「幸運と不運には法則がある」

2012-07-20 | 
幸運と不運には法則がある (講談社プラスアルファ新書)
宮永博史
講談社


何気なく手にとった新書本です。
幸運とか不運とか、なにか天まかせ、神頼みのような話しに感じますが、要はいかに時がきたときのために「準備」しているか、という話しです。
ハウツーものではなく、我々の良く知った方々の実例が豊富に紹介されています。

同じ場面に遭遇し、同じ体験をしても、人それぞれ感じることが違うわけで、そこで何かに気付き何かを捕まえた人が、「運がいい」と言われているだけではないか、ということですね。
紹介されているのは、楽天やヤクルトの元監督 の野村さんから始まり、ジョブスに、惑星探査機はやぶさの話、葉っぱで町おこしをした徳島県のある町の話等々・・29人の体験談が凝縮されて掲載されていますので、読んでいて力が沸いてきます。

結局、この手の本は、「個人の気持ちの持ちよう」で何事も進む、という点に集約できるかと思います。
ともすると、何事も 人のせい、物のせい、世の中のせい にしがちですが、幸運を掴む、といわれている方々は、その中から何かを掴み、実践し、そして物にしていくものです。
私も「物事はすべて自分で解決できる」ということを意識してはいますが、なかなか上手くはいきません。ともすると本当にぐっと我慢をし、握りこぶしを隠しながら笑っている自分に気付きます。 ですが、我慢、と思っていること自体、まだまだなんでしょう。人間って成長しないもんですねー・・

この本で特に気に入った言葉・・

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる・・

さて、頑張りましょう。




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