こんにちは!
今回は鹿児島市の旧・吉田町を旅します。
薩摩半島での鹿児島市編は(島を入れれば桜島が最初の鹿児島市)今回が初めてでございます。
鹿児島市といえば、一極集中といわれるくらい経済や人口などが鹿児島県で密集しているところです。
人口約60万人と、第2位の霧島市12万人の5倍という圧倒的な差をつけての1位でございます。
というわけで鹿児島最大の都市、鹿児島市ということで
まずは最北端に位置する旧・吉田町に来ましたが・・・・・・
あれ?ビルはどこ?ショッピングモールは?
・・・・・
ぜんぜんありません!
それどころか、辺りは山、田畑、坂道の連続。
天下の鹿児島市は一体何処に・・・。
旧・吉田町に来てみたはいいが・・・
県庁所在地であり人口1位の鹿児島市の面影は全くなかった。
それだけでなく、有名スポットも特になかったので
鹿児島旅シリーズ中、もっとも早い終了となることはこの時は思っても見なかった。
旧・吉田町役場(現・鹿児島市役所:吉田支所)。
何故か、青い服を着たオヤジが役場入り口付近をうろうろしていた。
牟礼ヶ丘団地の入り口付近。
旧・吉田町で最も人口が多い場所と思われる。
山林しか見当たらない場所に突如出現する丘の上に建設された住宅地域。
その為、入り口はやはり急な坂道を上ることとなる。
起伏のある高所にあるため団地内の至る所に
このような階段や坂道が見られる。
団地内は思ったよりも広範囲で、
車で一周するのにも結構な時間がかかる。
県道16号線。
薩摩吉田インターから北西に向かう道の途中の場所。
周りは本当に山しかない。
その県道16号線の場所から撮影した風景。
本当にこのような景色が続く。
これでも鹿児島市です。
旧・吉田町の農風景。
めちゃくちゃ早いがこれで旧・吉田町の旅はこれでおしまい。
本当に何もなかったが、(あることはある。桐野氏の開墾地跡とか島津歳久が在城していた松尾城跡など)
それはある意味、これが本来の地方集落の姿なのかもしれない。
変に、町おこしのために何かの施設を造ったりせず
そのままの状態で長い年月やってきたのは
足を伸ばせば鹿児島市内の繁華街にいつでも行ける距離にあり
また、合併によって鹿児島市に編入され、町の財政を気にすることもなくなったからこそ、
本来の姿のままこのように残ったのであろう。
まさに文字通り自然と一体化した町、吉田町。
今回の旅はそんなことを思い知らせてくれた旅となった。
帰りは国道10号線の亀割バイパス沿い(旧・国分市)にある鹿児島ラーメンに寄った。
そのまま鹿児島ラーメンを店の名前としてつけるとは
まるで鹿児島ラーメン代表としての自信がおありなのであろうか?
黒豚トンコツラーメン+餃子、小ライスを注文。
麺は太麺だが、まるでそうめんのようにツルッと食べれてしまう。
スープもあっさりしている。
具はネギ、きくらげの他、チャーシューと軟骨つき黒豚肉が入っている。
特に黒豚肉は甘くてご飯と一緒に食べるのに合っている。
餃子は小さめだが6個なのでボリューム的には充分だろう。