旅人労働者~気づくのが遅すぎて(鹿児島県→千葉県編) 

今回は千葉県のいろんな場所をドライブしたり、城跡を探索しようと思います。(前回の旅、鹿児島編から6年後)

鹿児島県・姶良市(旧・姶良町)の旅 第28回

2017-03-05 23:09:28 | 28.鹿児島県・姶良市(旧・姶良町)の旅

こんにちは。

今回は、姶良市の旧・姶良町に行ってきました。
先に言ってしまいますが
とにかく、道路の旅でした。

なので旅日記というより道路紹介日記になってしまいそうです。

それでは、行ってみましょう!



県道40号線。
旧・溝辺町方面から進入。
空いてて、路幅も広くて走りやすい道路。



旧・姶良町の山田地区にある
凱旋門。

フランスの凱旋門とは規模も見た目も大きく違うが
姶良の凱旋門も立派な建築物。

もともと鹿児島で造られていたアーチ式の石橋の技術を転用したものだという。



この凱旋門が造られた理由は
日露戦争に従軍した地元の兵隊さん達が全員無事に帰ってきたことを記念して建てられたの事。
日清戦争に比べ、死傷率が高かった日露戦争で誰一人欠けることなく生還できたのはとても凄いことなのである。



凱旋門のすぐ近くにある広場の様子。
謎のマネキン?かかし?がベンチを占拠。

意外とリアルさがあってちょっと怖い。



住吉神社。



住吉池公園。
バス釣りやブルーギル釣りを楽しめる。



住吉池周辺には
キャンプ場もあり夏のバーベキューや
春は桜が咲き誇り花見も楽しめる。



旧・姶良町の農風景その1



県道42号線。
そういえば、いつの間にやら雨が降っていた。



県道391号線。
旅史上、ワースト3に入る県道だった。





3ケタ県道なので山道は覚悟はしていたが・・・



進めば進むほど道幅が狭くなっていく。



とうとう道に枯れ草の残りまで現れる。
道は途中途中で凸凹な所があったり、
ガードレールがなく、ハンドルを誤れば斜面に落ちる危険地帯もあった。

3桁の県道の整備を望むものである。



姶良市は鹿児島市と隣接していて
鹿児島県の市町村としては珍しく人口の増加が認められる地域である。

そんな姶良市でも市街地を外れればすぐに山里の風景を見ることに。



県道391号線から県道466号線へ向かう。
途中、トンネルが現れた。

ちょっと怖い。



県道446号線。
依然、山道だが391号線よりは広い。



スターランドAIRA。
天体望遠鏡から星空を眺めることができる。
プラネタリウムも投影している。

旧・輝北町の天球館と同じような施設。

しかし、今は明るい上に
プラネタリウムも午後からしかやってないので入場できず。



県道446号線沿いの景色。



北山若宮神社。
446号線沿いにある。



北山若宮神社の道路を挟んだ反対側には下(しも)城跡がある。



入り口の階段を上り、辿り着いた曲輪(くるわ)には浄水施設が建っていた。
中世の遺跡になんてことを。



下城跡の城内を探索。
何となく土塁や曲輪、空堀もうっすらとわかるが
藪が酷くて調査が困難だった。



下城跡を後にし、
446号線を下っていくとまたもや神社が。

「梅北神社」という名前。



境内と本殿。

鳥居の代わりが綿棒のような、蛍光灯の電柱のような
変わった鳥居。

梅北国兼を祀っている。

国兼は島津家が豊臣秀吉に降伏した後も、秀吉の命を狙いつづけ、
朝鮮出兵の際に暗殺を企てるが、逆に返り討ちにあったという。



県道446号線を南下し市街地に近づいてくると
健昌城跡(検証という看板があったので寄ってみる。



島津家久が本拠地を健昌城にしようとした位だけあって(後に島津義弘に反対された)
相当広いようだ。

城の中心区域を外側から観察しただけでもかなりの規模であることがわかる。





この道路は全て健昌城の空堀跡である。
それ程大きなものであったことがわかる。



健昌城跡・本丸



道路巡りに、神社、城跡散策で空腹、疲労が限界に近づいたので
ここからは、飯、温泉タイムに。

ラーメンハウス・フーミン。
県道446号線も終点に差し掛かってきた道路沿いにある。



店内はいかにもおじさん、おばさん夫婦で経営している大衆食堂といった感じ。
味噌ラーメンと餃子・ライスのセットを注文。

味はシンプルだ。
私も味噌ラーメンをネットの料理ページを見て自分で作ったことあるが、それに似た味である。

しかしこの雰囲気にとてもマッチしている。
典型的な大衆食堂のラーメンの味。
それが、実にいい。

今はいろんなラーメン屋があるが、
最近はお客を選んだり、食うことに神経を使わないといけないような店もある。
味や見た目もレベルは高いのだろう。

しかしフーミンのような大衆食堂系のまったりとした良さ。
特に何も考えず無心にラーメンをすすることのできる幸せ。
これも一つの美味しさである。



県道57号線。



再び、県道446号線に戻り温泉施設へ。

「一心桜姶良温泉」

大人一人390円と鹿児島県にしては高い入浴料だが(全国で見れば余裕で激安)
施設が新しいのか外も中もとても綺麗である。
にもかかわらず客が少なく
風呂場は2人しかいなくて広々使わせてもらった。



国道10号線。
鹿児島市、姶良市、霧島市など鹿児島県内の主要都市を通る他、宮崎、大分そして北九州市までの九州の右側部分を網羅するスーパー道路。
買い物はこの道を走ればたいていの物は手に入る。



県道391号線の終点付近。
今回の旅であれほどの凶悪な山道を見せたこの県道も
最終的には街中の道路へと変貌を遂げる。

人の心もこの道路のように変わることができるのかもしれない。



「鹿児島ラーメン 豚トロ」 姶良店

国道10号線沿いにある。
実はこのラーメン店の隣りは旧・加治木町で訪れたプリン専門店がある。

本日、2回目のラーメン行ってみましょう!



鹿児島ラーメンは基本トンコツベースだが
豚トロ系列はトンコツだけでなく鶏ガラと魚介も混ぜてあるのが特徴だそうだ

さっそく基本の豚トロラーメンを注文。

豚トロとは焼肉でもおなじみの豚肉の部位の一つである。
あまり取れない部位でコリッとした独特の食感がこの肉の美味しさである。

スープ濃厚でウマい。
豚トロチャーシューもめちゃウマ。



黒豚トロ餃子。
焼き餃子もあるが、こちらを注文。

バンバンジー風の水餃子サラダといったような味付け。



おしながき。

半熟タマゴ入り豚トロラーメンの大盛りを注文すれば良かったな。
ご飯物も美味しそうである。



姶良市(旧・姶良町)の旅、これにて完。