多聞 きもの手帳 <男の着物日記>

男の着物、和服で外出、着物関連図書、その他いろいろ

熨斗目(のしめ)

2007年02月27日 | きものと言葉
着物を着はじめてからしばらくして時々耳にするようになった「のしめ」という言葉。 最初は意味が全然わからず、その音は右の耳から左の耳に通り抜けていた。 「のしめ」が「熨斗目」であり、着物の柄の付け方をあらわすとわかったのは実は最近になってからだ。 しかし、いまひとつすっきりしない。 「熨斗」といえば贈答品などに添えるアレ(上図右)のことである。それと着物とがどうしても結びつかないのだ。 で、辞書の . . . 本文を読む

『安心の着物あわせ―もっと品よく着こなすために』 主婦と生活社

2007年02月24日 | きもの図書室
最近出版された本『安心の着物あわせ―もっと品よく着こなすために…』を読んだ。 女性の和服は多様化の時代をむかえている。 先日紹介した『色っぽいキモノ』などもそれを表している。 そんな中でこの本が目指すのは、年配のキモノの好きの人にもほめられてかつ現代女性の趣味にも合う着物。 具体的に言うと、森田空美さんとか青山「八木」などの提唱する路線だ。 確かに着物の美をあらわしながらもシックな部分を外れない . . . 本文を読む

「緋牡丹博徒 お竜参上」 

2007年02月23日 | きもの映画館/文学館/漫画館
「緋牡丹博徒 お竜参上」 出演: 藤純子、菅原文太 監督: 加藤泰 1970年 「修羅雪姫」に引き続き姐さん系着物の映画。 藤純子主演で好評を博した仁侠映画、「緋牡丹博徒シリーズ」の第六弾。 浅草での芝居興行利権をめぐっての組の抗争に、お竜姐さん(藤純子)と流れものの青山(菅原文太)が絡む。 藤純子のきりりとした姿も見ものだが、今回は菅原文太の着流し姿に注目。 着流しは実は私はあまりやらない。し . . . 本文を読む

うぐいす色

2007年02月21日 | きもの日記2007
先日近所を散歩していたら梅が綺麗に咲いているのを見かけた。 梅の木にすばしこい鳥が集まっていたので写真にパチリ。 この鳥、最初はウグイスかと思ったが、実はメジロであるらしい。 目の周りが白くてまるで魚の目のよう。 ウグイスは滅多に人前に出てこない“声は聞こえど姿はみえない”鳥なのだそうだ。 一方のメジロは梅の花の蜜が大好きで、梅の木に集まっているのが良く観察される。 だから、ウグイスとメジロは . . . 本文を読む

帯かけ

2007年02月20日 | 和装工作室
久々の「和装工作室」。 今回作ったのは帯かけ。 着物を着るときに帯や紐をかける場所として便利。脱いだ後に帯をかけておくものとしても使える。 材料:直径3㎝長さ45cmの丸棒2本、3mの紐、コードストッパー×2、ステンレスのリング1個(以上100円均一点で購入)、下部の紐止め×2(廃品利用) ドリルで丸棒に紐を通す穴を開け、表面をヤスリがけする。 紐を通して、上部にリングを付けて完成。 制作費5 . . . 本文を読む