闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

善は急げ

2009-07-10 00:09:52 | 翻訳への道
善は急げ。
組むと決めたからは、こちらの情報をできるだけ早く送った方がいい。
古都の大学側の担当者Bさんには、今朝(9日朝)さっそく私の翻訳のコピーを送った。添え状の書き方が難しかったが、正式にはまだ何も決まったわけではなし、小訳をお読み頂いたうえで忌憚のないご意見をおきかせくださいという主旨のことを簡単に記した。
実際、このプロジェクトはようやく動き出したばかりで、どうなるかまだ先は見えない。師の人脈から離れた未知の大きな舞台で、自分なりに行けるところまでいって、自分の力を試してみようという決意を新たにした。
自宅近くのメール便の受付所に行くと、いつも利用しているのですっかり顔なじみになった事務員さんが笑顔で迎えてくれた。

さて読書の方は、前の記事にも書いたように、このところ江戸時代の歴史について書いたものを続けて読んでいたのだが、プロジェクトが動きだしたとなるとあまりのんびりしてもいられない。残していたページを急いで読み終えて、翻訳作業に戻る態勢を整えた。
まずは、これまでに訳した部分で気になるところのがあったので、そのチェックから作業再開。古都の大学と組むとなると、その作業もこれまで以上に綿密に行わなくてはならない。
その点でうれしいのはAさんから頂いた手紙で、普通に考えると、AさんにわたしたコピーをそのままBさんに手わたしてくれてもよさそうなものだが、読みかえしてみると、自分の手許にあるコピーには未練があるので、もう一部作製してBさんに送って欲しいとある。Aさんほどの大家が私の訳をそうして丁寧に読もうとしてくれていることはほんとうにありがたいし、手が抜けない。
今日のアルバイトの休憩時間は、スーパーの休憩室でずっと訳の見直しをしていた。