丹波路鉄道日記

当ブログは、関西の鉄道を中心に取り扱うブログです。YouTubeでも活動していますので、ぜひお越しください!

183系引退から一年。

2014-03-15 14:00:24 | 鉄道PV

※写真をクリックするとリンクします
ちょうど1か月前、公開を予告していた183系のPVをアップしました!
しかし、YouTubeにアップすると音声がミュート状態となるため、Daily motionの方にアップしました。申し訳ありません・・・。

動画に関するコメント・評価は、このブログのコメント欄にコメントしてください。よろしくお願いします。


このPVは、「183系の活躍を後世に残していきたい」という想いで製作しました。183系が活躍する姿をまとめ、183系のあとを継いで活躍する287系・381系とともに編集しました。
485系の雰囲気を色濃く残す国鉄特急が、四季の丹波路、山陰路を疾走する姿を、曲に合わせてお楽しみください。

今回のPVを作るにあたり、動画や画像を友人Kさんとkokutetu65さん(Rikiさん)に提供していただきました。ありがとうございました。



~183系について~
1986年の福知山線全線と山陰本線(福知山~城崎間)電化に合わせて、「くろしお」などで使用されていた485系が福知山運転所(現・福知山電車区)に転属し、L特急「北近畿」として運行を開始。その後、1991年に七尾線の交流電化に伴い、七尾線~北陸本線を走行する普通列車に、直流区間のみを走る福知山区の485系などから交流機器を提供したため生まれたのが183系です。
その後、山陰本線(京都~福知山)電化に伴い、「はしだて」「きのさき」「たんば」、そして、「文殊」の運行開始され、京都・大阪と北近畿地方を結ぶ特急列車として活躍し、福知山駅を拠点とする「北近畿ビックXネットワーク」を形成しました。
北陸本線への681系・683系の投入で余剰となった485系の転入・編成組み換えなどを繰り返しながら走り続けてきた183系でしたが、2011年3月改正で、新型特急287系の新製投入が始まり、西日本色をまとった183系A・C編成が引退。残る183系はB編成(4両×1本・6両×6本)のみとなり、同時に列車愛称も見直され、「北近畿」「文殊」が「こうのとり」に統一、「たんば」の愛称が消滅し、「まいづる」は287系FC編成での運転に統一されました。
2012年6月からは、日根野から「くろしお」として活躍していた381系アコモ車が国鉄色に塗色変更したうえで福知山電車区に転属、運行を開始しました。
そして、2013年3月16日のダイヤ改正で、183系は22年の活躍に終止符を打たれました。
183系の営業運転最終日は3月15日でしたが、3月30・31にちに、日本旅行主催で「なつかしの北近畿」が大阪~城崎温泉で運転され、それが最後の花道となりました。

引退から1年がたった2014年3月15日現在、解体されずに残っている183系は3両(モハ183-1801・モハ182-1801・クロハ183-803)のみの模様で、吹田総合車両所の解体線で583系中間車2両と連結されて留置されています。クロハ1両だけでも保存してもらいたいですが・・・。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (丹波路快速奈良行き)
2014-03-15 22:56:43
あれから早1年、先頭車含め、3両だけでも残ってるのは奇跡ですね!
元気に走行する姿や、解体中の写真など、過去を振り返りつつ、現実を見つめる作品だなぁと感じました
「真実」は本当に「残酷」ですね…
返信する
Re: (tanbaji1227)
2014-03-16 22:16:15
ありがとうございます!
「真実」は「残酷」・・・本当にそうですよね・・・。自分でPVを作っていても、このフレーズだけは頭から離れませんでした・・・。
奇跡的に残っている3両。これからどうなるか気になりますが、いい方向に話が進んでくれることを密かに期待しています。
返信する

コメントを投稿