辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

家宝の「ソニーCF9000」を修理 修理から感じるモノづくり日本を取り戻す。

2020-04-22 21:14:00 | オーディオ
家宝のラジカセ CF9000

ラジカセには珍しく、エレキギターの入力が出来て
「リズム ボックス」が数種類内蔵されている
機種が家宝である。

廃棄するのは可哀そうなので
時間をかけて、分解整備をしてみました。


蓋が閉まらない状態


細かく分解できるのでケースのみにして
中性洗剤で水洗


この頃は、コストもかかっているので
金属パーツも肉厚で耐久性も悪くない


カセットテープの機構は、極力分解して、固着したグリスを
アルコールでぬぐい、ゴムベルトは全て新品交換


カセットの取り出し機構と兼用で
オン オフスイッチもバラバラにして軽く
モリブデンを塗布


モーター部分もキャプスタンのアイドラも
これぞソニー!という雰囲気を醸し出してます。

写真を撮り忘れましたが、
「リズムボックス」の基盤が独立してあり、
基盤上に、リズムのメイン音量、ハイハット系の音量、ドンドンと低音リズムパート音量と
分かれている。
症状として、ハイハットの音がしなかったので、
回路が切れたかなぁ シグナルトレースするの面倒だなぁと
思いつつ調べると、単純に半固定ボリュームの接点が
錆びていて音が出なかっただけである。

ボリュームを動かして、接点復活材を塗布したら
ハイハットも元気になってくれた。

ラジオ受信も、RFのトラッキングが、
少々 ブレていたので
調整して完了。

2ウェイスピーカーを元気にドライブしてくれます。

と、30分ほどでメンテナンス完了

リズムボックスを懐かしんでいるところでございます。

70年代 80年代の製品を通じて
「モノづくり日本」の奥深さを感じつつ

たかだか、「不織布マスク」さへ自由に購入できない
後退国日本のバカさ加減を垣間見たのであった。

次は何を修理しようか、画策中の50歳、平日の過ごし方である。

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