東京に野暮用があったついでに、博多の織元が六本木に新しく開店した店 「awai」 に行ってきた。
東京ミッドタウン近くの住宅街の一角に店はある。
広くはないが、博多献上柄がモチーフとなったインテリアで統一された店内はかなりいいかんじ。
バッグや草履は、ミッドタウンにも店舗が入っている「カレンブロッソ」との提携商品もある。
男物はそれほど置いていなかったが、角帯はさすがセンスの良いものが置いてある。 . . . 本文を読む
「きものとからだ」 三砂ちづる
そのうちこういう本が出るだろうと思っていたらすでに出版されていた(笑)
津田塾大教授で「オニババ化する女たち」がベストセラーになったことで有名な三砂ちづるさんの本。
著者は四年前に一念発起してから、毎日着物を着ることを実行しているという。和服で過ごすきっかけとなったのは靴が足に合わないということで、確かに履物の問題というのは切実である。
その著者が、和服生活の快適 . . . 本文を読む
梅雨空の合間にさす日の光を熱く感じるようになってきた。近所の百貨店でも半月程前から水着や浴衣の展示を行っている。
ところで、浴衣の季節になると男性の着物好きの間で話題になるのが、男性の帯の位置の高さの問題である。
まずは確認事項として書いておくと、洋服のベルトはパンツ/ズボンがずり落ちないためのものなので、人間の胴体で一番細い部分、つまり腰骨の上のウエストに巻く。
一方の和服では、女性はウエスト . . . 本文を読む