闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

はりきって翻訳を再開したものの…

2009-07-18 00:51:27 | 翻訳への道
はりきって翻訳を再開したが、今日とりかかった第三部の冒頭はかなり難しい。意味としてはそんなに難しくないので、著者が言おうとしていることはなんとなくわかるのだが、構文があまりにも複雑で、うまく日本語になってくれないのだ。

それはさておき、大学系の組織から出版するとなると、訳そのものだけでなく、別のテクストとの対校、解説などの厳密さも気になる(とりわけそれが古都の大学となると)。
実は私の翻訳は、もともと自分一人でできるとおもってはじめたものではなく、この著者の研究者であるH橋大学のCさんをあてにして、彼と組んでやろうとおもっていたもので、対校や解説も、ほんらいは彼にやってもらおうとおもっていた。彼ならば、私が訳している著作に関する資料もたくさんもっているはずなのだが、いろいろ誘ってみても、どうも彼はこちらのプロジェクトに乗ってこない。やむなく一人で訳していたのが今回Aさんの目にとまったというわけだ。
いずれにしても資料不足は目に見えていて、早急にそれを補わなくてはならない。Cさんとの連絡は今も継続しているが、彼が資料を貸してくれるかはっきりしないので、別のところからそれを借りる工夫をしなくてはならない。K都に頼むという手も考えられるが、いかんせんK都は遠い。
そこでおもいついたのがT大で、ここにも数名知り合いがいることはいるのだが、私の翻訳にどれだけ親身になって対応してくれるか心もとないとあれこれ考えたすえ、私の最初のセックスの相手がT大で教官をしていることを思い出し、おもいきって彼に頼んでみることにした(私の翻訳のことは、すでに年賀状などでも伝えてある)。
ということで、今さっき、翻訳のコピーを封筒にいれ、添え状も書いた。
明日はさっそくそれをメール便で送ることにしよう。