旅人労働者~気づくのが遅すぎて(鹿児島県→千葉県編) 

今回は千葉県のいろんな場所をドライブしたり、城跡を探索しようと思います。(前回の旅、鹿児島編から6年後)

鹿児島県・指宿市(旧・山川町)の旅 第59回

2019-08-26 07:59:57 | 59.鹿児島県・指宿市(旧・山川町)の旅

 

こんにちは。

第59回目は旧・山川町です。

指宿シリーズ2回目ですね。どんな所なのか楽しみです。

 

 

国道269号線。

地図で見るとわかるが約5kmしかない短い国道。

山川漁港をぐるっと回るようなコースである。

 

 

道の駅︙山川港活お海道(やまがわみなと いおかいどう)

という長い名前の道の駅。

『活お』とは魚のことを指すという。うお(魚)が訛って『いお』→活おに?

 

 

建物内は山川漁港内にあるだけあって海産物が多い。

屋台風のお店もあって楽しく買い物ができる。

 

 

お土産をたくさん買いたいところだが

貧乏人の私は298円の海鮮弁当。

漁師飯のような響きがいい。

値段は安いが卸しと販売場所が一緒なだけあって

めちゃくちゃ美味い。 

(2019年から2年前ということが弁当の消費期限でわかる。時は経つのは速いなあ(^_^;))

 

山川漁港の様子。

 

 

毎度おなじみ国道226。

過去回でも何度か登場した国道。薩摩半島を周回するには避けて通れない。

 

 

同じく国道226。

薩摩富士とも呼ばれる開聞岳が見える。

ちょうど雲が、噴煙のようである。

(開聞岳は火山です。)

 

 

道路の脇に車を停めて開聞岳を望む。

うーむ、何という綺麗な形の山だろうか。

周りの景色ののどかな感じも相まって最高です。

間違いなく感動しますね、この場所は。

 

 

県道242号線。

薩摩半島南端、長崎鼻を目指す。

 

 

長崎鼻に行くために、近くの駐車場に。

フラワーパークという公園も隣接している。

この日は平日だったのか駐車場には数える程度しか停まっていない。

ポテンシャルの高そうな場所なのにもったいない感じもする。

人混み嫌いの私にはありがたいけど。

 

 

ここからは徒歩で薩摩半島南端、長崎鼻を目指して歩く。

観光客相手のお店がちらほら。

 

 

そろそろ海に近づいてる感じがしてきて、テンションやや上がる。

とても良い場所だが観光客がほとんどいないので活気はない。

 

 

通りにはこんな看板も。

 

 

鹿児島弁についての説明板。

一年間、鹿児島(志布志市)で働かせてもらったが、

意外と従業員の方々は標準語も使ってくれるんで、東京から来た元長野県民の私でも普通に会話できた。

それでも現地の人同士での話しは、薩摩弁、鹿児島弁で使ってたが。

使い分けしてくれるのが有り難い。

 

 

竜宮神社。

 

 

旧・頴娃町の旅でも、

番所鼻自然公園に竜宮城へと繋がる道の伝説があったが

鹿児島は昔話・浦島太郎と深い関係がある土地なのか。

 

 

境内の様子。

全体的に白い。あと赤。

まさに竜宮城。

あと、沖縄にもありそうな色使い風の建物。

 

 

竜宮城もとい竜宮神社を離れ、長崎鼻の方へ。

潮の香り、青い空と海。緑の植物。

そこに薩摩半島南端へと続く一本の道。

美しさと喜びと寂しさが同時に襲ってきて

何ともいえない衝動に駆られていた。

 

 

道中にも、浦島太郎にちなんだお地蔵さんが。

 

 

ひたすら進む。

 

 

灯台が見えてきた。あそこがゴールかな?

 

長崎鼻灯台。

真っ白である。

かねてから鹿児島湾や南シナ海に航海する船舶の道しるべとなってきた。

 

 

灯台がゴールと思いきや

灯台下には階段があり、更に岬へと続く道があった。

しかし、舗装された道はなく、ここからは完全に岩道、砂利道である。

 

 

長崎鼻、薩摩半島南端まであともう少しだ。

まるでここはラストダンジョン。

最後のボスを倒しに向かうような気分になっていた。

 

 

横を見渡すと、開聞岳も見える。

 

 

地面はゴツゴツ、凸凹して歩きづらい。

しかし、それだけ辿り着いた時の価値があるもの。

ヒョイヒョイと小ジャンプを繰り返しながら猿のように歩いていった。

 

 

途中、こんな道も。

踏外せばドボンである。特に右はヤバい。

 

ついに到達。

長崎鼻、薩摩半島南端。

10分間、この場にずっと立ち尽くしていた。

 

長崎鼻を後にし、

山川町内を走っているとセブンイレブンがあったので休憩した。

 

 

なんと、ここもセブンイレブンの最南端だった。(この画像は2017年の物で2019年には新しく沖縄にセブンが出来たので、この看板は撤去されていると思われる。)

 

 

指宿と言えばネッシーで有名な池田湖が有名だが

山川地域には鰻池という池もある。

その名の通り、昔は鰻を養殖していたが現在はやっていないとのこと。

鰻池は噴火の際にできた火口が池になった火口湖で

そのため、付近には蒸気が吹き出す場所もある。

 

 

県道241号線とその風景。

山川町と開聞町を結ぶ丘陵地帯ルート。

 

 

山川町の旅 おしまい