自宅近くの商店街の雑貨屋さん。バケツやら箒やら殺虫剤やら洗剤やらアルミ鍋やらがところ狭しと並べられた昔ながらのよろずやさんである。ここで草履を売っているのを発見した。
しかもその中で発見したのはタイヤ底の草履。
ネットの履物屋さんやお祭り用品店で売られているのは知っていたが実物を見るのは初めて。因みに値段は2100円だった。
タイヤ底草履/雪踏は昭和の初め頃から職人や大工の間で普及したのだそうだ . . . 本文を読む
先日、日本テレビの番組「ザ!鉄腕ダッシュ」で、TOKIOのメンバーが木綿を紡いで糸をつくり藍や紅花で染め、それを織って旗を作るということをやっていて、ついつい見入ってしまった。
機で木綿を織っていくのだが、その時の合言葉が「トントンカラリ トンカラリ」。この妙に懐かしい言葉を調べてみると、いろいろな昔話や唄に取り入れられている擬音語のようだ。
太鼓が「ドンドコドン」で笛が「ピーヒャララ」であるの . . . 本文を読む
久しぶりに腹を抱えて笑った。
『平松昭子の着物事件簿』
本書に登場する「きもの部」「セミ玄人」という言葉をいたく気に入ってしまった私は早速、「きもの部」の設立を宣言した。
部長:多聞
副部長兼書記兼会計兼広報:細君
活動目的:和服に親しむことで自分たちの精神的満足を得ること。
活動内容:和服を着る。ブログを書く。
この夏の活動予定:歩いていける距離の夏祭りにはなるべく参加したい(笑) . . . 本文を読む
京都の男のきもの専門店「えいたろう屋」さんの公式ホームページが出来たので紹介しておきます。
男のきもの「えいたろう屋」
以前お店にうかがった時に、ホームページはないんですかと尋ねると。「準備中です」とのことであった。
「この業界は、「PCを使ったことがない」「怖くて触れない」なんていう人がまだたくさんいますから・・・・」
とご主人がもらしていたことが思い出される。
ガンバレきもの業界 . . . 本文を読む
「美味しんぼ」(原作:雁屋哲、画:花咲アキラ)といえば、現在もビッグコミックスピリッツに連載が続いている人気漫画である。
食文化に関する情報に、原作者の図式的な政治的主張を織り込んだ独特の作風なのだが、単行本は累計一億冊売れている(小学館発表)というのだからたいしたものだ。
ところで「美味んぼ」は登場人物の和装率が高いのも特徴だ。準主役である陶芸家・書家の海原雄山や実業家の京極万太郎などは常に和 . . . 本文を読む