旅人労働者~気づくのが遅すぎて(鹿児島県→千葉県編) 

今回は千葉県のいろんな場所をドライブしたり、城跡を探索しようと思います。(前回の旅、鹿児島編から6年後)

鹿児島県・薩摩川内市(旧・樋脇町)の旅 第46回

2017-06-27 00:25:18 | 46.鹿児島県・薩摩川内市(旧・樋脇町)の旅

 

こんにちは!

本日2本目(旧・東郷町に引き続き)ですが旧・樋脇町の旅に出たいと思います。

倉野磨崖仏(くらのまがいぶつ)。

鎌倉時代の頃は各地で仏教の研究がなされており、

梵字とよばれる古代インド文字が見られる。

この梵字は仏教徒も密接に繋がっており仏陀菩薩を表した文字としても用いられている。

崖に梵字が刻まれているのが分かる。

鎌倉時代というのは仏教が発展した時代であり

色々な宗派が生まれた。

倉野磨崖仏の史跡の近くで

地面のエサを探している動物を発見。

この動物は・・・・・?

ネットで調べたらどうやらニホンアナグマの可能性が高い。

エサを探すのに夢中になっている時は結構至近距離まで近づいてもこちらに気づかないようだ。

しかし、野生動物は油断しない方がいい。

台湾では前にアナグマから狂犬病ウイルスが見つかったというし。

日本では60年以上も国内動物からの狂犬病ウイルスは見つかってはいないが

油断はしないことに越したことはない。

 

県道346号線。

県道333号線。

道の駅・樋脇。

この付近には市比野(いちひの)温泉という温泉街がある。

大規模な温泉施設というよりは近所のお客さん向けといったこじんまりとした場所が多いという。

道の駅内にも足湯や飲料泉場がある。

もともとは19代藩主・島津光久公がこの地を訪れた時に

地元の者の話からお湯が湧き出ていることを知り、

その場所に向かい、お湯を飲みその後、入浴されたという。

入浴後、たいそう機嫌の良い光久公は「これぞ天下の名泉」と賞賛し

近隣の者にもこの湯を勧めるべきだと言ったのが市比野温泉の始まりということらしい。

道の駅内になんと倉野磨崖仏の岩の一部が置かれていた。

何でもこの岩に書かれている梵字は日本はおろか世界を探してもここにしかない文字らしく貴重なもの。

オーンクと読み、意味は金剛界・胎蔵界の大日如来ということらしい。(なるほど、わからん。)

 

道の駅は農産物や花、菓子類の他、

金魚などの淡水魚の稚魚も売っていた。

すごい名前の団子。

形までアレじゃなくてほっとした。

しかし、インパクトありすぎ・・・

道の駅内には食堂もあり、

定食や日替わりメニューなどが頂ける。

豚肉の樋脇みそ焼き定食(620円)を注文。

ボリュームのある豚肉に地元、樋脇の味噌で絡めて炒めたもの。

甘ピリ辛といった味付けでご飯がすすむ。

そのため後半ご飯が足りなかった。

県道36号線。薩摩川内方面。

県道39号線。いちき串木野方面。

ふたたび県道36号線。今度は旧・郡山町方面。

いずれの道も宇都三差路という信号から行ける。

県道36号線沿いの旧・郡山町や日置市に近い場所にある藤本滝公園の入り口。

滝に行く途中の広場には土俵や神社がある。

藤本滝までの行程。

 

藤本滝までの行程2

実はそんなに遠くない。駐車場から5分で行ける。

藤本滝。

2段構えの滝で思ったよりも滝つぼが深い。

実物を見ると画像の5倍は迫力がある。是非直接ご覧あれ。

 

旧・樋脇町の旅 おしまい


鹿児島県・薩摩川内市(旧・東郷町)の旅 第45回

2017-06-26 20:42:14 | 45.鹿児島県・薩摩川内市(旧・東郷町)の旅

 

こんにちは!

今回は久々の薩摩川内市の旅で旧・東郷町に参りたいと思います。

国道267号線。このまま進むと薩摩川内市の市街地へと繋がる(今回は行きませんが)

東郷温泉・ゆったり館

1回入浴 大人360円。

他の地域の温泉施設とそう大差なかったが

いつもはご老人が多い浴場内だが

なぜか20代30代のガタイの良い男率が高かった。(アッーーー!!的な?)

