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【ネタバレ】メリナの追憶【考察】

2022年07月24日 | デモンズ&ダークソウル

最後のバトルめちゃくちゃ苦戦してたんだけど、ミリセントの影に隠れて範囲魔法カマしまくって足止めしてたらミリセントがずばばばばと全員倒してくれた。もしかして星見くんの手助けなんて要らなかったんじゃないだろうか(^^; それなのに「君がいなかったらやられていた」と言ってくれる優しい娘なんよね…

 最近やっと星見くんのミリセントクエコンプリートしたよ。最初はミリセントって何なの意味わかんねと思ってたのが、やっとおぼろげながら理解できた気がする。ハッピーエンドとは言えないけど彼女の言葉がじーんと心にしみるいいクエだったな。
 しかし星見くん…メリナから始まってラニ、セレン、ラティナ、ミリセントと結局最初から最後まで女性達の願いを叶えるために奔走してたね(笑)。ていうか「王になる」っていう事自体、子作りのためにマリカの配偶者になるって意味が込められてたんだな。二本指に言われるがままに動いてたら、だけど。

 エルデンリングを巡る旅の中でいろんな女性に(男性にも)出会って、それぞれにドラマがあったよね。振り返って見ると、うちの星見くんは種火になると言って火の釜で消息不明になったきりのメリナがやっぱり一番気にかかっているようですよ。メリナは最初からずっと一緒にいるのに自分の正体についてはほとんど悟らせないし、最後は自己を犠牲にして褪せ人の前からいなくなってしまう謎多すぎなキャラだよね…その分、感傷的な想いが残りやすいのかもしれない。
 そろそろエルデを離れて別世界へ行こうかなと思ってた所なんだけど、最後に星見くんのために(笑)メリナについて真面目に考えてみたいと思います。

○メリナについて明らかになっている事
1.霊体である→1度死んでいる、もしくは肉体から抜け出て霊体で動き回っている?
2.体が焼け焦げている
3.記憶を失っていて母親から授けられた使命を思いだそうとしている→聖都で思い出す
4.左目がマリケスの獣の爪によって封印されている→EDの1つで宵眼である事が判明
5.マリカの言霊の残滓が理解出来る
6.指巫女ではないが同等の能力があり、黄金樹を燃やす事ができる「種火」と呼ばれる特殊な存在である
 本人のセリフやイベントでの確定情報はこんな感じになると思う。



メリナの左目は宵眼で確定として金色っぽい右目は黄金律ラダゴンの性質が出てるって事でいいのかな…狂い火EDのメリナの右目と死んだヴァイクの指巫女の目がまったく同じなのは何か意味があるんだろうか…。


○メリナの正体
 単刀直入に行くけど、この中から3,4、5の情報を見る限り結論はたった1個しかない気がするんだよ。それはやっぱり、メリナはマリカの娘であるって事なんだよね。
 マリカは宵眼っていう特殊能力を持っていたために運命の死を司る一族の長になり、それを危険視した黄金律派から目をつけられ無理矢理に取り込まれて女王に祭り上げられた人だから、その希有で特別な能力を受け継いでいるって事実は血縁関係の何よりの証明になってると思う。
 問題は父親だけど、メリナの容姿を見るとほぼゴッドフレイ要素がなく髪も金髪に赤毛が混ざったような色合いなんで、ラダゴン/マリカが結婚と称して魔術的儀式でミケラとマレニアをもうけたのと同時期に生まれたと見なしていいんじゃないだろうか。つまりミケラとマレニアは双子ではなく、本当はメリナも加えて3つ子だったんじゃないかと主張したいです。



豪華だけど見張りがいて窓すら封じられた部屋…メリナはここで育ったんかな…。しかもただ幽閉されてただけじゃなくて何か勉強してた形跡も感じられるね。


○メリナが隠された理由
 メリナがラダゴン/マリカの娘の1人で神人だったと仮定すると、じゃあなんでミケラとマレニアの名前しか出てこないんだって疑問は当然湧くよね。
 聖都から禁域に至る昇降機の途中にある隠し部屋はもう見つけたでしょうか。その部屋にはメリナが使っているものと同じ短刀が置いてあって、その隠し部屋は「種火になって運命の死に見えん」使命を受けた誰かのものである事が分かる。メリナ以外に同じ境遇の少女が複数いたという根拠は今のところ見つけられていないんで、おそらくここはメリナがひっそりと隠されて育った場所なんだと思う。


