映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

東京タワー(2004)

2018年12月31日 | 映画(た行)

大学生と人妻と・・・

* * * * * * * * * *

21歳大学生の徹(岡田准一)は、
青山の一等地でセレクトショップを経営する41歳詩史(黒木瞳)と不倫関係を結んでいます。
また一方、徹の高校時代の同級生耕二(松本潤)は、
同世代の恋人がいながら、人妻・喜美子(寺島しのぶ)と関係を持っています。
この二組の年上・人妻と青年との恋模様を描きます。

2004年、およそ15年前の作品なのですが、なんと言っても岡田准一さん、松本潤さんが若い!! 
どちらも今も大活躍中で変わらずに素敵ですが、
20代前半くらいの若さというのは特別なような気がします。
なんだかまだ無防備かつ硬質。
若さのオーラが立ち込めるよう・・・。
はあ~。
ストーリーはともかく(?)この二人を見られただけでラッキー♡という感じでした。
そこへ行くと、黒木瞳さん、寺島しのぶさんは
ほとんど今と変わらないようなのが逆に怖くもあります・・・。
何にしても、時の流れは誰の上にも等しく流れ、
一時一時が、過去へ過去へと消えてゆくものなんですねえ
・・・と、一人しみじみしてしまいました。


さて本作、原作は江國香織さん。
恋模様はお手の物。


詩史の方はセレブ。
今の地位も資産家の夫なくしては成り立ってはいないという立場です。
徹はとにかく一途で、夕方頃には彼女からの電話がかかってきそうなので
極力外出しないようにして待っている。
(うわー、この辺がやはり時代を感じる!)
岡田准一さんといえばこの頃は武士だの刑事だの渋い役が多いですから、
こういうふうにまだ幼いとも言えるほどのピュアさというのがすごく新鮮な感じがします。


そして喜美子の方は、割と普通の主婦。
しかし、若い愛人を持つに至って彼女はどんどん変わっていきます。
耕二は徹と違ってチャランポランなので、
次第にそういう男に対してキレていくんですね。


ストーリー的には、こちらのコンビのほうが喜美子の変化が表れていて好きです。
詩史の方はいかにも綺麗事めいていて、ちょっと出来過ぎ。
東京タワーのはずがラストはエッフェル塔になってしまっているし・・・。

エンディング曲が山下達郎さん。
これもまた、得した感じ。

東京タワー プレミアム・エディション [DVD]
源孝志,江國香織,中園ミホ
バップ


<WOWOW視聴にて>
「東京タワー (2004)」

2004年/日本/125分
監督:源孝志
脚本:中園ミホ、源孝志
原作:江國香織
出演:黒木瞳、岡田准一、松本潤、寺島しのぶ、余貴美子、岸谷五朗
眼福度★★★★★
不倫度★★★★★
満足度★★★.5



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