闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

アートな新宿

2007-01-23 13:06:16 | 雑記
日曜日は、某美術館の学芸員との打ち合わせ、今週末に迫った研究会用のレジュメづくりなどを終えてから、例によってタックスノットに顔を出した。
行ってみると、マスターのタックさんが休みで、代わりの人がカウンターのなかに入っている。訊いてみたら、なんと、造形作家としても活動しているタックさんの作品が、現在大英博物館で開催されている企画展に出展され、タックさんは急遽ロンドンに出かけたとのこと。なんともうれしいことだ。こちらが昼行っていたのは六○木ヒルズの美術館との出展打ち合わせだが、タックさんのは大英博物館だから、なんといってもスケールが全然違う。
そんなことで関心していたら、ちょうど隣にすわり合わせたのが、先日少し話をした小説家のKさん。Kさんとはこのあいだが初対面で、話の波長は合ったが相手がどういう人かわからず残念と思っていたので、とても運がいい。
そうこうしているうちに、今度はM崎さんがやってきた。このM崎さん、外では出版記念会などでよくお会いしているのだが、タックスノットでお会いするのはこれがはじめてのような気がする。だからといって互いにこっそりタックスノットにやってきたわけではなし、ゲイバーであってもなんの違和感もないのがおもしろいところ。
M崎さんとの話も、自然と二人の共通の知人のことになり、鎌倉在住の画家・合○佐和子さんのお嬢さんが結婚して家を出たので、合○さんは家事をみてくれる人がいなくて大変らしいといった、超世間話に落ちていく。
とはいえ、世間話だけしていてもつまらないので、せっかく寺山修司さんの関係者の一人であるM崎さんと一緒になったので、寺山芝居にはじまって、最近の芝居の話など、わいわいと語り合った。
こうして意気投合はしたものの、実は、M崎さんの活動の内容を私はよくしらないのだが(^^;)、翌日、手許にあった『ユリイカ』の稲垣足穂特集をみるともなくみていたら、表紙にあしらってある奇妙な立体を撮影したのがM崎さんだとキャプションに出ていた。