県道46号線。

阿久根市へと続いている。

諏訪神社。

鳥居が二つある。

鎌倉時代に渋谷氏から分派した5家の一つ、東郷家の氏神として創建された。

拝殿。

旧・東郷町の農風景。

五色親水公園。

川遊び、川釣りなど川が中心の公園。

公園を流れる川は川内川の支流、田海川。

鯉などが釣れるという。

五色親水公園の駐車場近くの場所。

ちょうど梅雨真っ最中の時期で

あじさいがとても綺麗。

藤川天神。別名菅原神社。

学問の神様で有名な菅原道真公を祀っている。

道真公は大宰府に左遷されたあと、さらに身を隠す為、薩摩まで逃れ

ここ東郷町の藤川に晩年を過ごしたと伝わる場所。

画像左手に見える木々は道真公自らが植えたとされる臥龍梅と呼ばれる梅の木。

敷地内には西郷隆盛の愛犬、ツンの銅像も。

昔、忠犬ハチ公とツンを混合していました。

ツン公も忠犬ぽいですけどね

雄雄しいツン公。

参道と鳥居。

境内の様子。

菅原道真公の墓と伝わる場所。

道真公、頭良くなりたいです!!

県道344号線。

県道346号線。

旧・東郷町の農風景 その2

 

旧・東郷町の旅 おしまい


鹿児島県・鹿児島市(旧・喜入町)の旅 第44回

2017-06-19 20:47:14 | 44.鹿児島県・鹿児島市(旧・喜入町)の旅

 

こんにちは!!

県道219号線。

錦江湾沿いの県道で国道226号線のある指宿方面へと繋がる道。

まず最初の目的地は錦江湾公園に。

県道219号線から国道226号線に移動する途中、

道路脇の雑木林の上部から巨大な観音像らしき頭部が覗いていてビックリする。

錦江湾公園のすぐ近くには平川動物公園がある。

敷地内には動物園の他、遊園地も併設されており

画像に写る観覧車も遊園地内にある。

錦江湾公園。

キャンプ場やアスレチック広場、バラ園、ロケット広場などがある。

5月がバラの見ごろなので6月の今はその時期を過ぎてしまったが

それでも綺麗に整備された公園内の遊歩道を歩くのは気持ちがいいことだろう。

公園は丘陵地にあるので見晴らしもいい。

画像中央やや右にあるのは東京天文台にあった電波望遠鏡。

現在でも観測に使われているとのこと。

敷地内の高台から錦江湾方面を眺めた景色。

ロケット広場から見えるH-Ⅱロケットの先端が見える。

H-Ⅱロケットの実物大模型。

全長49メートル。

第一段エンジンの搭載口。

ちょうどロケットの真下部分にあたる。

下から見るとお寺の鐘みたいである。

 

国道226号線。

国道226号線。その2。

左手に見えるのは錦江湾。

この国道は旧・喜入町の他に指宿、枕崎、加世田と、薩摩半島をぐるっと半周するまで続く。

道の駅・喜入。

物産館の他に、飲食店や温泉施設もある。

道の駅・喜入の隣りには温水プール施設もがあり、

全長53メートルのウォータースライダーが有名。

画像でも建物の外に飛び出しているのが見える。

道の駅・喜入の駐車場からは

錦江湾に埋め立てられた石油備蓄基地があり規模の大きさに迫力を感じる。

そういえば、大隅半島側の東串良町にも石油備蓄基地があったが

地図で見るとちょうど同じ緯度のあたりに両方ともあるのがわかる。

旧・喜入町から見る錦江湾の画像。

県道245号線。生見(ぬくみ)地区。

位置としては指宿市との境にある。

旧・喜入町の農風景。

錦江湾と水田が織り成す美しい景色である。

喜入町の内陸部には南薩東部広域農道があり、画像はその道へと直接繋がる道路。

ちょうど喜入町を縦断するように走っている。

スーパーがつくほど快走路。

喜入トンネル。

喜入トンネルを抜けると県道232号線にぶつかり、

その道を知覧方面に走る途中にグリーンファームがある。

農業をテーマとした複合公園でキャンプ場の他に

農産物直売所、農園レストラン、体験用の農地や市民農園がある。

家に田畑や家庭菜園をやるような場所はないけど農業をしてみたい人には

ぜひとも訪れてみたい場所である。

県道23号線。県道232号線同様、知覧と鹿児島市を結ぶ道路。

 

旧・喜入町の旅 おしまい。

 


