闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

うれしい年賀状

2007-01-11 15:34:55 | 雑記
今朝の夢は不思議な夢だった。
このブログでも以前書いた、私の高校生時代のあこがれの対象Mくんが瀕死の重病になり、それを見舞いに行って30年ぶり以上久しく彼と対面するというもの。瀕死のMくんは白髪交じりで、年相応にふけてはいたが、昔のようにかっこうよかった…。

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さてみなさん、年賀状は何通うけとりましたか。
こちらが出すのが遅れたというのに、私のところにも大量の賀状が来たが、なかでもうれしかったのは某出版社の役員からの賀状。
私にはやりかけのフランス語の翻訳があって、これはなんとか出版したいのだが、もし出版するとしたら某社がいいなあと、出せると決まったわけでもないのに以前からずっと思っていた。それが思いがけないことに、昨年とあるパーティーでこの某社の役員と会うことができ、しかも私が自己紹介するまでもなく、私たちの共通の知りあいである第三者が私を某氏に紹介してくれて、希望の某社とつながりができたのだ。せっかくの機会なので、私はとある翻訳をやりかけていること、これについて研究報告を行ったこともあることを述べると、某氏はぜひそれを読ませて欲しいという。帰宅してからただちに、某氏に報告レジュメのコピーを送ったのはいうまでもない。
某出版社との縁といっても、今のところはここまでなのだが、今年きた賀状のなかにその某氏からのものもあり、「ご研究のご進展をお祈り申し上げます」と記してある。この件は、私の翻訳が進まない限りこれ以上なんの進展もないのだが、それでも某氏が私を意識にとどめていてくれたのは、私にとって一歩前進だ。
研究といえば、歴史の研究で大げんかした相手(某大学の教官)からも賀状が届いた。あたりもさわりもない文面だが、賀状をもらってうれしくないことはない。彼とはいずれまた会うこともあるだろうし、こちらからもあたりさわりのない返事を出しておいた。
それとやはりうれしいのは、私の初体験の相手からの賀状。
新宿などでいろいろな人にきいてみると、ゲイの初体験の相手というのは行きずりの人というケースが多く、大半はそれきりになっているようだが、私の相手は高校時代の同級生で、今でも賀状のやりとりをしている。彼については、私の高校時代の思い出話の続きとして、またこのブログに書くこともあると思うが(ふしぎな偶然だが、彼は、直前に書いた某歴史学者と同じ大学で教官をしている)、うれしい賀状なので、賀状の話題のついでに記しておく。