旅人労働者~気づくのが遅すぎて(鹿児島県→千葉県編) 

今回は千葉県のいろんな場所をドライブしたり、城跡を探索しようと思います。(前回の旅、鹿児島編から6年後)

鹿児島県・南大隅町(旧・佐多町)の旅 第42回

2017-06-04 18:40:14 | 42.鹿児島県・南大隅町(旧・佐多町)の旅

こんにちは!!

42回目の旅でついに大隅半島完全制覇となります。

そしてその大隅半島最後の目的地は佐多岬のある旧・佐多町です。

 

晴天に恵まれ絶好の旅日和です。さあ、行きましょう!

本土最南端の地へと。

 

旧・佐多町、伊座敷地区。

佐多町の中心地。役場やスーパー、ガソリンスタンド、駐在所など

政治や生活に必要な場所が集まっている。

佐多旧薬園。

薩摩藩直営の植物園である。第25代島津重豪のころ、開園されたとされる。

他にも、吉野や山川の薬園を薩摩藩は営んでいたが、

当時のままの様子で残るのはこの佐多旧薬園だけである。

その為とても貴重だということで国の史跡になっている。

敷地内は思ったより広くなく5分もあれば一周できる。

リュウガンの木。

主にこれを栽培する為に薬園を始めたようだ。

漢方などの原料になる。

レイシ。

ゴーヤのレイシではなくライチの方のレイシ。

日本でレイシを栽培してるのは沖縄県、宮崎県、そして鹿児島県ぐらい。

他にも、オオバゴムノキなど熱帯地方の植物が植えられている。

 県道74号線。

旧・佐多町の農風景。

県道74号線。さたでいランド付近。

さたでいランド。

ゴルフ、ゴーカート、バーベキューなどが楽しめる。

日曜日だったが朝早いせいか誰もいなかった。

園内にはレストランもある。

ちょうど丘の上にさたでいランドがあるので見晴らしが良く、

美しい風景を一望できる。

奥に小さく見える風車は風力発電施設。

さたでいランドで風力発電を見ていたら実際に近場まで見たくなって来てしまった。

風力発電はこのようになっています。

下から見下ろした様子。

20階建てビルぐらいの高さかな?

半島や海沿いといった場所は風が強い為、風力発電に最適なのだろう。

県道564号線。

浜尻海岸を目指す。

浜尻海岸。広大な砂浜が広がる。

川が海に流れる場所。河口という。

波が崖を削ったのでしょうか?

それにしては人工的な感じの切り開き方ですね。

県道564号線から望む佐多市街地方面。

開聞岳が見えます。きれいですね。

県道566号線。

鹿児島県の、そして本道最南端の県道。

この先に佐多岬がある。

亜熱帯の植物が増えてくる。

心が躍る。

海が見えてくる。あと3キロ位かな?

いよいよと思ったら警備員のおっさんがいてここから先は一般の車両は入れないとのこと。

せっかく来たのに行けないのか?と思ったらシャトルバスが出ているらしい。

しかし、車両が駄目ということは徒歩はOKということですよね。

ということで聞いてみたら別にかまわないとのこと。

本土最南端を到達するのにバスなど邪道だ!

と息巻いて徒歩で歩いていく俺。

周りからは稀有な目で見られているような気がしたが関係ない。

前進せよ!第1小隊!!と探検隊の気分で進むのであった。

 

青空と緑の山。

もうこれだけで心が癒されます。

インディジョーンズのレイダースマーチを口ずさみながら進むトルニン隊員。

冒険って楽しい!!

途中海に目をやる。

何と美しい海でしょうか。

ここで一句。

「青空と 緑の山を 混ぜ合わせ 一面広がる エメラルドグリーン」

む!?

これはなんぞ。

獣を捕らえる罠の檻ではないか。

しかし、ある意味人間も檻の中で生活してるようなもの・・・

残り1キロ。

亜熱帯の植物たち。

ゴールはもう少し?

ここが最南端か!と思いきや

ここは北緯31度線の展望広場。

シャトルバスも通行はここまで。

ここからは全員徒歩と思いきや、

あれ?通行止めになっている?

どうやらこれ以上は進めないらしい。

トンネル前の駐車場から見える展望台から佐多岬を見るのが

現時点での到達可能な最南端地点。

画像は南国の植物 ガジュマル。

そして俺はついに到達した。

佐多岬までは実際には行けないが

現時点での最南端ポイントに。

遠くに見える灯台のある場所が佐多岬。

画像をズーム。

ここが日本本土の一番南の場所です。

佐多岬を後にし最後に県道68号線の太平洋側ルートをドライブ。

こちら側の道は車の往来はほとんどない。

穴場である。

 

旧・佐多町の旅 おしまい

大隅半島完全制覇!!