旅人労働者~気づくのが遅すぎて(鹿児島県→千葉県編) 

今回は千葉県のいろんな場所をドライブしたり、城跡を探索しようと思います。(前回の旅、鹿児島編から6年後)

鹿児島県・鹿児島市(旧・松元町)の旅 第43回

2017-06-13 21:01:18 | 43.鹿児島県・鹿児島市(旧・松元町)の旅

 

鹿児島市内シリーズも4回目。総合では43回目の今日は旧・松元町です。

旧・吉田町や郡山町の旅の回と同じく、鹿児島中心部の一部も含め周りたいと思います。

日枝神社。場所は城山の西方部、原良(はらら)地区にある。

こちらの方面は丘陵地となっているが、主に団地や住宅地となっており

人口密集地である。

この神社自体の情報は詳しいことは分かっていないが

500年以上前に創建されたという。

永吉町にある戦没者墓地。

日露戦争や第2次世界大戦の戦没者を合祀している。

公園内は管理がきちんとされているのか整然としていた。

 

戦没者碑の近くに猫がいて、こちらを見ていたので

「おいでおいで」と手を差し伸べたが警戒していたのか近寄って来なかった。

しかし、その後不思議なことがおきた。

先人達の英霊にお参りするため碑の前に立ち手を合わせ黙祷した。

そうした途端、警戒して近づいてこなかった猫が急に足元まで寄ってきたのだ。

一体何なんだこの猫は・・・・?

とりあえず「よしよし」となでた。

すると寝転がって腹を見せるなど

完全に信頼してる状態じゃないと見せない行動をとり始める。

まるで英霊たちが猫に憑依し

よく参拝しに来てくれたといわんばかりのタイミングであった。

その後、墓地内を歩こうとすると

歩く方向を邪魔するようにして猫が行く手を阻む。

そこまで懐かれると逆に怖くなったが

不思議と墓地の外に出たら付いて来なくなった。

単に縄張りなのかもしれないが、もしかしたら本当に英霊たちを守る番人だったのかもしれませんね。

県道24号線。田上地区付近。

県道210号線。松元インター付近。

再び県道24号線。上伊集院駅付近。

薩摩松元駅。上伊集院駅の隣りの駅。

住民の切なる願いによって開設された駅。

傾斜地という理由から国鉄からなかなか許可が下りなかったが

度重なる住民の要望からついに許可が下りる。

しかし、請願駅のため国や県から建設費用が下りなかったため

村議会が費用を村民の寄付金などで補足し

ようやく1953年(昭和28年)に薩摩松元駅が誕生した。

ご覧の通り、山際の傾斜地に駅や線路がある。

県道35号線、入佐町付近。日置市、吹上町方面に繋がっている。

旧・松元町(県道35号線沿い)の農風景。

県道291号線。

難所として知られる。

道路幅が異様に狭い。まさしく憎い(291)県道である。

おまけに凸凹状態の面も多く、ガードレールもなし、傾斜でカーブも多く色々と高難度運転道路である。

岩屋観音入り口。

旧・松元町の春山町にある県道35号線沿いの道から行くことができる。

麓から山林を500メートルほどの道を上っていくと20ほどの巨岩からなる自然の洞窟があり

その中に不動明王、観音像が置かれているという。

道は狭く、滑りやすくきつい。

修験者にでもなった気分になる。

途中、やぶ蚊が出てきて腕を刺されかゆかった。

岩屋観音の洞窟、入り口。

不自然に大きな岩が連なっているが、自然にできたものであるという。

洞窟内の様子。

狭いように見えるが中は思ったより広いし、しゃがまなくても普通に立った状態で移動できる。

岩屋観音の洞窟のある場所から50メートルほどさらに山を登ると展望台があり

鹿児島市方面を眺めることができる。

左後方にあるのは桜島。

岩屋観音を後にし、最後に旅の締めとしてラーメン屋に。

岩屋観音近くの県道35号線沿いにあるラーメン屋さん 「龍亭」

たんたんラーメンとチャーシュー丼(小)を注文。

たんたんラーメンはイメージしていた坦坦麺とは違いひき肉は入っていないが

ゴマの風味はかなり効いているのが感じられた。

もともと龍亭は魚介系のラーメン屋ということなので

たんたんラーメンにもスープへの出汁として使われているかもしれない。

チャーシュー丼は小さいほうを頼んだ。塩昆布が入ってるのが特徴でしょっぱいので飯が進む。

旧・松元町の旅はこれでおしまいです。

最後の画像は鹿児島市内から帰る時に(場所は仙巌園から近い磯海水浴場沿いの道路)撮影した桜島と錦江湾の様子。