 10:36:13 | 天真寺
本日は、ボラン寺の日。
皆様のおかげで無事に月刊天真5月号の発送作業が終了しました。
今月の寺報は→コチラ(pdf)



今月5月15日午前には門信徒総会が開かれ、午後から永代経法要がつとめられます。

永代経法要

【日時】5月15日(日)
    11:00 門信徒総会
    12:30 昼食
    13:30 永代経法要 講師:ケネス田中先生(武蔵野大学教授)
    13:30 終了

【場所】天真寺本堂

「永代経」とは、「永代祠堂経」を略した言葉で、「お寺が永代にわたって続くこと」をいいます。浄土真宗では古くから亡き人をご縁として、仏さまに手を合わせ、悲しみと向き合い、ありがとうの想いをかみしめる集いとして「永代経法要」が営まれてきました。天真寺永代経法要にお参りになられ、皆様の大切な方々への想いを深めていただくご縁と致しましょう。



天真寺の震災支援活動報告

○本願寺たすけあい募金 10万円寄付
○アーユス仏教国際協力ネットワーク 3万円寄付
○幼い難民を考える会 3万円寄付 
○物資支援

○千葉県旭市ボランティアセンターにて家屋のがれき処理(3/25)
○本願寺ボランティアセンターにて被災寺院のがれき処理(3/30~31、4/5~7)
○避難所・江名中学校(福島県いわき市)にて傾聴ボランティア(4/12)
○福島県多賀城市ボランティアセンターにて家屋のがれき処理(4/13)


ボランティア活動報告

いわき市内の避難所になっている江名中学校にて「傾聴ボランティア」をさせていただきました。今回は、禅宗の僧侶によるヨガ体験、呼吸法の指導があり、そして、本派僧侶が歌を歌い、法話をされ、宗派を超えた十数人の僧侶とともに被災者の方々のお話を聞かせていただく活動をしました。
 お話下さった現実は、聞くに堪えないことばかりでした。大きな波にすべてを奪われた悔しさ。父・母・子を亡くされた悲しさ。1ヶ月間のプライバシーのない厳しい環境での避難所生活。たくさんの話を聞かせていただきました。皆さん笑顔ですが、時折流れ出る涙に震災により与えられた苦しみの深さを知らされました。
 東北の方々は本当に我慢強く、あたたかい方々ばかりです。過酷な状況にありながら、私たちを大変あたたく迎えて下さいました。「今日はお話を聞かせていただき有り難うございました」と言えば、「遠いところから有り難うございます。お身体気をつけて下さいね」と逆に優しい言葉をかけて下さいました。
 ボランティアは「してあげるではなく、させていただく気持ち」が大切だと言われますが、今回は、本当にたくさんの優しさをいただきました。震災復興はこれからが始まりです。自分ができることを精一杯やっていきたいと思います。(龍哉)


 私は宮城県石巻市にある浄土真宗本願寺派の称法寺様の復旧ボランティアのお手伝いをさせていただきました。報道により被災地は見ていましたが、現地に足を踏み入れると、テレビなどでは伝わってこない現地の空気や臭いを体験し、その様子は想像を絶するものでした。
 称法寺様のまわりの家は、ほぼ全壊でした。3日間のお手伝いでは、お寺の中に流れ込んできた様々な物を出す作業をしました。沢山の方々のアルバムなど、流れてきた一つ一つのものに多くの思い出が詰まっていることを考えると、とても心が苦しかったです。その中で親鸞聖人の御像が発見されました。傷がつかないように、丁寧に回りのものを撤去して皆で手を合わせました。この度は広大な範囲にわたる被害です。私たち一人一人は小さな力でも、皆でやれば大きな力となります。長い時間をかけて、被災地に笑顔が戻る日まで力を合わせましょう。(大悟)





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