本日、の予報。
昨日、Azumino自給農スクール(自然菜園不耕起コース)で、野沢菜の自家採種を行いました。
不耕起コースは、私の講座を1年以上受講された方が中心ですので、去年一緒に育て、収穫した仲間で野沢菜の自家採種を2年越しで行いました。
生育が良かった野沢菜を選び、春先とうが立ってきたら、最初に咲いた野沢菜の株は抜き取ってしまい、
残りのとう立ちにくかったものに、寒冷紗をかけ、外部からの交雑を防ぎながら結実するまで放置しておきます。
昨今の菜の花を咲かせる野菜の自家採種は、GM(遺伝子組み換え)作物が雑草化しているためと、
近くの同じナバナ科の交雑を避けるため、寒冷紗は必須になりました。
刈り取った状態は、まだ完全に枯れておらずとも、種は基本入っている状態がベストです。
追熟乾燥のため、刈り取った種がこぼれないように、タライに入れ、鳥などに食べられないように、寒冷紗で覆い、
風通しのよい日陰に干して、種の充実を図ります。
2週間後の昨日、
土が入らないように、ブルーシートの上から踏みつけ脱穀します。
脱穀したものをふるい分けます。
いっそう目の細かいフルイでフルって
だいたい種だけになるように、徐々に目を細かくしながらフルイわけます。
※外が雨のため、ブルーシートの張った簡易ハウス内(室内)で撮影しました。
あとは、箕という道具を使い、ゴミを飛ばします。
ある程度きれいになると、野沢菜の種子が目立つようになってきます。
種採り後、種と共にいる生き物が逃げることができ、乾燥もしっかりできるよう半日ぐらいは、天日で干してから瓶などで冷暗所で保存すれば3~5年ほど利用できます。
信州といえば、野沢菜が有名ですが、
種屋さんで購入するときに、種の袋の産地を見ると、長野県産以外に、岩手県産をはじめ、最近目立ってきたのがイタリア産。
出来る限り、自分の菜園で結実した種子を自家採種できれば、無農薬でも育てやすくなるので交雑しないように心がけながら自家採種出来たいいなーと思います。
昨日、Azumino自給農スクール(自然菜園不耕起コース)で、野沢菜の自家採種を行いました。
不耕起コースは、私の講座を1年以上受講された方が中心ですので、去年一緒に育て、収穫した仲間で野沢菜の自家採種を2年越しで行いました。
生育が良かった野沢菜を選び、春先とうが立ってきたら、最初に咲いた野沢菜の株は抜き取ってしまい、
残りのとう立ちにくかったものに、寒冷紗をかけ、外部からの交雑を防ぎながら結実するまで放置しておきます。
昨今の菜の花を咲かせる野菜の自家採種は、GM(遺伝子組み換え)作物が雑草化しているためと、
近くの同じナバナ科の交雑を避けるため、寒冷紗は必須になりました。
刈り取った状態は、まだ完全に枯れておらずとも、種は基本入っている状態がベストです。
追熟乾燥のため、刈り取った種がこぼれないように、タライに入れ、鳥などに食べられないように、寒冷紗で覆い、
風通しのよい日陰に干して、種の充実を図ります。
2週間後の昨日、
土が入らないように、ブルーシートの上から踏みつけ脱穀します。
脱穀したものをふるい分けます。
いっそう目の細かいフルイでフルって
だいたい種だけになるように、徐々に目を細かくしながらフルイわけます。
※外が雨のため、ブルーシートの張った簡易ハウス内(室内)で撮影しました。
あとは、箕という道具を使い、ゴミを飛ばします。
ある程度きれいになると、野沢菜の種子が目立つようになってきます。
種採り後、種と共にいる生き物が逃げることができ、乾燥もしっかりできるよう半日ぐらいは、天日で干してから瓶などで冷暗所で保存すれば3~5年ほど利用できます。
信州といえば、野沢菜が有名ですが、
種屋さんで購入するときに、種の袋の産地を見ると、長野県産以外に、岩手県産をはじめ、最近目立ってきたのがイタリア産。
出来る限り、自分の菜園で結実した種子を自家採種できれば、無農薬でも育てやすくなるので交雑しないように心がけながら自家採種出来たいいなーと思います。
そうですね。
自家受粉率(虫や風で花粉が受粉しにくいもの)が高いもの。
例えば、ほぼ100パーセントの自家受粉であるダイズやエンドウ、エダマメ、インゲンのような豆類。
そして、トマトやナスなども自家受粉率が高いものもお奨めです。
一番に気にしないといけないのが、遺伝子組み換え(GM)作物もあるアブラナ科のナタネ、トウモロコシですね。
自分で採取した種を蒔く、頑張って見たいと思います。
そうですね。固定種の方が自家採種しやすいですね。
種を購入する際、
種子の袋の後ろに書いてある産地を選んでください。
自分の菜園と気候などが似ている産地のものを選ぶと育てやすいですよ。
それと、麦なんですが、食用にするにはどの様な品種が良いのでしょうか?
そうですね。簡単なものから、練習していってください。
麦といっても、コムギ、オオムギ(裸麦、二条、六条)、ライムギ、ライコムギ、食用エンバクなど色々あります。
大きく分けて言うと、
1)コムギであれば、パン用、お菓子用、うどん用など用途に合わせた品種を選ぶこと。
2)といっても、地域の風土に合っているか、地力があるのかによって出来上がりのコムギの生育で粉のグルテン(粘り気)が決まるので、育てやすいかどうかも大切です。
2~3種類の希望の品種を選び、1m以上離して育ててみて、風土に合っているものを種子として、翌年から規模拡大するのが無難ですよ。
後は脱穀などの作業もどうするか考えていかなきゃです!
そうですね。実際にやりながら試行錯誤して、自分の農的ライフスタイルを確立してくださいね。
まだ野菜を作っていない場所ですが今後どのようにして、土を改善していったらよいでしょうか?
去年収穫した麦がありますのでそれを撒くのはどうでしょうか?
そうですか。それは残念でしたね。
かけられる前に、周囲はこまめに草刈りをして、刈った草を野菜の株回りに草マルチしてみてください。
除草剤であれば、しばらくは草が生えないと思いますので、生えるようになってから
そこにムギの種まきをし、穂が出るころに刈り取って、持ち出すと吸ったものを持ち出せると思います。