三ヶ月過ぎたので病状の説明をしたいと医者が言うから西へ行く。「よう治しもしないのに説明聞いても仕方ない」とオレは権威主義を否定するタイプだからそう思うのだがマーチンとかケイコフの息子達とかは説明を聞きたいらしい。医者という商売は権威主義に99%主ねいているビジネスだからそこを失礼にならないようにコントロールしてあげないといけないと思い付いて行く事にした。「なんでもかんでもハイハイと聞くんじゃないぞ」と「いつ治ると聞け」とこれが医者に対しての正常なスタンスだからね。分かっているよ。医者が嫌いなわけじゃなく権威があるような錯覚でふるまっているのが嫌なだけだ。
「治せない 医者の言い訳 聞きに行く 我も人なり 春の夕べに」
「治せない 医者の言い訳 聞きに行く 我も人なり 春の夕べに」