鹿児島県・鹿児島市(旧・松元町)の旅 第43回

2017-06-13 21:01:18 | 43.鹿児島県・鹿児島市(旧・松元町)の旅

 

鹿児島市内シリーズも4回目。総合では43回目の今日は旧・松元町です。

旧・吉田町や郡山町の旅の回と同じく、鹿児島中心部の一部も含め周りたいと思います。

日枝神社。場所は城山の西方部、原良(はらら)地区にある。

こちらの方面は丘陵地となっているが、主に団地や住宅地となっており

人口密集地である。

この神社自体の情報は詳しいことは分かっていないが

500年以上前に創建されたという。

永吉町にある戦没者墓地。

日露戦争や第2次世界大戦の戦没者を合祀している。

公園内は管理がきちんとされているのか整然としていた。

 

戦没者碑の近くに猫がいて、こちらを見ていたので

「おいでおいで」と手を差し伸べたが警戒していたのか近寄って来なかった。

しかし、その後不思議なことがおきた。

先人達の英霊にお参りするため碑の前に立ち手を合わせ黙祷した。

そうした途端、警戒して近づいてこなかった猫が急に足元まで寄ってきたのだ。

一体何なんだこの猫は・・・・?

とりあえず「よしよし」となでた。

すると寝転がって腹を見せるなど

完全に信頼してる状態じゃないと見せない行動をとり始める。

まるで英霊たちが猫に憑依し

よく参拝しに来てくれたといわんばかりのタイミングであった。

その後、墓地内を歩こうとすると

歩く方向を邪魔するようにして猫が行く手を阻む。

そこまで懐かれると逆に怖くなったが

不思議と墓地の外に出たら付いて来なくなった。

単に縄張りなのかもしれないが、もしかしたら本当に英霊たちを守る番人だったのかもしれませんね。

県道24号線。田上地区付近。

県道210号線。松元インター付近。

再び県道24号線。上伊集院駅付近。

薩摩松元駅。上伊集院駅の隣りの駅。

住民の切なる願いによって開設された駅。

傾斜地という理由から国鉄からなかなか許可が下りなかったが

度重なる住民の要望からついに許可が下りる。

しかし、請願駅のため国や県から建設費用が下りなかったため

村議会が費用を村民の寄付金などで補足し

ようやく1953年(昭和28年)に薩摩松元駅が誕生した。

ご覧の通り、山際の傾斜地に駅や線路がある。

県道35号線、入佐町付近。日置市、吹上町方面に繋がっている。

旧・松元町(県道35号線沿い)の農風景。

県道291号線。

難所として知られる。

道路幅が異様に狭い。まさしく憎い(291)県道である。

おまけに凸凹状態の面も多く、ガードレールもなし、傾斜でカーブも多く色々と高難度運転道路である。

岩屋観音入り口。

旧・松元町の春山町にある県道35号線沿いの道から行くことができる。

麓から山林を500メートルほどの道を上っていくと20ほどの巨岩からなる自然の洞窟があり

その中に不動明王、観音像が置かれているという。

道は狭く、滑りやすくきつい。

修験者にでもなった気分になる。

途中、やぶ蚊が出てきて腕を刺されかゆかった。

岩屋観音の洞窟、入り口。

不自然に大きな岩が連なっているが、自然にできたものであるという。

洞窟内の様子。

狭いように見えるが中は思ったより広いし、しゃがまなくても普通に立った状態で移動できる。

岩屋観音の洞窟のある場所から50メートルほどさらに山を登ると展望台があり

鹿児島市方面を眺めることができる。

左後方にあるのは桜島。

岩屋観音を後にし、最後に旅の締めとしてラーメン屋に。

岩屋観音近くの県道35号線沿いにあるラーメン屋さん 「龍亭」

たんたんラーメンとチャーシュー丼(小)を注文。

たんたんラーメンはイメージしていた坦坦麺とは違いひき肉は入っていないが

ゴマの風味はかなり効いているのが感じられた。

もともと龍亭は魚介系のラーメン屋ということなので

たんたんラーメンにもスープへの出汁として使われているかもしれない。

チャーシュー丼は小さいほうを頼んだ。塩昆布が入ってるのが特徴でしょっぱいので飯が進む。

旧・松元町の旅はこれでおしまいです。

最後の画像は鹿児島市内から帰る時に(場所は仙巌園から近い磯海水浴場沿いの道路)撮影した桜島と錦江湾の様子。


鹿児島県・南大隅町(旧・佐多町)の旅 第42回

2017-06-04 18:40:14 | 42.鹿児島県・南大隅町(旧・佐多町)の旅

こんにちは!!

