多聞 きもの手帳 <男の着物日記>

男の着物、和服で外出、着物関連図書、その他いろいろ

初歌舞伎座!

2007年11月25日 | きもの日記2007
着物を楽しんでいる女性には伝統芸能にも親しんでいる人が多い。 一方の私は、伝統芸能音痴で、芸能界にも疎いので人気の歌舞伎役者の名前もろくに知らない。 今回、細君のブログ知人であるやっぴーさんとリコさんと歌舞伎鑑賞をご一緒させていただけることとなった。歌舞伎座の中に入るのは実は初めてである。 前日にネットと三省堂の歌舞伎ハンドブックで予習・・・・ 演目は以下のとおり。 ・宮島のだんまり ・仮名手 . . . 本文を読む

喪服

2007年11月15日 | 和服の不思議
先日葬式に出席したのであるが、その際の喪服の選び方についていろいろ勉強することがあったので書き留めておきます。 今回の葬式では私の立場は喪主であったので正装が基本である。 で、和服の喪服である黒紋付羽織袴なのであるが、初めてのことでよくわからないので調べてみると、詳細が本によって違う。 喪服として着る場合の半襟、羽織紐、足袋、雪駄の鼻緒の色がばらばらなのだ。 手持ちの本の記述を列挙してみると・・・ . . . 本文を読む

「着流し・・じてんしゃ図書館」で全国行脚 環境保護訴える28歳

2007年11月06日 | きもの日記2007
2007年11月06日 朝日新聞の記事より ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「じてんしゃ図書館」で全国行脚 環境保護訴える28歳  環境破壊の深刻さを知ってもらおうと、着流しにゲタ履きで自転車を押し、全国の図書館を訪ねている人がいる。徳島県出身の土居一洋さん(28)。自らも環境問題を扱った本を積み、貸し出しもする「じてんしゃ図書館」だ。横浜市のパシフィ . . . 本文を読む

春琴抄

2007年11月01日 | きもの映画館/文学館/漫画館
「春琴抄」 谷崎潤一郎 新潮文庫  「春琴抄」 1976年東宝映画 監督:西河克己 春琴:山口百恵 佐助:三浦友和 お嬢様とその下僕の被虐愛的な物語。 三浦友和の佐助は二枚目すぎると思ったが、彼の真面目そうな顔立ちはけっこう役柄に合っているかも、と思った。 大店の問屋の奉公人の役である三浦友和は、最初のうちはおそらく縞柄の木綿。春琴と暮らすようになってからは、出世(?)して着物も少し上等になる . . . 本文を読む