月島にある男性着物専門店「APPERS」を訪ねた。
下町情緒あふれる街並みの向こうに高層ビルが聳える、NHKの朝ドラマ「瞳」そのまんまの風景だ。
そんな住宅地の中に店は突然出現する。
一階は女性向けの古着屋さん(自分が行ったときは休みだった)で、二階が男着物の「APPERS」である。
店は正直言って狭い。
しかし中心にガラスケース棚があり、その周囲に着物がつるされたり、棚に反物が展示されていたり . . . 本文を読む
京都旅行中に、業界関係の方から「川越唐桟はもう生産が終わったから・・・・」という話を耳にした。
家に帰って調べてみると「大人の和生活」にも廃業の記載がされていた。織元の西村さんはもう87歳のご高齢で2007年の11月から織機を止めて、後世に記録を残すための見本帳作りに専念されているとのことだ。
つまり、現在ある在庫が売れてしまったら手に入れるのは難しいということ。私達は夫婦とも川越唐桟がかなり好 . . . 本文を読む
無双と呼ばれる紐を結ばないタイプの羽織紐がある。
このタイプのものは両端にS環と呼ばれる金具をつけて「乳」の部分にひっかけなくてはならない。
これが結構不便で、羽織を脱いだ時に片側につけているとぶらぶらするし、知らない間に外れていたりする。最悪なのはS環を失くしてしまうこと。
その不便さを解消したものとして、中央部が磁石になっていて簡単に着脱できるものがあるということは知っていた。
今回の京都 . . . 本文を読む
男の着物専門店「似不」を経営している恵比寿のおもちゃ屋さん「ミスタークラフト」が倒産してしまったようだ。友人から教えてもらったのだが、友人によると「似不」の方も電話がつながらなくなっているとのこと。
ホームページはまだそのままのようですが・・・・
倒産の原因はもちろん知りようがありませんが、残念なニュースですね。 . . . 本文を読む
左 貴船神社にて
生成り色の大島の単衣
捨松の綴帯
紗の袖無羽織(たちばなや)
中央
川越唐桟の着物
博多帯
細君も川越唐桟
右
宿で食事したあと鴨川べりを散歩
芝翫縞の藍染の浴衣(大野屋)
博多帯
かなり距離を歩いたので麻の足袋を着用
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