お彼岸につき、実家の仏壇を拝みに行ったら、近くの神社のお祭りがあるということで、出かけてきた。
我が「浴衣部」の活動は九月初旬のお祭りで終了したのだが、祭りでは中学生以下を中心に浴衣姿もちらほら見られる。
私は会津木綿の単衣。風が思いのほか強く厚手の会津木綿が丁度よい。
屋台でフレンチドッグを発見し、懐かしさのあまり即購入しかぶりつく。
えっ フレンチドッグをご存じないって?
ソーセージに棒を挿 . . . 本文を読む
9月初旬、近所にある小さな神社の例大祭があった。今年の浴衣の着納めである。
生成り色に絣模様が入った吊るしの浴衣に綿ポリ混織の角帯を締める。
境内は狭く大変な混雑。焼きそば、たこ焼きなどの駄食品をつまむ。
9月に入ったこともあって浴衣の人は少ない。しかし、子供の浴衣はしばしば見かける。
夏の終わりを感じた一日だった。
. . . 本文を読む
日光から関越を使って自動車で帰る。時間に少し余裕があったので川越によることにした。
古い町並みが保存されており小江戸川越として有名なところである。
川越といえば川越唐桟である。
川越の旧市街で川越唐桟を扱っている店は二軒ある。
呉服 「かんだ」
呉服 「笠間」
現在川越唐桟は入間の西村織物で生産されているという。しかし西村織物はいつ生産が中止されるかわからない状態との事。
今回はちょっと奇抜な縞の . . . 本文を読む
日光で日光下駄の実物を始めて目にした。表に畳を張った下駄。その程度の知識しかなかったのだが、実物は想像していたものとずいぶん違う。
まず畳表の部分がずいぶん厚い。そして表と台は太い糸で縫い合わせてある。台にたくさんの穴が開いていてそこを貫通して縫い合わせてあるのだ。そして鼻緒の後部は台を貫通していない。鼻緒の調節はどうするのか?
ネットで調べてみるといろいろなことがわかった。
日光下駄の一番の . . . 本文を読む
建築物としての日光東照宮は近年はあまりほめられることがない。
1933年にブルーノ・タウトという当時の世界的建築家がナチスを逃れて日本にやってきた。
タウトは、その後著した「ニッポン」という本の中で、日本的な美が象徴された建築として桂離宮を賞賛し、その対照として東照宮をけなしているのだ。この本は広く読まれたらしく、その後建築・デザイン関係の世界では東照宮は派手で過剰な装飾の洗練されない建築であると . . . 本文を読む