42回目の旅でついに大隅半島完全制覇となります。

そしてその大隅半島最後の目的地は佐多岬のある旧・佐多町です。

 

晴天に恵まれ絶好の旅日和です。さあ、行きましょう!

本土最南端の地へと。

 

旧・佐多町、伊座敷地区。

佐多町の中心地。役場やスーパー、ガソリンスタンド、駐在所など

政治や生活に必要な場所が集まっている。

佐多旧薬園。

薩摩藩直営の植物園である。第25代島津重豪のころ、開園されたとされる。

他にも、吉野や山川の薬園を薩摩藩は営んでいたが、

当時のままの様子で残るのはこの佐多旧薬園だけである。

その為とても貴重だということで国の史跡になっている。

敷地内は思ったより広くなく5分もあれば一周できる。

リュウガンの木。

主にこれを栽培する為に薬園を始めたようだ。

漢方などの原料になる。

レイシ。

ゴーヤのレイシではなくライチの方のレイシ。

日本でレイシを栽培してるのは沖縄県、宮崎県、そして鹿児島県ぐらい。

他にも、オオバゴムノキなど熱帯地方の植物が植えられている。

 県道74号線。

旧・佐多町の農風景。

県道74号線。さたでいランド付近。

さたでいランド。

ゴルフ、ゴーカート、バーベキューなどが楽しめる。

日曜日だったが朝早いせいか誰もいなかった。

園内にはレストランもある。

ちょうど丘の上にさたでいランドがあるので見晴らしが良く、

美しい風景を一望できる。

奥に小さく見える風車は風力発電施設。

さたでいランドで風力発電を見ていたら実際に近場まで見たくなって来てしまった。

風力発電はこのようになっています。

下から見下ろした様子。

20階建てビルぐらいの高さかな?

半島や海沿いといった場所は風が強い為、風力発電に最適なのだろう。

県道564号線。

浜尻海岸を目指す。

浜尻海岸。広大な砂浜が広がる。

川が海に流れる場所。河口という。

波が崖を削ったのでしょうか?

それにしては人工的な感じの切り開き方ですね。

県道564号線から望む佐多市街地方面。

開聞岳が見えます。きれいですね。

県道566号線。

鹿児島県の、そして本道最南端の県道。

この先に佐多岬がある。

亜熱帯の植物が増えてくる。

心が躍る。

海が見えてくる。あと3キロ位かな?

いよいよと思ったら警備員のおっさんがいてここから先は一般の車両は入れないとのこと。

せっかく来たのに行けないのか?と思ったらシャトルバスが出ているらしい。

しかし、車両が駄目ということは徒歩はOKということですよね。

ということで聞いてみたら別にかまわないとのこと。

本土最南端を到達するのにバスなど邪道だ!

と息巻いて徒歩で歩いていく俺。

周りからは稀有な目で見られているような気がしたが関係ない。

前進せよ!第1小隊!!と探検隊の気分で進むのであった。

 

青空と緑の山。

もうこれだけで心が癒されます。

インディジョーンズのレイダースマーチを口ずさみながら進むトルニン隊員。

冒険って楽しい!!

途中海に目をやる。

何と美しい海でしょうか。

ここで一句。

「青空と 緑の山を 混ぜ合わせ 一面広がる エメラルドグリーン」

む!?

これはなんぞ。

獣を捕らえる罠の檻ではないか。

しかし、ある意味人間も檻の中で生活してるようなもの・・・

残り1キロ。

亜熱帯の植物たち。

ゴールはもう少し?

ここが最南端か!と思いきや

ここは北緯31度線の展望広場。

シャトルバスも通行はここまで。

ここからは全員徒歩と思いきや、

あれ?通行止めになっている?

どうやらこれ以上は進めないらしい。

トンネル前の駐車場から見える展望台から佐多岬を見るのが

現時点での到達可能な最南端地点。

画像は南国の植物 ガジュマル。

そして俺はついに到達した。

佐多岬までは実際には行けないが

現時点での最南端ポイントに。

遠くに見える灯台のある場所が佐多岬。

画像をズーム。

ここが日本本土の一番南の場所です。

佐多岬を後にし最後に県道68号線の太平洋側ルートをドライブ。

こちら側の道は車の往来はほとんどない。

穴場である。

 

旧・佐多町の旅 おしまい

大隅半島完全制覇!!