旅人労働者~気づくのが遅すぎて(鹿児島県→千葉県編) 

今回は千葉県のいろんな場所をドライブしたり、城跡を探索しようと思います。(前回の旅、鹿児島編から6年後)

鹿児島県・南九州市(旧・頴娃町)の旅 第56回

2018-07-14 22:35:08 | 56.鹿児島県・南九州市(旧・頴娃町)の旅

こんにちは。

56回目の旅は南九州市(旧・頴娃町)の旅です。

頴娃と書いて「えい」と読みます。さて、どんな風景や町並みがあるんでしょうか?

 

県道236号線。

ネッシーで有名な池田湖から南西へと向かう。

その方向に進むことは海に向かっていることでもある。

 

海...とは言ったが

どう見てもここは山の中。

薩摩半島は海岸平野のような場所は少ない気がする。

だいたい何処も海の隣りは崖、山。平地が少ないのである。

 

県道236号線を移動中、頴娃城跡(えいじょうせき)への案内板を発見したので

寄ってみることに。

 

これだろうか?

ここが頴娃城跡だと示す看板や目印等はなかったので

それらしい遺構を探してみた。

地味ながら石垣を発見。

 

山の斜面が明らかに整地されて平らになっているのがわかる。

段々畑のように石垣で区画が別れている。

 

後で頴娃城跡をネットで調べてみたら

見たことのない画像が多数ありどうやら本郭や石碑、案内板もちゃんとあるらしかった。

私は一体何処の城に迷い込んだのだろうか?

そもそもここは頴娃城なのか?

しかし、どう見ても城跡の遺構としか思えない。

連日の雨天で道路も荒れていたし判りづらかったのはあるが

少なくとも頴娃城の一部か、それに関連した支城ではあるだろう 。

 

県道245号線。

のどかな風景が広がる。

こういう場所は都会の生活で疲れている人こそ味わっていただきたい場所だと思う。

観光地や有名スポットもいいが、名もなき一般道にこそ癒しポイントや本来の田舎町の良さがあったりする。

 

同じく県道245号線。

本当にこういう道、好きですわ。

もう一生来ることのない場所なんだろうな。

都会の満員電車に揺られながら通勤する生活に戻った時、そっと目を閉じこの場所を思い浮かべる。

その時、ここへ来られた達成感と嬉しさ、寂しさを思い浮かべながら

「ああ、俺はとてつもなく美しい所へ行ったんだな。」と。

旅は終わってからこそ感傷に浸れるものだ。

 

県道17号線。

このまま進むと指宿スカイラインと連結する。

 

「夢・風の里 アグリランドえい」 入口。

 

アグリランド内の駐車場付近の様子。

 

ゴルフ、ゴーカート、キャンプ場、その他遊具などがある。

 

もちろん温泉もあります!

 

県道234号線。

比較的真っ直ぐ。海に向かうにつれ海抜が下がっていく。

 

県道234号線沿いは茶畑が広がる。

地域的に知覧茶のエリアになるのだろう。

 

番所鼻自然公園。

大昔に火山活動により形成された岩礁が波によって徐々に浸食され

海の中にぽっかりと池ができたような環状型の地形がある。

それが浦島太郎で有名な竜宮城の入り口があったという伝説で伝えられてるというのだ。

 

これが竜宮城への入り口と伝えられている伝説の場所。

通称、「海の池」と言うそうだ。

周囲にある囲うような石の道は人工的にできたものではなく

本当に自然が造ったものと言うのだから驚きである。

 

一周してみたが、手すりとかないので意外と怖い。

でも海の上を歩いている気分で楽しさもあるのでぜひとも訪れてはどうだろう。

 

国道226号線。

薩摩半島で最も南に位置する国道。

鹿児島市内から指宿、枕崎、野間半島、加世田まで続く。

 

県道27号線。

旧・頴娃町の内陸部を貫くように通っている。

知覧や川辺方面へと繋がる。

 

旧・頴娃町の旅 おしまい