Steel Pan 珠(たまき)

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花盛りの今日この頃にぴったりの"スティールパンで童謡唱歌"!

2023-04-02 07:51:00 | スティールパンで童謡唱歌
本日の曲はですね、今まででイチバン時間がかかったかもしれません!😅

1.あまり音がちゃんと出せない環境だった!(けど時間がなかったから録音した!笑)

2.低い"シ"の音が欲しかったので、私が持っているテナーパンの中で、かなり特別な低い"シ♭"まで出るテナーパンを使いました。→いつもの位置にいつもの音がない!!!ということで少しワタワタしましてね…!!!

3.この曲の伴奏も好き、ハモりも好き、全部を"2パート"で弾ききりたい!という気持ちもあって、慣れないスティールパンで和音多めの曲ってのが大変で…!!!
(画面分割演奏のアプリに課金すれば4パートまで別々に録れるけど、課金は"スティールパンピアソラ"をやる時までしないと決めている!w)

…などなど、挙げればキリがないですが、今回がんばったんだよぉー!!!!!と声を大にして言いたかったので、なんやかんやと書き連ねました。笑😁


4月2日。
スティールパンで童謡唱歌(92)
『花』
作詞:武島羽衣
作曲:瀧廉太郎


この曲は、瀧 廉太郎サン作曲の歌曲集『四季』の第1曲。

歌曲集『四季』には、第1曲『花』の他にも、第2曲『納涼』、第3曲『月』、第4曲『雪』があるそうですが、第1曲『花』があまりにも有名になり過ぎたせいか、他の3曲が演奏されることは今日ではほとんどないとのこと。

本来のタイトルは「花盛り」だったそうですが、第3曲「月」、第4曲「雪」と合わせるために「花」にした(雪月花)そうです。

◎雪月花(せつげつか、せつげっか)
白居易(はくきょい…唐代中期の漢詩人)の詩「寄殷協律」(「殷協律(いんけいりつ)に寄す」) 一句「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君を憶ふ)」による語で、雪・月・花という自然の美しい景物を指す語…だそうです!

(漢字ばっかりでむじゅかしぃー!!!w)

音読語としては「雪月花」が用いられることが多いようですが、和語としては「月雪花」(つきゆきはな)の順で用いることが伝統的だそうです。

現代では伝統的な日本の美の感覚を連想させる語として、様々な場所で用いられている...とのこと。

1914年の宝塚歌劇団の組の花・月・雪という組分けもここから来ているんですって!
(Σ੧(❛□❛✿)へぇー!!!)

この雪月花に「風」を加えた「雪月風花(せつげつふうか)」という語も存在し、4つの文字それぞれが「冬(雪)」、「秋(月)」、「夏(風)」、「春(花)」の四季に対応しているそうです。

四字熟語でカレンダーのイラストを描いていた時に雪月風花も候補に上がっていたけれど、梅の花が香ってる〜っていう方がいいな…と「雪裏清香」が勝ちました!笑。
作品、コチラ♡(梅の花や蕾…ひとつひとつ切り貼りしたんですよ!)

…でも、描いた絵と四字熟語の意味がちょっと違ったかな?でも梅の別名だからいいのか…!?w



そしてそして。。。

◎瀧廉太郎サンの代表作といえば、『荒城の月』や『箱根八里』などがありますね!
この『花』も、瀧廉太郎サンの歌曲の中でも広く親しいる曲のひとつです。

【歌詞】
春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂(かい)のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき

見ずやあけぼの 露(つゆ)浴びて
われにもの言ふ 桜木(さくらぎ)を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳(あおやぎ)を

錦おりなす 長堤(ちょうてい)に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとふべき


◎1番の歌詞は源氏物語「胡蝶」の巻で詠まれた和歌「春の日のうららにさして行く船は棹のしづくも花ぞちりける」によったものだそうで、、、
◎3番は蘇軾(そしょく…中国北宋の政治家、文豪、書家、画家)の詩「春夜」の一節「春宵一刻値千金」(春の夜のすばらしさは、ひとときが千金にもあたいするほど貴重なものだ)からの着想…だそうです。

歌は歌える、ハモりも完璧に覚えていたりするのに、内容や解説などはあんまり知らない…。。。(^_^;)
今日も改めて感じました。

…と、ブログをアップするだけのために起きましたが、今日はもうしばらく寝て、"睡眠貯金"(なんだそりゃ!?w)をしまーす。オヤスミナサイ。🥱
コメント
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