みどり市議会議員 宮崎 武

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保育制度改革のチラシ??

2008年10月18日 | Weblog
朝、地元の保育園の運動会に参加する為に園を訪問しましたが、正門の入り口に映像のチラシが貼り付けてありましたので、何かな?という事で内容を確認しましたが何のことやらさっぱり分かりませんが、「大変だ!保護者が損をする」といった大見出しばかりが目立っていました。
そこで、そこの運動会は参加した後に、別の園を訪問。内容の確認をいたしましたが以下のような状況が現在の保育所を取り巻く環境下にあるようです。

「保育制度解体を許さない500万署名」という内容の推進をしているようです。

いま、保育制度「改革」をめぐる情勢は、政府・財界からの圧力を受け、厚労省:社保審少子化対策特別部会から直接契約・直接補助方式ともいえる「新しい保育メカニズム」による制度見直しの提案、加えて最低基準の廃止・見直し提案など、急展開しています。すべての子どもの権利を平等に保障するために、国と自治体が責任を負う公的保育制度は、戦後最大の危機に直面しています。公的保育制度が解体され、保育が市場に委ねられると、自治体の保育所整備責任がなくなり、保サービスの購入は「保護者の自己責任」「お金次第」になります。

 こうした危機的状況を広く知らせ、「公的保育の拡充で保育要求実現を」の国民世論の結集ではね返すべく、全保連では、8月から子どもを守る500万署名運動(秋の運動)をスタートすることを確認しました。この間、私たちが全国ですすめてきた国会請願署名は、2年連続して国会(衆参両院)で全会派一致で採択されています。「保育所の直接入所方式の導入反対」「最低基準の廃止・切り下げでなく抜本的改善を」が国民の願いであることに確信をもって、政府に政策転換を求めましょう。

という内容の署名運動でしょうか?確かに先日園を訪問した時点で、署名をして欲しい!といったお話があったかに思いましたがそのままにしていましたが。あーこのこと!ということでしたが。

特に署名の中で要望している部分は。「保育所の直接入所方式の導入反対」「最低基準の廃止・切り下げでなく抜本的改善を」の2点のようです。

直接入所方式とは。

(ア)直接契約方式の導入
児童福祉法改正により、平成10 年以降、利用者が複数の保育所を選択し、申
込みができるようにはなったものの、最終的には保育の実施主体である市町村
が入所判定を行い、児童を各保育所に割り振る仕組みが現在でも続いている。
そのため、利用者の視点に立ったサービス向上へのインセンティブが働きにく
くなっている。

という事で、園を保護者が直接選べる!ということのようですが、どうでしょう?確かにこの制度改革については多くの方から異論が出ているようですので慎重に推進して欲しい!と思いますが!

ただ、保育所の入り口に国や行政に対する批判!と思われるようなチラシはいかがなものでしょうか?いかに民間保育所といっても、どんな状況でも国県市といったところから補助金を受けて運営している保育所なのですから!!やりすぎはいかがなものか?と思っています。