広島県・安芸高田市の「本郷の棚田」

広島県・安芸高田市の「本郷の棚田」

【棚田百選以外の棚田】

 

 

幹線道路から山道を入ったところに、本郷という集落があります。
そこは山に囲まれ、外と隔絶されたような「隠れの里」的な世界です。
その本郷へと続く山道の入口に、棚田の存在をアピールする案内が立っていた。

 

 

安芸高田市（あきたかたし）は、戦国武将・毛利元就の本拠地です。

築城し居城としたのが吉田郡山城です。

石垣を作る技術・技能で「本郷の棚田」を開墾したのでしょうか？

朝霧が山々が霞んでいます。

好きな句を読みました。「朝霧の中の棚田や水の音・・・・・

 

 

撮影者：今井　英輔

撮影日：６月１５日

投稿者：今井　英輔

 

【交通】

●鉄道・バス／ＪＲ広島駅から広島電鉄バス　下土師行きバスで

　　　　　　　　上根バス停で下車　徒歩約５０分

●車／中国自動車道千代田ＩＣから県道６９号線で約４０分
         国道54号線安芸高田市八千代支所交差点から１０分

 

 

「本郷の棚田」への地図

 

新潟県・上越市の「七森の棚田」

新潟県・上越市の「七森の棚田」

【棚田百選以外の棚田】

 

 

新潟県上越市頸城（くびき）丘陵の『冬水田んぼ』です。

秋のうちに耕耘して、代掻きまで終わってしまいます。

次の年の春には、代掻きせずにそのまま田植えをおこなう『冬水田んぼ』です。
『冬水田んぼ』は、棚田の土砂崩れを防ぐとか、

抑草効果があるとか、様々な利点があると言われています。

『冬水田んぼ』は、頸城丘陵ではありふれた風景のひとつです。

 

 

棚田まで降り、一枚の田に来ました。

稲を刈り取ると根っこというか切り株（稲株）が曲線を描いています。

田に水を入れ、春までそのままにしておきます。

稲の切り株やワラなどの有機物が水中で分解され、微生物や藻が発生し、

田の土が肥やされます。

 

撮影者：今井　英輔

撮影日：１１月１９日

投稿者：今井　英輔

 

【交通】

●鉄道・バス ／ＪＲ信越本線「高田駅」⇒くびき野バス宮口線「高田駅前案内所」⇒
　　　　　　　　「牧小学校前」下車　徒歩約１時間

●車 ／上信越道諫上越高田ＩＣ⇒ 国道１８号線 妙高・高田方面⇒国道４０５号　約１時間

 

「七森の棚田」への地図

 

茨城県・石岡市の「上青柳の棚田」

茨城県・石岡市の「上青柳の棚田」

【棚田百選以外の棚田】

 

 

茨城県石岡市は、関東の名峰『筑波山』の東山麓に位置し、

首都圏から７０Ｋｍという近さにあります。

棚田の一種である谷津田（やつだ）です。谷戸とも言います。

谷地にある段々田んぼのことです。

谷津田は様々な環境でなりたっています。谷には水田。
谷を囲む斜面には雑木林。
台地の上には畑や草原、雑木林、杉林などがあります。

 

 

谷津田の入口には必ず集落があります。上青柳集落です。
ひとつの谷津田が集落に住んでいる人々を支えていました。

田んぼでは藁が、林や森では落ち葉、下草、間伐材などが生まれ、

それらを堆肥にする、生活品を作るなど、

さまざまな利用をしながら生活していました。

上青柳地区は【にほんの里１００選】に選ばれています。

筑波山が見えます。

 

撮影者：今井　英輔

撮影日：４月２３日

投稿者：今井　英輔

 

【交通】

●鉄道・バス／ＪＲ常磐線石岡駅から車で約１時間

●車／ 常磐道千代田石岡ＩＣから車で約３０分

 

「上青柳の棚田」への地図

 

佐賀県・佐賀市の「西の谷の棚田」

佐賀県・佐賀市の「西の谷の棚田」

【棚田百選の棚田】

 

 

亀岳（標高７４０メートル）の麓にある山間部にあり、

白石山を源流とする大串川の中流の両岸に沿って広がっています。

棚田の中を歩くと、広々と感じて気持ちが良い。

 

 

周辺にも沢山棚田があるので、地元の人に聞かないと、

どれが『西の谷の棚田』なのかわからなかった。

人に聞きながら、ようやく、西の谷集落に到着する。

稲刈り中の親子に尋ねると、「ここだヨ！」との返事。
 

撮影者：今井　英輔

撮影日：９月４日

投稿者：今井　英輔

 

【交通】

●鉄道・バス／ＪＲ長崎本線「佐賀駅」からバスで「古湯温泉」下車、タクシーで２０分

●車／ 長崎自動車道「佐賀大和IC」より国道２６３号から３２３号を経て、町道山串線へ、約５０分。

 

「西の谷の棚田」への地図

 

山形県・戸沢村の「与吾屋敷の棚田」

山形県・戸沢村の「与吾屋敷の棚田」

【棚田百選以外の棚田】

 

 

東北地方には多くの名も知れない棚田と農村風景があります。

山間の静かな棚田で、気持ちの良い空間です。

大きな田んぼが広がっています。

 「やまがたの棚田２０選」の一つです。

撮影者：今井　英輔

撮影日：１０月１日

投稿者：今井　英輔

 

【交通】

●鉄道・バス／ＪＲ陸羽西線古口駅から村営バス「やまなみセンター行き」（日・祝日は運休）

　　　　　　　　　但し、予約が必要　ＴＥＬ　０２３３－７２－３２２７

●車／ ＪＲ新庄駅 から国道４７号線⇒古口駅を過ぎて県道５７号

　　　　⇒やまなみセンターから与吾屋敷集落へ

 

「与吾屋敷の棚田」への地図