戦技は黒き刃とモーションがまったく同じなんだよね。生と死とで対になってるという事なのかも。

 メリナが隠された理由は明白で、黄金律には存在しない事になっている宵眼という運命の死を司る力を持っていたからだよね。メリナもある意味忌み子のはずなんだけど、先に生まれたモーゴットやモーグのように地下に落とされなかったのは、この時すでに黄金律を排除する事を決意していたマリカが最終兵器として隠したからだと考えるのはどうだろう。
 メリナの母から与えられた使命とは「自分を種火として黄金樹を燃やす事の出来る褪せ人を探し巨人の火の釜まで導く事」だったんじゃないだろうか。メリナは聖都に戻ってきておぼろげな記憶で自分の隠し部屋に辿り着き、そこですべてを思い出して再び褪せ人の元に戻ってきたんじゃないでしょうかね…。



睡眠ってなぜかやたら神肌の人達に効くんだけど理由あるのかな(笑)

○トリーナは実は愛称にすぎない?
 ところでエルデンにはもう1人、メリナ並に正体不明の謎キャラがいますよね。武器やアイテムなんかで名前だけは頻繁に目にするけど、本人の気配はまったく見えないお人…そう聖女トリーナです。
 ダクソのストーリーは伝統的に王族の女性を「聖女」って表す事が多いし、ミケラと並んで花に名前をつけられていたりするんで、おそらくトリーナもミケラに匹敵するほど地位の高い女性に違いないと推察できるよね。
 このトリーナってもしかしたら本名じゃなくて愛称なんじゃないかと思ってるんだよ。というのもラテン語で3のことtriとかtresっていうんだよね。まーたラテン語か!と思われるかもしれませんがもうちょっとだけ聞いて下され(笑)。
 ラテン語に近いイタリア語でも3の事tre(トレ)っていうんだよ。これに女性名のnaを語尾につけるとトリーナと読めちゃう。日本語だと名前の中に三が入ってるイメージかなあ。三子とか三美とか。


 つまり何が言いたいかと言うと、トリーナという呼び名は本名ではなく単なる愛称ではないかという仮説をたててみたいんよ。これが「事情があって名前が呼べない3番目のお姫様」という意味だとしたら…。
 もしトリーナのスイレンが表すような、眠りの力を司り少女のようで少年のようでどこから来てどこにいったのか分からない神出鬼没な聖女様がいたとしたら…我々褪せ人はそんな人をよく知ってるんじゃないかなと思うのです。
 今作に出てくるキャラでこのイメージとぴったり合致するのは、今のところメリナしかいないんじゃないかと思うんだけどどうだろう…?
 



改めて見直すとトリーナの方は花弁がすべすべなのにミケラの方はちぎれたみたいに黒くなってるのね…ミケラがモーグに浚われた事と関係あるのかなあ

○トリーナ=ミケラのボツデータの存在
 しかしながら!(^^;
 なんかエルデンのボツデータの中に「トリーナ=ミケラ」を明言してるNPCのセリフがあるらしいよね。アレキサンダーと小壺のイベントもボツデータの中に存在していたものがアプデで正式に組み込まれたようなんで、今後これが正式に採用されたらもうトリーナ=ミケラで確定で他のどんな考察も一瞬で泡と消える事になるんですが…。
 個人的にはトリーナ=ミケラにするとミケラに設定かぶせすぎじゃないか、だからボツになったんかなと思ってるくらいなんだよね。


 金色と薄紫のスイレンを並べて見ても、ミケラとトリーナって同一人物とするにはちょっとイメージズレすぎてる気もするんだよ。黄金律に代わって聖樹の律を築こうとしてたキレ者で他者に愛する事を強いる事が出来た優美な策略家みたいなミケラのイメージと、無口で離れた所にひっそりと佇んでいていつの間にかどこかへ消え去ってしまう孤高の存在みたいなトリーナのイメージは真逆のようにも思える。
 それにミケラをトリーナとするならミケラは「魅惑」の能力と「睡眠」の能力を持ってる事になるけど、3番目の神人なのがほぼ確定でトリーナと類似性が高いメリナの設定をこれに加えれば、ミケラは運命の死を司る能力と種火の能力も持ち合わせる事になる。これは他のデミゴットの設定と比べても不自然に設定盛りすぎな感じだし、ミケラ1人でそんなに何でもかんでも出来ないよね(^^;
 まあミケラとメリナは別人と考えれば丸く収まりますが…。


こんなのもある所を見ると、やっぱり当初はミケラ=トリーナだったんだろうね。そのボツデータが今後DLCで正式な設定となるのかどうか…

 ミケラの本拠地であるエプレフェールを歩いてても睡眠に関する要素ってほとんど見つけられないんだよな…トリーナのスイレンってあの地にあったっけ?
 不思議なのはどんな生き物が入ってるか分からない繭があっちこっちにある事か。これはどういう原理でこうなってるのかホント分からん。モーグの所のミケラも繭に入ってたんで本人の能力には違いないと思うんだけど、強いて言えばこれがトリーナの眠り要素と関係あると言えるのかなあ。ミケラはあの繭の中に入り睡眠の能力を使ってやがて蝶々のように華やかに生まれ変わるって事だろうか…?
 

