旅人労働者~気づくのが遅すぎて(鹿児島県→千葉県編) 

今回は千葉県のいろんな場所をドライブしたり、城跡を探索しようと思います。(前回の旅、鹿児島編から6年後)

鹿児島県・薩摩川内市(旧・祁答院町)の旅 第35回

2017-04-24 20:55:55 | 35.鹿児島県・薩摩川内市(旧・祁答院町)の旅

 

祁答院。

これは何と読むのだろう。

検索するにも読み仮名が分からないから打ち込めない。

分かったのは青い道路案内表示板にあるローマ字綴りの部分を見てからだった。

ケドウインと読む。

仏教じみた名前である。

そんな、祁答院町というのはどんな場所なのであろうか?

県道396号線。

気持ちのよい青空が広がり旅日和である。

旧・祁答院町の印象であるが、山林・丘陵地帯が多く

前回の鹿児島市・旧・吉田町のような景観が続く。

祁答院町の農風景。

何を栽培してるんでしょう?あるいはまだ何も植えてないのかな?

同じく、県道396号線。

道路際にやたらとバリケードがある。

しかも途切れることなくまるで万里の長城のように。

一体何を守っているんだろうか?

無数に続くバリケード。電柵なのだろうか?

バリケードの内側を見ると無数の紫色の植物が。

もしかしたらこれを保護しているのかもしれない。

というか、バリケードの内側はほぼこの紫の花を咲かせた植物であった。

近づいてよく見てみると、それは

カラスノエンドウであった(ヤハズのエンドウともいう)。

春になるとそこらに生えまくる雑草である。

エンドウという名だけあってマメ科であり、ちいさな鞘にと豆を実らす。

普通に食べられる豆であるようだ。(ただし、ソラマメの仲間なので熱を通すこと)

 

県道51号線。

それにしても、本当にのどかな景色が続く。

草が茂った畑は結構見られるがカラスエンドウぐらいしか見つけることができない。

一体何で生計を立てていらっしゃるのだろうか?

祁答院で一番の観光地と言ったら藺牟田池(いむたいけ)ということなので

早速向かってみることに。

すると道中、巨大な水車が現れた。

 

世界一の郷水車ということである。

水車ではなく郷水車。郷はどういう意味だろうか?

里とか田舎という意味なのであろうか。そうだとしても水車はそういう場所にしかないような気もするが。

 

直径13メートル以上もある。

重さはおよそ15トンとのこと。

よく見ると、天辺に龍のオブジェがあり、

そこから水がでている。

それにしても、この巨大な水車。一体に何の為に作ったのか?

藺牟田池。

ラムサール条約指定湿地の登録地である。

休日はレジャーで賑わい

釣り、貸しボート、貸し自転車、登山、キャンプなどができる。

様々な動植物が生息しており

私が来たときは白鳥がいるのを確認できた。

釣り客が多くあちらこちらで釣り糸をたらしている人が見受けられた。

藺牟田池にあるアクアイムという生態系保存資料施設。

ちょっとした水族館である。

画像は釣り客が釣ってきたと思われるブラックバスとブルーギル。

藺牟田池ではブラックバスやブルーギルの再放流は禁止されている。

持ち帰って調理するか、回収BOXに入れる。

鯉や鮒もいる。

雷魚(カムルチーの方)。

蛇みたいな外観をしており、ブラックバス同様ルアーで釣れる。

カエルが大好物。

カメラを向けるとこっちに寄って来てじっと見てきた。

なかなか愛嬌のある顔である。

 

最後は、藺牟田池で売っていた屋台のたこ焼き。

キムチネギマヨたこ焼きを買った。

屋台のおっさん曰く、まだまだ修行が足りないとのこと。

味をこれからも研究していく必要があるそうだ。

14個入りで550円。

普通にうまかった。

 

旧・祁答院町の旅 おしまい。