喜びの種☆

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天の数歌

ヲトタナハタのホシマツリ(旧暦7月7日・西暦8月9日)

2016-08-09 00:34:04 | こよみ
七夕とお盆

アフミ月ユミハリ
旧暦の七月七日、七夕です。(今年は西暦8月9日)
漢字伝来以前、紀元前の日本独自の文字ヲシテの文献に
タナバタの行事が記されています!
ヲトタナハタのホシマツリ、、
とは、どんなお祭りだったのでしょう✨

ヒト(人)のタマは、
大宇宙の中心のアモトから分け降され、クニタマ(地球)で、
母のコミヤ(子宮)に宿ったコタネと結びつけられ、やがて誕生します。
大宇宙の中心、、
 わたしたちはそこから来て、
イノチが尽きると、またそこに還ってゆく、、
ご先祖さまもみんなそこにいる、、
 星を奉り、目に見えないつながりを思い、
祖としての宇宙の大元に思いを馳せる、、

七夕は、ご先祖さまとのつながりを思い、感謝するお祭り。
今年は西暦八月九日がフミツキユミハリ、七月七日です。
長崎平和の日と重なるのも意味深い気がします。





ユミハリにうむ 
ユフとアサ ヲトタナハタの 
ホシマツリ モチはミヲヤと
イキタマに ヱナのハスケの
メヲあへば あおぎおどりて
イをうくる ◇ミカサフミ・ナメコトノアヤ

マヲマユミ ヰトおつむぎて
タクハタや アワのほぎうた
カヂにオシ シムノモチほぎ
ヰキメタマ おくるハスヰゝ
ヱナがノリ あをぎおどれば
アヰうくる ◇トシウチニナスコトノアヤ  
       

マヲマユミ
マヲとは、麻糸を績むというやまと言葉。
七月七日(弓張月)にご先祖さまのいるところに思いを馳せ、
祖先とのつながりを思う。
始まりを示す糸を績む、心をアメに通わせる大事な祖先祭り。

つながりのたて糸を張り、縦横の糸を整えて、
よじれやゆがみのない、美しい布を織る。
恵みを織る、また、秩序やマツリゴト、家や社会に準えて、
機織りは、アメのノリ(法)を目に見える形にする、
「整えていく」という女性に託されたもっとも神聖な仕事でした。
星を奉り、その上等な美しいタクハタ(梶、楮の上等な織物)、大麻布を供えます。



アワのホギウタ(祝ぎ歌)、カヂにヲシ
梶の葉にアワ(天地自然)を讃える歌を書く習わしがあり、
後世、七夕に願い事を記す初めともみられます。
また、京都冷泉家でいまも行われている七月七日の乞巧奠(きっこうてん)では、
お供えの一つとして梶の葉に和歌を書いて水に浮かべたり、
葉に和歌を書いて結び捧げるそうです。

七月七日には、ヒトの誕生について祝い、
七月望(十五日・満月)には、先祖の御霊と祖父母や父母を祝い、
ハスケ(蓮餌)を供え、お祭りします。
ハスは、葉や茎や根のどこを折っても糸を引くことについて、
重要視されてきたと想われます。
 
この二つは、関連した行事で
先祖から連綿として引き継がれてきた人の生命とは、
まさしく不可思議なるものとして、祭祀されてきました。

十五夜の満月に「仰ぎ踊りて イ(元気)をうくる」とは、
まさに盆踊りの元といえそうです!
七夕の牽牛と織姫の伝説は、
中国古代の詩集『詩経』などより日本に伝えられたものとされ、
渡来以前のヲシテ文献ミカサの『タナハタのホシ(星)まつり』は、
日本独自の星祭りです。


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日々の暮らしの中、縄文の息吹を感じていただけたらと思います。
ありがとうございます。


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