最初に会った時正直「デカい!」と思ったよ(^^; メリナはちんまりした女の子らしさはあんまりないと言えるよね。少年のようで少女のようでと言われるとまさにそんな感じはある。

 ただ、ミケラが親のように雌雄同体の状態になってて、1つの体で男性と女性が体型ごと入れ替わる設定だったとしたら、男性はミケラで女性はトリーナであると考える事も十分アリかもしれないね。
 ミケラはマレニアからは最強の神人と評されてるしギデオンですら得体が知れないと一目置いてる魅力的なキャラなんだよな~。男の娘みたいなイメージもダクソのドリン様とかぶるし。
 ミケラ=トリーナ=メリナとなれば話的にも盛り上がるし(たぶん)個人的にはメリナが一番好きなんで、ミケラの女性形がメリナって事になるのは嬉しくもあるんだけど…。
 ミケラ=メリナとしたら、褪せ人についたヒロインとも言える巫女役が実は男性でもあるって事になるわけで…そこら辺がすんなり許容できる褪せ人諸兄が多ければいいけどどうなんでしょうね。うちの星見くんは「何か問題が?」って言いそうですが…(^^;
 
 という訳で今回の考察の結論としては
 メリナはミケラ、マレニアと並ぶ3姉妹の1人で神人であり聖女である
 聖女トリーナはメリナである
 ミケラとトリーナは当初は同一人物と設定されていたがボツになったため別人と解釈するべき

  という説を推したいと思う。

 



確かにみみず腫れのような傷跡が手に残ってるのが伺える…本人は自分の体の傷を「焼けただれた」と表現してるんだけど、顔だけは何事も無かったように清らかなのはやはり彼女が聖女サマだからだろうか。

 メリナについてはもう1つ解くべき謎があるんだよな…。それが彼女の体についてる謎の傷跡なんだよ。
 あれを種火として燃えた火傷の跡だと解釈した考察動画見たけど、実際、黄金樹は過去に最低でも1度は燃えてるみたいなんだよね。ベルナールのクエ完遂するとその辺の事情が装備のテキストでばっちり出てきます。
 じゃメリナはベルナールの指巫女だったんか!!というと実はそうじゃないらしいから話はややこしくなる。ボツデータの中に種火になったベルナールの巫女の顔データが残ってて、それを再現してみたという画像がツイッターで流れて来たんだけど、それを見るとメリナとはまったく別人なんだよね。これをアップしたのはあたしも以前から知ってる有名なドグマの覚者様でもある方で、合成やフェイクで悪戯するようなノリの方ではないんで信憑性高いと思ってる。


火山館にある問題作。最初見た時びっくりしたよー…これはベルナール絡みでここに置かれるようになったという事なのかもね。ベルナールは自分の指巫女を種火にして1度黄金樹を焼いたものの王にはならなかった人みたいだ。ラダゴンとエルケモに歯が立たなかったのか、王になる以外の目的を見出したのか…。


 他にも、メリナは実はミケラであの傷跡はモーグに浚われて血の中に入り込まれた時に全身を焼かれた説とか、今は遺灰になってる狼たちを従えトレントの元々の主だった今作未登場の褪せ人がいて、メリナは彼の指巫女と種火を務めて1度死んだ説とかいろいろありますよね。
 が、この辺の事はまったくテキストがないので、現段階では何を言っても想像にしかならないのがもどかしい所だよ。

 こうやってストーリーを振り返って見ると、エルデンリングの世界ってセル画が2枚重なってるみたいな印象を受けるよ。
 ラダゴンと赤髪の英雄、ラニとレナ、マルギットとモーゴット、別々の場所に同時に存在している2人のモーグ、ラニに重なってるもう1つの顔がメリナそっくりだし2人は同じ指輪をしてるって話もありますよね。多くのキャラにもう1つ別のキャラが被せられてる。
 これは、1枚目に描かれていた世界の上に何らかの事情で2枚目の世界を重ねたのか、それとも最初から2枚重ねで完成する世界なのか…何かこの辺の話を補完するDLCを待ち望まずにはいられないですよ~(*^ ^*)/


ミケラ様ご尊顔。不適な笑み…か? ミケラはドリンともイメージかぶる所があるから期待も高まりまくりだよね(笑)。DLCはミケラの聖律樹立に褪せ人が奔走するストーリーでぜひ!!☆