丹波路鉄道日記

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3/12(水) 広島遠征① ~セノハチの古豪を追いかけて~

2014-03-13 23:48:00 | EF64・EF65・EF67
3月12日の水曜日、夜行バスを使って広島方面へ遠征へ行ってきました。今日から数日かけて、その報告をしていきたいと思います。

まず今日と明日で、「セノハチ」こと、瀬野~八本松を中心に撮影したEF67の画像を紹介していきます。この瀬野~八本松は、昔から急勾配が続く難所として知られ、上りの貨物列車の後ろには「後補機」という形で機関車がくっついて走っています。現在は、EF67-0番台・100番台が6両、EF210-300番台が3両稼働しています。後補機運用はA1~A6までの6運用あり、A3・A4運用がEF210-300番台、それ以外がEF67という風に運用が固定化されています。

EF67の中でも、1号機は稼働している唯一の0番台であり、注目を集めています。なんといっても、あのデッキがいいですよね!
EF67-1号機は、1964年製造のEF60-104号機が種車で、1982年3月に広島工場にて改造されました。製造時から数えると、もうすでに50年にもなるんですねぇ。

今日は、その1号機の写真を紹介していきます。


朝5時に西条駅に着く夜行バスで行きましたが、バスが予定よりも早く、朝4時半過ぎに到着したので、駅に停車している1号機を撮影することができました。

単8563レ(西条→広島タ) EF67-1号機[広] 西条駅
改札が開いていなかったので、改札のある橋の上からの撮影です。
初めて見るデッキ付きの1号機。貫録があり、かっこいいです(^^)


1号機の発車を見送り、駅構内で1時間ほど撮影した後、西条駅から八本松駅に移動します。


八本松駅に到着してしばらくすると、EF200-17号機牽引の1062レが通過していき、その後ろには1号機が後補機としてついていました。

1062レ(鹿児島→名古屋タ) EF200-17号機[吹](代走)/後1062レ(広島タ→西条) EF67-1号機[広] 八本松駅
編成後部のコキが空だったので、後押しする1号機の姿も前から撮影することができました!

デッキ側をアップで。


最後に後撃ちです。

貨物列車の後ろからもモーター音が聞こえる。なんだか不思議な感覚を味わいながら、見送りました。
※上3枚は動画からのキャプチャです。


この後、八本松の駅前にて知り合いの方と合流し、車で沿線へ行きました。


まず、先ほど撮影した1号機の単機回送を撮影。

単573レ(西条→広島タ) EF67-1号機[広] 八本松~瀬野

デッキ側も忘れず撮影。

トンネルの中へ消えていきました。


この後、有名な番堂原第4踏切へ移動して撮影再開。


この場所で撮影を開始してから約1時間。1号機がやってきました。

1058レ(福岡タ→越谷タ) EF210-162号機[新]/後1058レ(広島タ→西条) EF67-1号機[広] 瀬野~八本松
今度は編成後部までコンテナがびっしり・・・。顔は見えませんでした(₋₋;

振り返って、


もう一発!

これまで何千何万とここを上ってきた1号機。ベテランの走りとその貫録。見えなくなるまで、その姿を見送りました。


これを撮影した後は、広島方面へ移動し、天神川~向洋にあるカーブへ行きました。
向洋、読み方が難しい難読駅名ですよねぇ(笑)
「むかいなだ」って読みますが、「洋」を「なだ」って読めないので、初めて見る人はわからないですよね(^^;

さて続きです。ゼロロク牽引の2070レが通過した後、先ほどセノハチで撮影した1号機が単機で戻ってきました。

単585レ(西条→広島タ) EF67-1号機[広] 向洋~天神川

後撃ちは順光!

まぁ、面だけですが(^^;

こちらは側面にも日が回っていますが・・・

遠いし串パン・・・orz
架線柱やケーブルの影も多くて、それらを避けて撮るのは至難の業です・・・(苦笑)


次の1号機が撮れる貨物列車は午後。しばらく時間が空いたので、解体待ちの3号機が留置されているという広島車両所へ。

丁度、道路から見える位置に留置されていました。

EF67-3号機 広島車両所 ※敷地外から撮影
手前にフォークリフトが止まってたのが残念でしたが、解体直前であろう3号機をこの目で見ることができてよかったです。
パンタグラフももぎ取られ、無残な姿になってしまっていますが・・・。

奥には、同じく廃車待ちであろうDE10-1588号機とDE10-1046号機が・・・。

彼らは、ここで何を話しているんでしょうか・・・。


しばらく撮影した後、1号機が後補機として充当される1052レを撮影するために、再びセノハチへ。

撮影地には、川上西トンネル上に決めました。ここも、結構有名なポイントで、私と知り合いの方以外にもお一方撮影に来られていました。

信号が開通し、踏切の音が聞こえ、足元から轟音を響かせやってきました!

1052レ(福岡タ→東京タ) EF210-126号機[岡]/後1052レ EF67-1号機[広] 瀬野~八本松
面にも側面にも日が当たり、最高の光線で撮影できました!
もみじ色が映えて、すごくきれいでした(^^)

アップでも撮影。

姿が見えなくなるまで、夢中でシャッターを切りまくっていました(^^;


1号機の撮影は、次の単機回送が最後。「どこで撮影しよう・・・」
迷いましたが、以前から気になっていた瀬野~中野東のS字カーブに行くことにしました。

撮影地に到着後、下りの5056レに被られるんじゃないか・・・とヒヤヒヤしながら待つこと数十分。

単591レ(西条→広島タ) EF67-1号機[広] 瀬野~中野東
5056レに被られることなく、最高の光線の中やってきました!架線の影は少し気になりますが、それは仕方ない・・・(^^;
山をバックにセノハチを下る1号機。何度も言いますが、ホントにカッコいい!(笑)

側面も写る角度、横アンで。

右下に影が・・・。
こちらサイドからだと、側面に日が回らないのが残念です。

最後に後撃ち!

これが、0番台を見る最後の機会かもしれない・・・そう思うと、少し物悲しくなりますね・・・。
改正後も、EF210-300番台が増備されない限りは予備機としてでも生き残るとは思いますが、それもいつまでなのかわかりません。
今度セノハチに行くとき、また見れることができればうれしいですねぇ(^^)

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