旅人労働者~気づくのが遅すぎて(鹿児島県→千葉県編) 

今回は千葉県のいろんな場所をドライブしたり、城跡を探索しようと思います。(前回の旅、鹿児島編から6年後)

鹿児島県・さつま町(旧・宮之城)の旅 第40回

2017-05-22 20:38:28 | 40.鹿児島県・さつま町(旧・宮之城町)の旅

 

こんにちは。

久々のさつま町シリーズで、今回は旧・宮之城町を旅します。

今回の旅ですが、画像がほとんど道路写真です。

面積こそさつま町のなかで(薩摩町・鶴田町・宮之城町のなかで)一番大きいのですが

特にこれといったスポットを見つけられなかったせいか味気ない旅となってしまいました。

感動を得られるようにあえて事前調査をしないスタイルが仇となってしまいましたが

そこは割り切るしかありませんね。

まあ、私にとってはほぼドライブみたいな旅もそれはそれで楽しかったですが。

 

 

旧・宮之城町中心街。屋地付近。

さつま町役場もあることから旧・宮之城町というよりさつま町の中では一番栄えているところ。

川内川。奥に見える橋は山崎大橋。

県道394号線。山崎付近。

山崎駅跡地。

かつては宮之城線が走っていたが1987年廃線となった。

川内市から旧・大口市(伊佐市)間を運行していたが

時代とともに車社会の波に押され利用客は減っていった。

廃線跡地のすぐ近くは太陽光発電の施設となっている。

時の流れは早い。

麺亭 笹家ラーメン。

見た目が居酒屋のようなデザインである。

お昼時もあってかなり混んでいた。

 

いろんなラーメンがあったが、毎回みそラーメンばかり食べていたので

今回は和だし醤油麺を選ぶ。650円。

ラーメンなのに上品さを感じさせる味。

ネギの切り方がいい。

宮之城歴史資料センター。

郷土の歴史や人物の説明の他、発掘品や出土品の展示などをしている。

古くは古墳時代の遺跡が数多くあり、鉄剣や土器などが出土している。

 

ここで簡単に旧・宮之城町(さつま町)の簡単な歴史について記述する。

 

奈良時代後期(700年代後半)から平安中期(1000年くらい)までの記録は特になく

その後、大前氏が文献に現れる。

 

しかし源平の争いの後、大前氏は追い出されることになる。

鎌倉時代に入り、関東・相模にいた渋谷氏(東京の渋谷もこのうちの一つ)が幕府の命で鹿児島・さつま町のあたりに移住し大前氏は追い出される。

その渋谷氏は5人の兄弟が周辺の土地を治めることになり

それぞれ東郷氏(旧・東郷町)、入来院氏(旧・入来町)、祁答院氏(旧・祁答院町、宮之城町)、高城氏(川内市の一部である高城郡)、鶴田氏(旧・鶴田町)と名乗った。

 

戦国時代になると島津氏の台頭により、渋谷一族は没落していった。

その後、江戸時代、幕末、明治初期の西南戦争など激動の時代を経て旧・宮之城町となった。

国道504号線。

旧・宮之城町の風景。国道504号線沿い。

国道328号線。

 

旧・宮之城町の旅 おしまい

(最後は道路紹介日記みたいになってしまったが)